健康管理・体力作り・ボディメイキングなど、トレーニングやワークアウトの目的や方法はさまざまです。
それと同じように、ワークアウトウェアの種類もさまざまなものがあり、ワークアウトの種類に合わせて選ぶ必要があります。
メンズ用のワークアウトウェアの種類とトレーニング効果の関係や、ウェア選びのポイントをチェックしていきましょう。
ウェア選びでワークアウトの効果は変わる!
ワークアウトに合わせたウェアを選ぶことで、トレーニングの効果を高めることができます。
逆に合わないウェアを選ぶとワークアウトがやりにくくなる上に効果も上がりません。
どのような理由があるのかチェックしてみましょう。
動きやすさが変わる!
ワークアウトの内容によって動かす部位や動きの継続性などは異なります。
ランニングなどは常に体が動いているようなトレーニングですし、ウェイトトレーニングは短時間で集中的に力を発揮します。
筋力の使い方や体の動かし方がトレーニングによって異なるように、ウェアもそれに合わせたものを選びましょう。
運動のしやすさが大きく変わります。
体をサポートするウェアがある!
インナーウェアには体をサポートする働きをするものがあります。
ワークアウトの内容に合わせてウェアを選ぶことで、怪我の予防やパフォーマンス向上などの効果があります。
シューズは効果と安全性を高めることができる
ワークアウトウェアを考えるときにはシューズのことも忘れないようにしましょう。
トレーニングに合わせたシューズを履くことで、効果が高まるだけでなく安全にトレーニングを行うことができます。
ワークアウトウェアの種類をチェック
ワークアウトウェアを選ぶときにはどのような種類のウェアがあるのかを知っておくと便利です。
意外と知らずにウェアを選んでいる人も多いですが、組み合わせを考える上で種類を知ることは重要です。
トップス
基本となるトップスはTシャツですが、他にもノースリーブシャツやタンクトップ、ポロシャツなどがあります。
どんなトップスにしようか迷ったときはTシャツタイプを購入してみましょう。
ボトムス
ボトムスはロングパンツ・ハーフパンツ・ショートパンツの3種類が基本です。
その中でもジョガーパンツやサルエルパンツ、クロップドパンツなどの種類があります。
またレギンスやインナーと重ね履きをする人も多いです。
アウター
トップスとボトムスだけは肌寒いという場合やウォーミングアップのときに早く体を温めたい場合にアウターも考えておきましょう。
ワークアウトで使えるアウターにはジャージ・ウィンドブレーカー・スウェットなどがあります。
インナー
インナーはシャツとパンツがあり、それぞれ長さの種類もさまざまです。
保温性・冷感性・ストレッチ性などが商品によって変わりますし、トレーニングに合わせて選ぶと良いでしょう。
機能性インナーも種類が豊富ですので、どのようなトレーニングを行うかによって選びましょう。
ワークアウトウェア選びのポイントをチェック
ワークアウトウェアを選ぶときのポイントをチェックしていきましょう。
デザインや価格で選ぶ人も多いですが、機能性や着心地の良さも重要なポイントです。
機能性
ワークアウト時には汗をかくため、吸汗性や速乾性の高いものを選ぶことが基本です。
ほかにも伸縮性や接触冷感性・ドライ性などさまざまな機能が備わっているウェアが多いです。
またコンプレッションインナーは筋肉のブレを抑えることでパフォーマンスを向上させたり筋肉疲労を抑えたりする効果があります。
関節や筋肉の動きをサポートして怪我を予防する効果もあります。
フィット感と着心地の良さ
動きやすさを追求するため、フィット感と着心地の良さを重視しましょう。
ぴったりとしたウェアでも伸縮性が高ければ動きやすいです。
肌触りの良さや滑らかさなどの着心地もトレーニングを快適に行うための重要なポイントです。
素材
ワークアウトウェアの素材は商品によってもメーカーによってもさまざまです。
主に綿素材や化繊素材がありますが、それぞれを組み合わせた素材もあります。
綿素材は肌触りがよいですが、汗を吸うと重くなり乾きにくかったり体に張り付いたりというデメリットがあります。
化繊素材は吸汗速乾性などの機能性を付与しやすいですが、綿素材に比べると肌触りの点で劣ることがあります。
最近ではメーカーが独自に開発した素材も多いですので、ぜひ注目してみましょう。
メーカー
メンズ用のワークアウトウェアを開発・販売しているメーカーは非常に多いです。
人気の高いメーカーはNIKE・adidas・MIZUNO・PUMA・Reebok・New Balance・UNDER ARMOURなどがあります。
これらのメーカーは人気も高く、使用者も多いため信頼して使用できるというのが大きなメリットです。
ただし人気メーカーの商品は価格が高いというデメリットもあります。
インナーは下着メーカーも開発や販売を行っていますので、チェックしてみましょう。
価格
ワークアウトウェアは価格ももちろん重要なポイントです。
何着購入するかという点やウェアに対する自分の中での重要度の高さによって予算は変わります。
一般的に価格の高いウェアほど高機能であることが多いですが、人気メーカーの商品はやや価格が高めになります。
デザイン
トレーニングを行う際にはウェアのデザイン性もしっかり考えて選ぶと良いでしょう。
1着ごとのデザインはもちろんですが、シューズまで含めたトータルのコーディネートを考えましょう。
配色も重要なポイントで、地味すぎたりうるさすぎたりしないようにすることを心がけましょう。
配色の基本は「メイン・サブ・差し色の割合が7:2:1」といわれています。差し色を入れるのが難しければ2色でも構いません。
ウェイトトレーニング向けのメンズ用ワークアウトウェア
マシントレーニングやバーベルなどのウェイトを使ったトレーニングなど、筋トレの種類は非常に多岐にわたります。
ウェイトトレーニングに向いているメンズ用のワークアウトウェアの選び方をチェックしてみましょう。
吸汗速乾性の高いウェアを選ぶ
トレーニング全般にいえることですが、吸汗速乾性の高いウェアを選びましょう。
ウェイトトレーニングでは汗をかいたまま動かない時間も長いため、体が冷えて怪我の原因になることがあります。
またベタついて不快な思いをすることもあるので、吸汗速乾性の高いウェアを選びましょう。
筋肉をしっかりと見せられるものが良い
ウェイトトレーニングをしている人は筋肉を見せられるようなノースリーブやタンクトップなどを着るとよいでしょう。
筋トレの成果がしっかりと出ていることを確認しやすくなりますし、自分の筋肉をアピールしやすくなります。
筋肉も自分のファッションやスタイルの一部として考えて、しっかりと全面に出していきましょう。
ノースリーブやタンクトップなら腕の可動域を広く取ることができるため、機能面でも役に立ちます。
コンプレッションインナーの選び方に注意
人気の高いコンプレッションインナーは筋トレ時には注意が必要です。
筋トレをして筋肉を肥大させたいという場合には一瞬で大きな力を出す無酸素運動を行います。
コンプレッションインナーは無酸素運動よりも筋肉のサポートをして疲労を軽減させるため有酸素運動に向いています。
そのため、筋肉を肥大させるのにはむいていません。
サーキットトレーニングのような有酸素運動と組み合わせた筋トレならコンプレッションインナーを使うと良いでしょう。
また、筋トレ後のリカバリーとしてコンプレッションインナーを着用するという使い方もおすすめです。
シューズは底の薄いものがおすすめ
ウェイトトレーニングをするときには、底の薄いシューズを選ぶと良いでしょう。
底の厚いシューズでは重いウェイトを持ったときに不安定になったり足首をひねって痛めたりする恐れがあります。
ランニング向けのメンズ用ワークアウトウェア
ランニングやウォーキング、バイクマシンなどの有酸素運動に向いているワークアウトウェアの選び方をチェックしましょう。
通気性の良さと吸汗速乾性を重視する
ランニングなどの有酸素運動は筋トレよりも長時間に渡って継続的に行うトレーニングです。
そのため非常に汗をかきますし、そのままの状態でトレーニングを続けなければいけません。
汗をかいたままの有酸素運動でシャツが貼り付いたりベタついたりするのは非常に不快です。
できる限り吸汗速乾性の高いウェアや通気性の良いウェア、ドライ素材を用いたウェアなどがおすすめです。
Tシャツとハーフパンツがベスト
トップスは程よくフィットしたTシャツとハーフパンツの組み合わせが良いでしょう。
Tシャツはジャストサイズの物を選ぶと走るときに服が邪魔になることがありません。
寒い時期でなければ、ハーフパンツを選ぶと通気性もよく涼しく快適に走れます。
コンプレッションインナーがおすすめ!
コンプレッションインナーは有酸素運動にこそ効果を発揮します。
筋肉の余計なブレを抑えるため疲労を軽減することができ、力を効率よく地面に伝達できます。
またテーピングのようなサポート効果もあるため関節の怪我も予防できます。
コンプレッションインナーは汗を効率よく吸収して放出する働きがあるものが多く、夏でも快適です。
冬場には保温性のあるものを選んでおくと良いでしょう。
ヨガ・ストレッチ向けのメンズ用ワークアウトウェア
ゆったりとヨガやストレッチなどでリラックスをしたい場合のメンズ用ワークアウトウェアの選び方をチェックしてみましょう。
ゆったりとした動きやすいものを選ぶ
ヨガやストレッチはリラックスが目的です。そのためゆったりとした動きやすいものを選ぶことをおすすめします。
ヨガ用のウェアも販売されていますので使用してみると動きやすさに驚くでしょう。
大きな動きを取れるものがおすすめ
かなり可動域を広く取る必要があるため、肩から腕を回しても突っ張ったりひっかかったりしないようなウェアを選びましょう。
腰を曲げても背中が出ないようなウェアやあぐらをかいてもつっぱらないようなウェアがおすすめです。
着心地と肌触りもチェックしよう
せっかくリラックスするために行うヨガやストレッチですから、着心地や肌触りの良さもチェックしましょう。
肌触りがよく吸汗性の高いウェアがおすすめです。
まとめ
ワークアウトウェアはトレーニング種目によって適するものを選びましょう。
トレーニングの効果を最大限に活かすことができ、快適にトレーニングを行えます。
中には怪我を予防したり疲労を軽減できるウェアもありますので、ぜひウェアを選ぶときにもこだわってみましょう。