「自分は真面目しかとり得がない。」そう思ったことはありませんか?
真面目さは良い時もあれば、そうじゃないときもあります。
プライベートや恋愛面では真面目過ぎる男性はつまらないといわれることも…。さらに真面目一本な人は仕事で損をするなんてこともあるのです。
性格はなかなか直せるものではありません。
しかし真面目な性格を仕事や恋愛でうまく使い分けて、自分の武器にしていきたい人もいるのではないでしょうか。
今回はそんな真面目なあなたに贈るオンリーワンになるための処方箋です。
直すのではなく、真面目すぎる性格を活かす方法を知ってあなたらしい生き方のヒントにしてみてください!
真面目な人の特徴
真面目な人の特徴をまとめてみました。自分に当てはまる所をあるかも知れません。全部当てはまったら、超真面目人間かも?!
正義感が強い
不正や相手への不誠実が許せないような、正義感が強い人は真面目な傾向にあります。
「真面目」という言葉の意味は、真心があることですね。
自分や他人に対して嘘偽ることができない、嘘をつくだけで体中がむずむずするような人は不誠実さに耐えられない人。
そうした正しい気持ちを愛する人は、真面目になってしまうのです。
人への気遣いができる優しい人
相手の気持ちを察することができる人は心がある証拠ですね。
自分や相手に対して損がないよう考えられるのも、しっかり自分と他人の気持ちを考えているからこそできることです。
優しさの半分は真面目でできているのかもしれません。
几帳面
規則正しいことを几帳面と呼びますし誰しも物事にマイルールがあると思います。
マイルールをはじめとした決めごとを順守するというのは、根気が必要です。
規則やルールを破らないでいられる人を真面目と呼ばずに何と呼ぶでしょう。
人はルールを破りたくなるものです。
日々生活していて、一度心に誓ったはずのダイエットやジム通いを続け、暴飲暴食をやめることがどれほど難しいことか。
読んでいる方は思い当ることでしょう。掟を守り続けることは、自分に対して誠実であることです。
真面目さと几帳面さは切ってもきれないのです。
論理的な人
考えを組み立て、その考えが合っているか考えられる人も真面目といえます。
物事に対して理由があり、そしてそれが正しいかどうか考えることはいい加減じゃないからできることです。
ロジカルであればあるほど真面目である可能性があります。
真面目の良いところ
真面目さの良いところを紹介します。真面目であることはこんな良いことなのです。
信頼感
自分や相手に偽りがなく、真心がある人は信頼できるものです。信頼は言葉よりも行動に現れます。
口は出すけど何もしない人が信頼されないように、言葉では正しいことを言っても行動が伴わないとその人の価値は上がらないのです。
信頼は何においてもチャンスを与えてくれます。真面目な人は、そうした信頼を既に勝ち取っています。
責任感
真面目な人は責任感があります。自分の行いに責任を負うことは、きちんと考えがないとできないことで誰しもできることではありません。
きちんと自分や他人のことを考えて行動できることは、誠実な気持ちや論理的な思考があってできることです。
そうした行動は信頼にもつながります。
分別がある
公私混同しないで、きちんと物事を分けられるのが真面目な人の特徴です。
論理的に考えることができ、相手のことも含め考えられるからこそ、分別は成り立ちます。
自分のことばかり考えている人に真面目な人はいません。
仕事でも近所つきあいでも、ほどほどにできる人は真面目な人であり、いろんなきっかけや縁に恵まれる可能性があると思いませんか?
真面目のダメなところ
こんどは真面目さのネックを紹介します。真面目もほどほどにしましょう。
考えすぎる
真面目であろうとすると、つい色々考えてしまいます。
例えば「自分に対して誠実なのに相手に対して不誠実で悩む」、「自分はこう思うがこの理屈は正しくないかもしれない」。
こんな風に色んなことに対し、正しい答えを出そうとしてしまう傾向にあります。
それだけ誠実であろうとするからこそですが真面目のネックポイントですね。
優しすぎる
相手への誠意から、つい寛容を超えて優しくなり過ぎることがあります。
相手に対して言わなければならないことが言えなかったり、我慢してしまったりと優しさも度を超すとただのお人よしです。
真面目だからこそ慎重に考え、色んなことをしたくなります。しかし優しさの使い方を間違えると凶器になってしまうことも。
真面目な皆さん、使い方を間違えないようにしてくださいね。
融通が利かない
真面目な人は自分の考えにこだわりすぎてしまうことがあります。
自分が正しいと思った行動にこだわるからこそ、柔軟に対応できない。そのことに気づけないのです。
真面目な人は頭でっかちになりすぎないように気をつけましょうね。
真面目はつまらない?真面目は使いこなせば上手くいく!
「真面目=つまらない」と思っていませんか?そんなことないですよ。つまらないのではなく使い方がヘタなだけです。
真面目は性格の1つで、何かと合わさるから「真面目」になるといえます。
不正が許せなかったり、自分のことも他人のことも良く考えて結論を出せるといった自分の個性に、何かが加わるから「真面目」になるのです。
ですからはじめに書いた「真面目しかとり得がない」「真面目=つまらない」なんて有り得ません。
きっと自分のことがよく分かっていないだけなのです。
そして、真面目になれる素質を持つ皆さんは、ぜひ真面目さを使いこなして、上手くいく真面目さをマスターして欲しいと思います。
女性にモテるスマートな真面目の使い方
では、始めに恋愛でどんな風に真面目さを使ったら良いかお伝えします。是非参考にしてみてください。
良かれと思って行動したことは相手に通用しない
気をつけたいのが、正義感だけで行動してしまうこと。良かれと思ってやったことが相手にはうっとおしく思えることもあります。
とくにあまり関係が深くない女性への正義感は引かれてしまうダメポイントです。
例えば、「女性は守るべきもの」「女性に優しくあるべき」「ゆっくり関係を深めよう」。
もう聞いただけでダメポイント満載です。
守られる筋合いがないと思う女性もいますし、言うことを聞いてばかりの男はつまらない!と思われてしまうのです。
古い考えとはいいませんが、女性に対しこうあるべき!という考えを一度捨てて欲しいと思います。
自分を良く見せようとしすぎない
相手に対していい男でいようとか、誠実すぎを演出するのも良くありません。これから関係を深めようとする人に気を使い過ぎるのはダメです。
女性が最終的に付き合うかどうか決めるポイントは、中身を受け入れられるかどうかです。
男性はあまり気が付いていませんが、プライドの高さや見栄っ張りは女性にとってマイナスポイントになります。
自分をさらけ出している人と、相手に合わせて誠実さを演出している人では前者が間違いなくモテます。
固定概念を捨てて、ワガママな自分も、実は頑固な自分も隠す必要はないですよ。
時に気持ちをくみ取る工夫をする
女性は共感の生き物。老若関係なく相手に共感してもらいたい、受け入れてほしい生き物なのです。
しかし女性も自分の意見をもっています。ただその理由が主観的で感情的で、合理的ではないことがほとんどだから理解されないようです。
真面目な人は論理的で、そうした女性の一面を理解できないことがあるのではないでしょうか?
女性は理屈や利益ではないのです、そうしたいからそうするのです。
感情のままに動く相手に理屈を持ち込むとどうなるか想像つくと思います。
「こうしたらいいのに」と思って解決を提案するよりも、まずは「ナゼそう思ったのか」を想像する視野の広さをもって欲しいですね。
タイプの違う生き物と接すると思って、少し視野を広げてみてください。
仕事で利用されないための真面目術
真面目だと安請負させられます。そんなことばかり繰り返していると「自分が弱い人間」になったように思えてきませんか?
そう、それは真面目をダメなふうに使っているからです。良い真面目術を身につけましょう。
我が道を行かない協調性と政治力を身に着ける
真面目だと仕事も一生懸命取り組みます。成果が目に見えても見えなくても頑張るのが真面目な人の特徴です。
そうした時、良くあるのが周囲の人との温度差ではないかと思います。
同じ職場でも同じ熱量と思いで働くことは、とても難しいもの。そうしたとき、必ずいるのは「口は出るけど何もしない評論・理屈家」です。
真面目な人には天敵といえるかもしれません。そうした人に仕事を振られて損するのは自分なのですから。
一番やってはいけないのは、ゴーイングマイウェイでいること。どんなに優秀で働きものでも1人ではダメなのです。
とにかく組織のなかでは、どんな形でもいいので協調するポイントを決め、政治力を身につけましょう。
引くときは引き、情報を出入れする人・情報を流す人を決め根回しするのです。
真面目な人は、そこまでしないと浮きます。真面目だからこそ注意が必要なのですよ。
「仕事」だと思って話をしたり職場の人間の好き嫌いを捨てる
そうはいっても、真面目だからこそ意固地になったり、我が道を突き進んでしまう人も少なくありません。
そうした人は人間関係がもつれやすいですね。
人間関係がうまくいかない生真面目な人は、すべてを「仕事」だと思って取り組んでみてはどうでしょうか?
同僚に好きも嫌いもないと思って接する、話すことも仕事だと思う、話を聞くなど、職場環境をよくする活動も仕事のうちです。
一番ダメなのが、勝手に我が道を進んでおきながら相手に理解を押し付けたり、引っ込み思案になること。
これらは自分勝手なことですからね。
真面目を捨てられないなら、徹して真面目でいきましょう。
頼まれた時にとっさに使える「Why」
人間関係は良好だけど、何かと頼られたりアテにされたりすることもあります。
信頼されているのかもしれませんが、いつもいつもアテにされて仕事を請け負ってばかりでは面白くないはずです。
だからといって嫌とも言えない。そんなときに是非ひとこと「Why」を加えてみてください。
「分かりました」に続いて「でもなぜ私なのですか?」というのです。これは拒否するためではなく、相手と話をするため。
真面目だからこそ、頼まれてアテにされるのはツキモノです。コミュニケーションをとることを是非試してみてください。
一貫して真面目な人はいない 真面目は使い方次第で武器になる
実際には、一貫して真面目な人というのはいないです。
これまでお伝えした中には一見真面目さに関係ないように思える項目もあるかもしれません。
それこそが、真面目ゆえにダメポイントのドツボにハマりやすい点という自覚を持ちましょう。
もちろんうまく使えば、真面目さは自分の良いところになります。
自分が真面目なのはどういう人間だからなのかを分析して、どんなシチュエーションで真面目になるか使い分けて欲しいと思います。
オンリーワンなあなたになるために
いかがでしたか?
真面目な人の特徴から、良いところ・気をつけたほうがいいところ、女性への真面目アピールのポイントまでお伝えしてきました。
真面目な皆さんの参考になったでしょうか?
「真面目だからつまらない」「真面目だから損している」というのは違います。使い方次第だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
自分を知って真面目を武器にしてください。良いところを見つけるチャンスです!
これが真面目な皆さんの豊かな人生のための処方箋になれば嬉しいです。