靴下はボトムスに隠れるため、あまり気を使っていない男性も多いです。
ですがちらりと見えたときに服装やTPOに合っていない靴下を履いているのがわかると、好感度が一気に下がります。
もちろん足首の見えるような服装のときには靴下選びには気を使わなければいけません。
靴下の種類や機能性、選ぶときのポイントをご紹介します。
特にビジネス用とスポーツ用・カジュアル用の違いはしっかりとチェックしておきましょう。
靴下をチラ見せするコーデのポイントもご紹介します。
オシャレの基本はまず足元からといいますので、靴下選びのセンスをアップさせましょう。
メンズ靴下の長さや形による種類をチェック
メンズ用の靴下はまず長さや形による種類分けをチェックしておきましょう。
それぞれどのようなときに履くのかを知っておくと選ぶときのポイントになります。
通常の長さのソックス
通常の靴下はスネの中央・ふくらはぎくらいまでの長さのものが一般的です。ビジネスソックスのほとんどがこの長さのものです。
カジュアルな靴下でも非常に色や柄などのバリエーションが多いので、長さに困ったらこのタイプを買えば問題ありません。
スーツのときには必須アイテムで、私服でもボトムスの裾からチラ見せさせたいときはこのタイプを選びましょう。
ハイソックス
ひざの下・スネの上あたりまでの長い靴下がハイソックスです。子どものころに履いたことがあるという人もいるでしょう。
スポーツ用以外ではあまり選ばれることがない靴下ですが、防寒用として寒い時期に役立ちます。
ゴルフ用としてハイソックスやひざ上までのニーハイソックスを使う人もいます。
アンクレットソックス(スニーカーソックス)
スニーカーを履く人から絶大な人気を誇るのがアンクレットソックスです。
スニーカーに合わせることが多いためスニーカーソックスとも呼ばれます。
くるぶしの下あたりまでの長さの靴下で、ローカットのスニーカーを履いたときにゴムの部分が見えるのがポイントです。
カバーソックス
アンクレットソックスよりも短く、靴を履いても見えない程度の長さの靴下がカバーソックスです。
女性がパンプスを履くときに使うものが元になっていますが、男性用も多く売られており愛用者も増えています。
裸足で靴を履くことに抵抗があるけれど靴下を見せたくないという場合に重宝します。
脱げにくい場合があるので滑り止め加工のものを選びましょう。
スリークォーターソックス
通常の長さの靴下よりやや短めのものをスリークォーターソックスといいます。
スポーツブランドから販売されていることが多く、運動をしても動きのじゃまにならない長さが特徴です。
メンズ靴下の用途による種類をチェック
メンズ用の靴下には用途に合わせてさまざまな種類のものがあります。
どのような用途で使う靴下なのかを知っておくと選ぶときの基準になるため便利です。
また、ビジネス用靴下とスポーツ用靴下の違いもチェックしておきましょう。
ビジネス用靴下
ビジネス用靴下は黒や紺など暗めの色の靴下が多いです。
革靴に合わせて履くことを想定されているため薄手で通気性がよく、長時間の外回りなどでも蒸れにくく出来ています。
スポーツ用靴下
スポーツ用靴下はビジネス用・カジュアル用に比べて高い機能性を持っているのが特徴です。
ビジネス用に比べて底の部分が厚手にできており、クッション性に優れています。
吸汗速乾性が高いものが多く、フィット感が良いのも特徴です。またスポーツの種目ごとに合わせた靴下を選ぶと良いでしょう。
カジュアル用靴下
カジュアル用靴下は機能性よりは色や模様といった見た目の部分に重きが置かれていることが多いです。
アンクレットソックスやカバーソックスなどはずれないように滑り止めがついているものもあります。
ブーツ用・アウトドア用靴下
ブーツ用やアウトドア用の靴下は足を守るために分厚く出来ており、防寒性の高さが特徴です。
夏に履くにはあまり向いていませんが、冬には非常に重宝します。
さまざまなパターンのものがあるため、チラ見せとしても役に立つアイテムです。
ただし分厚いため革靴には合わせにくく、スニーカーでもヒモでサイズを調節しておかなければいかないのでやや不便です。
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メンズ靴下を選ぶときのポイント
メンズ靴下を選ぶときには形やデザインはもちろん、機能性にも注目すると良いでしょう。
靴下を選ぶときのポイントをチェックしていきましょう。
吸汗速乾性
外回りの仕事が多い人やスポーツをする人は、吸汗速乾性を重視して選びましょう。
汗をすばやく吸収して外に放出しやすくすると靴の中で蒸れて不快になることを防げます。
足に直接触れている靴下がさらりとしていると非常に快適です。
防菌・防臭性
靴下の臭いは雑菌が繁殖することで起こり、通気性の悪い靴の中は湿度が高いため臭いが発生しやすくなります。
そのため防菌・防臭性の高い靴下を選びましょう。
特に革靴はスニーカーに比べて通気性が悪く臭いやすいので防菌防臭性を重視するのがポイントです。
保温性・通気性
足は温度の変化を敏感に感じ取る部分です。
夏は通気性の高い靴下を履けば涼しく感じられますし、冬は保温性の高い靴下を履いて体を温めることが出来ます。
季節に合わせた靴下をチョイスしましょう。
クッション性
特にスポーツをする人はクッション性の高い靴下を購入しましょう。
登山などで長時間固い場所を歩くという人も底の厚い靴下を購入して足の裏からの衝撃を最小限にすることをおすすめします。
五本指ソックス
5本指ソックスは指の間の蒸れを防ぐ働きがあるほか、5本の指でしっかりと地面を掴むグリップ力の高さが魅力です。
ビジネス・カジュアル用だけでなく最近ではスポーツ用もありますので、試してみると良いでしょう。
メーカー
靴下はメーカーに注目して選ぶという方法もあります。
安いからという理由で購入すると肌触りや履き心地が悪いという場合があるので注意しましょう。
多くの人が愛用しているメーカーの商品なら口コミをチェックすることもできますし、信頼して使用することが出来ます。
価格
靴下の価格はピンからキリまであります。1足あたりの価格が高いほど高品質なものである場合が多いです。
靴下は1足だけでなく複数足そろえる必要があるアイテムですので、自分が無理なく購入できる価格のものを選びましょう。
メンズ靴下のおすすめブランドをチェック!
男性向け靴下のおすすめブランドをチェックしてみましょう。
Paul Smith
プライベートでチラ見せを楽しみたいならポールスミスはうってつけでしょう。
カラフルでありながらうるさすぎないカラーリングはさすがといえる超人気ブランドです。
価格はやや高めですが、履いて納得・満足できる高品質が特徴です。
BURBERRY
イギリス生まれの人気ブランド・バーバリーの靴下はビジネスにも使えてワンランク上のオシャレさを演出してくれます。
バーバリーといえばチェックが有名ですが、ビジネスに合った暗めのものや、プライベートでも使えるアーガイル柄などが人気です。
Mont-bell
アウトドアメーカーで有名なモンベルですが、中でもwickron(ウィックロン)というトレッキング用の靴下がおすすめです。
吸汗速乾性に優れており、蒸れない・すぐ乾く・臭わないと三拍子揃っているため夏でも快適に過ごせます。
また冬には保温性の高いメリノウール素材の靴下がおすすめです。
UNDER ARMOUR
機能性を求めてスポーツブランドの靴下を購入したい人におすすめなのがアンダーアーマーです。
吸汗速乾性はもちろん防菌防臭性も高く、フィット感が良いのも特徴です。
夏向けのヒートギアと冬用のコールドギアで使い分ければ1年中快適です。
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靴下を活かしたチラ見せコーデのポイント
靴下を活かしたチラ見せコーデのポイントをチェックしてみましょう。
コーディネート全体で色を使いすぎないようにすることが一番のポイントですが、他にも以下のような点に気をつけましょう。
白い靴下は避けた方が無難
白い靴下はチラ見せするにはコーディネートが難しいので避けた方が無難です。非常に野暮ったい印象に見られることが多いです。
白い靴下をうまくチラ見せできる人はオシャレ上級者ですが、暗い色の靴とボトムスに合わせるとうまくいきます。
ビジネスならスーツ・靴と同系色を
ビジネスで靴下のチラ見せを考える人は多くありませんが、座ったときなどに少し靴下が見えてしまうことがあります。
そんなときにオシャレな印象を与える場合はスーツ・靴と同系色のものを選びましょう。
アーガイル柄のものはインパクトがありつつうるさすぎないのでオシャレに見えておすすめです。
カラーリングを考えよう
靴下のチラ見せを考えるときに、目立つ色を入れたいと思う人は多いと思います。
下手をすると目立ちすぎてしまったり、アンバランスだったりすることがあるので注意しましょう。
靴下を目立たせたいときは靴下以外を暗めのモノトーンにするとうまくまとまります。
靴下を服と同系色にしたり、服の中で使われている色の靴下を履いたりすると一体感が出るのでおすすめです。
メンズ靴下のお手入れの仕方をチェック!
靴下は毎日のお手入れが大切です。黄ばみ・黒ずみ・臭い・泥汚れなど、早めに対処することで長く使用することが出来ます。
靴下の正しいお手入れ方法をチェックしていきましょう。
スポーツ用靴下は泥をしっかり落とそう
靴下には砂ぼこりなどが入り込みやすいものです。特に屋外のスポーツで使用する靴下は泥だらけになることも少なくありません。
泥や砂などで汚れた靴下はすぐに水につけてしまいたいところですが、汚れを落とすポイントは水につける前にあります。
乾いている間に砂や泥を落としてしまいましょう。
叩いて大まかに泥や砂を落としたら、歯ブラシなどを使って砂の粒などをしっかり取り除いてください。
これをやらずに水につけると、砂の粒が繊維の間に入り込んで取れにくくなってしまいます。
染み込んだ汚れは早めの浸け置き洗いを
足の裏は汗をかきやすい場所の一つです。そのため泥や砂だけでなく汗による汚れも染み込んで落ちにくくなってしまいます。
染み込んだ汚れを落とすためには、早めに浸け置き洗いを行いましょう。
洗剤を直接汚れている部位にかけて染み込ませ、お湯の中に2〜3時間から半日程度つけておきます。
長時間つけておくと繊維が傷んでしまうので注意しましょう。
臭いをしっかり除去するポイント
重曹を使うと臭いまで取れるのでおすすめです。40度くらいのお湯の中に重曹を入れ、30分程度浸け置きをしておきましょう。
その後洗濯機で洗濯すると嫌な臭いが取れてすっきりと履くことが出来ます。
重曹の量は洗面器一杯分のお湯(2L程度)につき小さじ2杯程度(10g)で十分です。
干し方にもポイントがある
型崩れを防ぐため、干し方にもポイントがあります。つま先を下に向け、ゴムの部分を洗濯バサミで止めて干しましょう。
ゴムの劣化を防ぐために日陰干しにすることをおすすめします。
メンズ靴下の選び方まとめ
暑い日や外出が多いときでも快適に過ごすために靴下の選び方は重要です。
また、どんなにオシャレにキメていたとしても靴下のチョイスを間違えると台無しになってしまう場合があります。
機能性・デザインはもちろん、コーディネート全体の中での色味をしっかりと考えて選ぶことをおすすめします。
また靴下を長持ちさせるため、正しいお手入れを行いましょう。足元からしっかりとオシャレを楽しんでみてください。