ビジネスで商談をする際には見た目の印象が非常に大切です。好印象を得るために最適な髪型とはどのようなものなのでしょうか?
若々しく爽やかなヘアスタイルや落ち着いたダンディなヘアスタイルなど、さまざまな髪型をご紹介します。
好印象なビジネスマンの髪型の傾向や年代別のスタイル、セット方法などをチェックして明日からの身だしなみに活かしましょう。
好印象なビジネスマンの髪型とは?
ビジネスマンとして好印象を得やすい髪型についてチェックしていきましょう。
さっぱり短髪!
スーツによく似合うのはさっぱりとした短髪です。爽やかな印象を得やすい髪型だといえるでしょう。
ただ短くするだけではなく、自分の顔の形やスーツスタイルに合わせた長さ・セットを見つけると良いでしょう。
額を出していると明るい印象に
短すぎる髪型が好きではないという人は前髪をアップバングにして額を出してみてはどうでしょうか。
センターパートでも七三分けでも良いですが、額が出ているだけで明るい印象になります。
もちろんその場合は眉毛を整えることも忘れないようにしましょう。
長すぎない・立てすぎない
ビジネスマンとしては長すぎる髪は好ましく思われません。
襟足は襟にかからない程度にし、前髪も目にかからないくらいの方が良いでしょう。
逆に短くしてツンツンに立てる髪型というのも子供っぽく見られやすいので避けておいた方が良いでしょう。
爽やかさの中にある程度の落ち着きを感じられるような髪型がスーツスタイルやビジネスの場でふさわしいです。
ボリューム軽めの黒髪がベスト
髪のボリュームは軽めの方が良いでしょう。スーツは暗めの色のものが多く、どうしても雰囲気が重くなりがちです。
そのため髪の毛のボリュームが重いともっさりとして見えることがあります。梳いて軽くした黒髪が爽やかでベストです。
ツーブロックでボリュームダウンするというのも良いでしょう。
現代風の七三スタイルもGood
昔のビジネスマンは七三分けでビッチリと固めているイメージがありますが、最近でも七三分けは非常に一般的です。
ぴっちり固めすぎずにほどよく分けて前髪を上げておけばビジネスにも似つかわしいスタイルになります。
もちろんプライベートでも応用できて便利です。
20代の爽やかなビジネスマンの髪型はコレが正解!
20代は若さを活かした爽やかな髪型にすると好感が持てます。実際に写真を見ながらチェックしてみましょう。
七三分けのバリエーション
【七三分けヘアスタイル特集】七三分けと言えば、ビジネスマンにとってオンオフ問わず硬派且つ洒脱な雰囲気を演出できるヘアスタイルだ。今回は”七三分け”にフォーカスして注目のヘアスタイルをピックアップ!https://t.co/wfpsAcXg2y pic.twitter.com/bp57LLZfiH
— OTOKOMAE / 男前研究所 (@otonanootokomae) February 14, 2017
前髪をアップバングさせて爽やかさをアップさせた七三分けのバリエーションです。
スーツスタイルには間違いなく合うので、迷ったらこの髪型にしてみましょう。
爽やかなショートスタイル
サイドを短めのツーブロックにしたソフトモヒカンはスーツスタイルにも非常によく似合います。
爽やかさに加えて精悍な印象を与えることができ、若々しいエネルギッシュなイメージです。
30代のダンディなビジネスマンの髪型はコレが正解!
30代になると20代のころほどのフレッシュさが鳴りを潜め、徐々に落ち着いた雰囲気を醸し出したいところです。
どのような髪型が良いか見ていきましょう。
少し長めの七三分けはツーブロックでスッキリと
少し長めにした七三分けですが、ツーブロックでサイドを刈り上げているためボリュームを抑えることができます。
カッチリしたコームオーバーにチャレンジ!
https://www.instagram.com/p/B3n_qdGHS-I/?utm_source=ig_web_copy_link
七三分けの中でも特にカッチリとしたコームオーバーに挑戦してみましょう。
海外でも非常に人気の高いスタイリッシュなヘアスタイルです。
ビジネス向けの髪型のセット方法を動画でチェック
ビジネスに使える髪型のセット方法を動画でチェックしてみましょう。
簡単にできる七三分けセッティング
ざっくりとセッティングしやすいのにキッチリと決まる七三分けのセッティング方法を見ていきましょう。
時間が無いときにでも5分程度あればあっという間にセットできるのでおすすめです。
- 髪を8割程度まで乾かしておく。
- 前髪をやや後ろにかきあげるようにドライヤーを当てて乾かしていく。
- この時点で七三分けになるように髪型を作っていく。
- サイドが膨らみやすいという人は手で押さえた上からドライヤーの温風を当てていく。
- ざっくりと七三分けになっていればOK。
- ポマード(グリース)を手に取り、手のひらにしっかりなじませる。
- 毛先の方から整髪料をつけていき、髪全体になじませていく。
- サイドを押さえてセットするとスッキリ見える。
- 目の荒いブラシを使うとカッチリしすぎずに髪が収まるのでおすすめ。
4wayに応用可能なビジネススタイルのセット方法
4種類に応用ができるビジネス向けのヘアセットのやり方を見ていきましょう。
センターパート・七三分け・ハーフアップ・オールバックの4種類の髪型を作ることができます。
まずはセンターパートから見ていきましょう。
- センター分けにしてドライヤーで乾かしていく。
- 毛先を後方に流すようにしながらドライしつつ形を作る。
- ファイバー系のワックスとジェルを1:1〜2:1で混ぜて手に拡げてなじませる。
- しっかり手に拡げたら後ろ側からワックスを付け始める。
- 中間から毛先にかけて均一になるようにつけていき、揉み込んで毛束感を出す。
- ドライヤーで作った形にあわせて整えていく。
- 耳に毛をかけると清潔感がアップするのでおすすめ。顔周りは残すこと。
- バックは手ぐしで中央に寄せるようにする。
次は七三分けです。整髪料をつけるところまでの手順はセンターパートと同様です。
- 黒目の上辺りからサイドに分けて七三分けにする。
- コームを入れて形を整えながらドライヤーで前髪を作る。
- 動画では再セットのためワックスを追加している。
- 今回はしっかりサイドの髪を耳にかけておく。
- バックはやはり手ぐしで中央に寄せる。
- 全体的に形を整えて完成。
ハーフアップはセンターパートか七三分けが基本になります。
- 顔周りの髪を輪郭に沿って下ろす。
- おでこを少し見せることで重すぎない印象にする。
- 耳周りは自然にしておく。
最後はオールバックです。ドライヤーがポイントです。
- ドライヤーの温風を当てながらコームを使って後ろに流していく。
- あらかじめドライヤーで七三分けにしておくと七三分け風のオールバックになる。
- 整髪料を多めに取って髪になじませ。コームを使ってキッチリと形を整える。
- セットの具合によっては最後にもう一度整髪料を使ってもよい。
- 耳にしっかりと髪をかけることで清潔感を出す。
どの髪型もドライヤーで形を作ってしまうのが重要です。
一度ドライヤーで形を作ってしまえば、整髪料を髪全体になじませるために崩しても元に戻すことができます。
整髪料はあくまで形を固めたり整えたりということに使いましょう。
動画ではワックスを使っていましたが、ポマード・グリース・ジェルなどを使うのも良いでしょう。
ポンパドールでかっちりキメよう!
ボリュームがあってもかっちりとキマるポンパドールもビジネスには向いています。
ドライヤーで形を作ってしまえば非常に簡単にできます。
ワックスを使えば再セットも可能ですが、ポマードやグリースを使うとセット力も強くウェット感も出せるのでおすすめです。
- 髪が濡れている場合は8割程度まで乾かしておく。
- ドライヤーを使って形を作る。
- 温風を髪の根元に当ててしっかりと立ち上げ、冷風を当てて固める。
- この時点で90%程度まで髪型を作り上げておく。
- ワックスやグリースなどを手にとってなじませておく。指の間にも塗り拡げる。
- 根本からしっかりと整髪料がつくように髪全体になじませる。
- はみ出してしまった部分はしっかりと髪の中に入れ込んでおく。
- 全体の形を整えて完成。
動画のようにサイドや後ろを刈り上げたポンパドールは海外でも非常に人気が高いです。
トップのボリュームの割にスッキリとして見える上セットもしやすいのでおすすめです。
ビジネスマンに使いやすい整髪料は?
ビジネスマンに使いやすく、スタイルがビシッと決まる整髪料をチェックしてみましょう。
ワックス
ワックスはハードでマットなものからツヤ感を出せるもの、動きを出せるものまでさまざまなタイプがあります。
セットもしやすいので、時間がないときでもさっと使えて便利です。
再セットが簡単にできるというのも大きなメリットで、毛束感を出したいならワックスがベストでしょう。
ワックスで動きを出したヘアスタイルを一日中キープしたい場合はセットしたあとにハードタイプのヘアスプレーを使いましょう。
ジェル
ウェット感を出したい場合にはジェルがおすすめです。
ツヤのあるウェット髪は大人の色気を出す効果があるためぜひジェルを活用しましょう。
ハードジェルならツヤを出しつつカッチリと固めることができます。
ポマード・グリース
ポマード・グリースも非常に使いやすい整髪料です。
セット力が強くツヤも出せる上、ジェルのようにガッチリと固めるわけではないため柔らかい印象にすることができます。
ワックスに比べてホールド力が高く髪型を維持しやすいのが特徴です。
油性ポマードよりも水性ポマードの方がシャンプーしたときに落としやすいので使いやすいでしょう。
スーツや靴にもしっかりこだわろう
髪型だけでなく、スーツや靴・腕時計といった小物にも気を配りましょう。
またスキンケアなどの自分磨きも怠らないことが大切です。
スーツはサイズと色に注目
スーツを選ぶ際はサイズとシルエットにこだわることが大切です。
細身のスーツはスタイリッシュに見えますが、モッズスーツのように細すぎるものはビジネスには不向きなので注意しましょう。
逆にオーバーサイズのものや太めのシルエットのものも不格好です。
また、スーツのカラーコーディネートも重要です。
スーツを着る際には色の濃い順にスーツ→ネクタイ→シャツと同系色で合わせるとオシャレです。
靴や腕時計にもこだわろう
オシャレ大国であるイタリアでは、スーツスタイルは靴にまで気を配るのが常識です。
日本でも同様に靴の色や形にまでこだわって選びましょう。
ふと視線を落としたときにスーツに合わない色の靴や野暮ったいデザインの靴では格好が付きません。
また、袖口から見えることが多い腕時計もしっかりとビジネス向きのものを選びましょう。
スポーティなものではなく、レザーやメタルなどのバンドのシンプルなものが好まれます。
スキンケアや眉毛のケアも忘れずに
ビジネスで人に会う機会が多い人は、スキンケアや眉毛を整えることも忘れないようにしましょう。
アップバングにする場合は特に額や眉毛などが人から見られることが多いです。
好印象なビジネスマンの髪形まとめ
髪型一つで人の印象は大きく変わります。
大きな商談や会議のときはもちろん、日頃からしっかりと身だしなみを整えることで大きな成功につながることもあるのです。
年齢・立場・スーツとの相性などをしっかり考えて、ベストな髪型を見つけ出しましょう。