お洒落なデジタルパーマを当てた男性

オシャレさんにおすすめのデジタルパーマの特徴とは?

パーマを当てると印象を大きく変えることができます。

イメージチェンジのためにパーマを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかしいざパーマを当てるとなると、疑問が沸いてくるかもしれません。

「パーマを当てたいけれどどんな種類があるのかわからない」「たくさん種類があって迷う」「髪質との関係は?」

この記事では、そんな疑問をお持ちの方へ向けて、メンズのデジタルパーマについて徹底解説します。

そもそもパーマとは?

パーマネントウェーブ・通称“パーマ”

男性 ドライヤー ヘアサロン

パーマの正式名称は「パーマネントウエーブ」です。

パーマネントウエーブ(permanent wave)とは、毛髪に化学反応を用いて人工的な縮毛を形成する美容技術、もしくはそれによって得られる髪型のことである。

略してパーマ(perm)と呼ばれることが多い。

ヘアーアイロンやヘアドライヤーで作る一時的なウェーブに対し、水に濡らしても「永久的(permanent)に形の崩れないウェーブ」という意味で生まれた用語。

引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/パーマネントウエーブ

永久的にウェーブが崩れないとはいうものの、選び方を間違えるとすぐにパーマが取れてしまうことがあるのも事実。

実際にパーマを当てたけれどすぐにとれてしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こうした失敗を防ぐためには、目指すスタイルや髪質に合ったパーマを選ぶことが重要といえます。

主なパーマの種類を解説

コールドパーマ

コールドパーマ

一般的にパーマという場合、コールドパーマを指します。

パーマ液による施術で熱を使わないのが特徴です。ほかのパーマと違い常温で行うことができるためこの名前になっています。

この方法でかけたウェーブは濡れている状態だとはっきり残っていて、乾かすにつれて緩くなっていきます。

スチームパーマ

スチームパーマ
水をスチームに変え浸透させながらパーマをあてるのがスチームパーマです。

美容院によってはナノパーマと呼んでいるところもあります。

水によって髪のキューティクルを開きながらの施術であるため、髪へのダメージが軽減されています。

一方で持続性は期待できない、クセの強い髪にはウェーブを作れないというデメリットがあります。

デジタルパーマ

デジタルパーマ

一般的なコールドパーマに熱処理を加えたのがデジタルパーマです。

デジタルパーマのメリット・デメリットについては詳しく後述します。

エアウェーブ

エアウェーブ

エアーウェーブとは、温風による施術を行うものです。

ロッドと呼ばれる機器に髪を巻き付けての施術となるため、ある程度の髪の長さが必要です。

持続性が高く、柔らかな印象になるのが特徴といえます。

一方で、髪質が固い場合はパーマが当たりにくいという点がデメリットです。

縮毛矯正とストレートパーマは別物

縮毛矯正とストレートパーマは別物

混同されやすい縮毛矯正とストレートパーマ。実は、この2つは明らかに区別されます。

縮毛矯正は主にクセ毛に対して使われます。その髪がもともと持つクセを薬品で落とし、強制的にまっすぐにする施術です。

生まれつきの天然パーマなどに悩む方の強い味方といえるでしょう。

一方、ストレートパーマは一度パーマを当てた髪に対して使用します。

パーマの効果を落とすパーマといえます。

初めてでも扱いやすいデジタルパーマ

デジタルパーマとは

デジタルパーマとは

ここからはデジタルパーマに焦点を当てて解説します。

デジタルパーマとは70℃から120℃の熱で処理を加えて行うホットパーマの一種です。

コールドパーマでも用いられるパーマ剤を使用した髪に熱を加えます。

おしゃれさんにおすすめのワケ

おしゃれさんにおすすめのワケ

デジタルパーマはコールドパーマと比べてはっきりウェーブがかかるという特徴があります。

しっかりとスタイリングをしているという印象を与えやすいことから、普段からおしゃれでいたい方へおすすめのパーマだといえます。

デジタルパーマの強み

使用者を選ばない

使用者を選ばない

デジタルパーマの強みとしてまず挙げられるのが、髪質に左右されにくいパーマのかかりやすさ。

薬品に加え熱処理を行うため、他のパーマと比べて強くウェーブをかけることができます。

太く硬い髪質の方や、コールドパーマがかからなかった方もデジタルパーマなら思うようにかかるかもしれません。

高い持続性

高い持続性

デジタルパーマは持続性が高いのも特長です。

取れ始めの時期は施術後3~4カ月後といわれています。

長ければ半年以上ウェーブが持つこともあり、頻繁にパーマをかける必要がありません。

“きっちり感”を演出

きっちり感を演出

強めに効果が表れるデジタルパーマ。

その施術の特性から、デジタルパーマでウェーブをつけるとやや硬めな印象に仕上がります。

これによってきっちりしているという印象を与えることが可能です。

クセ付けのしやすさ

スタイリッシュな男性

形状記憶パーマとも呼ばれることもあるくらいパーマ持ちのよいデジタルパーマは、クセ付けのしやすいパーマです。

コールドパーマと違って髪が乾いた状態の時にウェーブが出るため、人前に出るときにそのスタイルを保つことができます。

日々のスタイリングを短縮

清潔感のある男性

しっかりとクセ付き高い持続性を誇るデジタルパーマは、毎日のスタイリングも楽にしてくれるのでおすすめ。

簡単なワックスとスタイリング剤で、しっかりとおしゃれを演出することができます。

縮毛矯正との併用

縮毛矯正との併用

施術方法によっては縮毛矯正との併用ができない場合もあるパーマ施術。

その点、デジタルパーマは併用可能であるため天然パーマで悩む人も選ぶことができるパーマです。

デジタルパーマのデメリット

やや高い値段設定

やや高い値段設定

デジタルパーマのデメリットとして挙げられるのが価格の高さです。

コールドパーマと比べて熱処理の工程がある分、値段が高く設定されていることが多いです。

ただ、デジタルパーマが登場した初期と比べると、施術用の機械が増え性能も上がったため価格は下がってきました。

髪へのダメージ

髪へのダメージ

一般的にコールドパーマよりもデジタルパーマの方が髪への負担が大きいとされています。

しかしながら、使用する機器によってはそのダメージを軽減できるなど、機器に影響される部分が大きいのが特徴です。

美容院を選ぶことで負担を抑えることもできますので、その点を踏まえてご検討ください。

硬い印象になりがち

笑顔の中年男性

“きっちり感”を得たい方にはいいのですが、そうでない場合はデメリットになってしまう場合もあります。

柔らかな雰囲気のためにパーマを当てたい方は、コールドパーマの方が向いているといえます。

根元からはかけられない

美容院でシャンプーをしている男性

熱処理の工程があるため、頭皮に近い根元の部分にはウェーブをかけにくいのがデジタルパーマのデメリット。

どうしても根元にウェーブを作りたいという場合は別のパーマを検討する必要があります。

しかし、パーマの当て方によっては根元にウェーブを作らなくても希望のヘアスタイルをかなえられる可能性も。

一度美容師に相談するとよいでしょう。

パーマの“やめにくさ”

デジタルパーマは乾いているときにウェーブが強く出るパーマです。

パーマ施術後もときどきストレートヘアの日を楽しみたいという方には向いていないといえます。

また完全にデジタルパーマを落とすときには縮毛矯正が必要です。

総じて、頻繁にヘアスタイルを変えたい方には向かないパーマです。

クセ毛の場合はどうするべき?

デジタルパーマはクセ毛に強い

縮れ毛をとかす男性

強いクセ毛に悩む方にも、デジタルパーマはおすすめできるといえます。

それは、縮毛矯正との併用が可能であるためです。

それでなくても様々な髪質に対応できるデジタルパーマ。

それすらかかりにくい場合でも、縮毛矯正で一度クセをなくしてしまってからパーマを当てることができます。

デジタルパーマはクセ毛の方の希望になるといえるでしょう。

クセ毛にパーマを当てるとどうなるの?

クセ毛にパーマを当てるとどうなってしまうのか。ただでさえ悩んでいるのに余計に広がってしまうのか、と不安になる方もいるでしょう。

結論からいうと、クセ毛の性質を踏まえたうえでパーマを当てることで自分の意に沿わない広がりを回避することができます。

クセ毛にもいくつかのタイプがありますので、美容院でしっかり相談をするようにすると良いでしょう。

天然パーマにパーマを当てると

天然パーマにお悩みの方にも、多くの場合デジタルパーマは効果を発揮します。

ただ、もともとウェーブがかかった状態の髪に対して、希望通りの向きにウェーブをかけ直すには美容師の技術が必要です。

クセ毛と同様に美容院でカウンセリングの後行うと、失敗を減らすことが出来るでしょう。

長さ別・メンズパーマのおすすめポイント

ショートスタイル

硬い印象を与えるのが得意なデジタルパーマですので、ビジネスシーンにも向いています

ショートの場合はスタイリングが非常に簡単。髪を霧吹きなどで軽く湿らせ、ワックスなどで揉むようにしてウェーブを固めるだけ。

毎朝のスタイリング時間短縮にもつながりそうです。

注意すべきことは、デジタルパーマは根元には当てられないこと。極端なショートヘアには使用できません。

目安として、10センチ以上の長さがあれば当てることができると考えましょう。

ミディアムスタイル

ショートに比べてデジタルパーマの強みである毛先にかけてのウェーブを生かすことができるのがミディアムスタイル。

パーマを当てないままこの長さにすると、自宅でのスタイリングが難しい場合が多いようです。

伸ばすならむしろ、パーマを当てる方が無難といえそうですね。

ロングスタイル

ロングヘアにパーマを当てると一気にアーティスティックな雰囲気を演出することができます。

ボリュームが増し、華やかな装いにすることが可能になるようです。

ストレートに比べて寝癖を誤魔化しやすいというちょっと嬉しい点も。

デジタルパーマで新しい自分へ

ここまでデジタルパーマについてご紹介しました。

デジタルパーマはクセ毛や天然パーマに悩む方にも強気で選んでいただけるパーマといえます。

髪にボリュームを持たせることで、ストレートヘアの方のイメージチェンジにもピッタリだといえるでしょう。

通常のパーマと比べ、持ちも良くかかりやすさも抜群

注意点を踏まえてしっかり相談したうえでパーマ施術へ臨めば失敗も防ぐことが可能です。

「今の自分じゃ何か少し物足りないな」「新しい自分に挑戦してみたい」そんな方におすすめのデジタルパーマ。

あなたも新しいヘアスタイルを検討してみてはいかがでしょうか。