女性にはおなじみのヘアアイロンですが、男性にとっても非常に重要なアイテムとして注目が集まっています。
さまざまな髪型に使うことができ、簡単にセットが決まると評判のヘアアイロンの使用方法やテクニックをご紹介します。
ヘアアイロンを使うメリットやヘアアイロンの選び方、使う際の注意点なども説明していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ヘアアイロンの基本的な使用方法を動画でチェック
ヘアアイロンを使った基本的なセットの仕方を動画でチェックしてみましょう。
動画を見ながら行えば非常に簡単に短時間でセットが可能です。
ヘアアイロンを使ってクセを伸ばそう
ヘアアイロンの基本的な使い方として、寝癖や天然パーマ、くせっ毛などを伸ばしてストレートにすることに挑戦してみましょう。
ヘアアイロンの動かし方によっては不自然なストレートになることがあるので、動かし方のポイントも抑えておきましょう。
- 毛先に向かって真っ直ぐにヘアアイロンを通さないようにする。
- 髪を少量ずつの束にしてはさみ、毛先まで均等に通していく。
- その際に頭の丸みに沿うように動かしていくのがポイント。
- ヘアアイロンの熱を通しやすくするため、毛束の量は少なめにしておきましょう。
ヘアアイロンを使ってパーマのようなスタイルに!
ヘアアイロンを使うとパーマのようなクセをつけてふんわりしたヘアスタイルにすることができます。
全体的にクセを付けるのも良いですし、前髪やもみあげ、サイドなどのワンポイントに使うのも有効です。
ぜひやり方をチェックして気軽にイメージチェンジできるようにしておきましょう。
- 全体的に内巻きにしていく。
- 少量ずつ毛束を取り、アイロンではさんで内側に巻くようにしていく。
- 毛束は同じ量ずつ取っていき、手首の動きによって巻き具合を調節していく。
- 全体的に内巻きにできたら、今度は外巻きを作っていく。
- 前髪を除いて、ハチ周りよりも下側に外巻きを作る。
- 巻きの強さはアイロンを通す時間によって変わるので、理想の巻きを見つけてみましょう。
- パーマ感を強めに出したい場合はフロントの内巻きをしっかり作る。
ヘアアイロンを使うときは事前の準備をしておこう!
ヘアアイロンを使うときは事前に準備をしておくと効果的です。
寝癖がついたままの髪型では、アイロンを通しても狙った髪型にならない場合があります。
まず髪を濡らします。シャワーなどで濡らす時間が無い場合は霧吹きを使うと便利です。
その後ドライヤーなどで髪をしっかり乾かしましょう。これでヘアアイロンを使う準備が整いました。
ヘアアイロンを使った上級テクニックを動画でチェック
ヘアアイロンを使った上級テクニックを動画でチェックしてみましょう。
上級テクニックといっても、慣れてしまえば毎日のヘアセットに活用することができるので便利です。
細めのヘアアイロンを使ってスパイラルヘア
細めのヘアアイロンを使うことで、自宅でもスパイラルヘアを作ることができます。
やや時間がかかりますが、やり方に慣れてしまうと楽に作れるようになります。
- ピンを使って前髪から作っていく。
- 前髪はあまり強くまかないようにし、中間から毛先にかけて巻いていく。
- 毛束は少なく取り、隣同士が逆向きの巻きになるようにしていく。
- 中間からと毛先のみをランダムな印象になるように巻いていき、巻きの向きもランダムに。
- 前髪の上(二線目)は前髪より強めに巻いていく。
- 前髪と同様に隣同士が逆向きの巻きになるようにし、中間くらいから巻いていく。
- サイドはボリュームが出ないように根元をつぶすか中間から毛先のみ巻いていく。
- 後頭部はトップは根元から巻いてボリュームを出し、短い部分は毛先のみ巻いていく。
- ワックスを取り、全体的になじませていく。中側からもなじませていくこと。
- 前髪はつけ過ぎに注意する。
- くしゃっと握るようにしながら全体をふんわりさせていく。
- 最後に指先でつまみながら全体に散るように整えていく。
- 最後にコームを使って毛束をほぐしていく。バランスとボリュームをチェックすること。
アイロンでできる簡単アップバング
前髪をアップバングさせてスッキリ見せたい人は多いですが、ヘアアイロンを使うと簡単にアップバングを作ることができます。
- 前髪をまとめて上げておく。
- サイドの髪を少量ずつ手にとってアイロンではさみ、内→外→内→外の順で巻いていく。
- サイドが全体的に終わったら後ろも行う。上下半分に分けて行うとやりやすい。
- 最後に上げた前髪を3つくらいに分けてアイロンではさみ、内→外→内→外の順で巻いていく。
- ワックスを適量手にとって髪の毛に揉み込んでなじませていく。
- トップは上に立たせるようにして揉み込んでいく。
- ワックスを全体的になじませたらバランスとボリュームをチェックしながら髪をちらしていく。
ソフトモヒカンスタイルでアップバング
ショートヘアの人はヘアアイロンでアップバングを作りながらソフトモヒカンにしてみましょう。
アイロンだけで立ち上げるのではなく、あとからワックスを付けたときに毛束感が出るようなアイロンの使い方がポイントです。
- 少量ずつ毛束を取り、アイロンではさんで毛先に向かって倒すように通していく。
- これを行うことでワックスをなじませたときに髪に動きと毛束感が出る。
- 前髪中央は前方に髪を引き出しながら上に上げるようにしてアイロンを通す。
- 前髪のサイドは前髪の流れにつなげるように中央に寄せながら上げるようにアイロンを通す。ワックスを髪全体になじませる。
- サイドの髪は前方に、前髪は前方に上げながら立ち上げるようにしていく。
ヘアアイロンを使うメリットをチェックしよう
ヘアアイロンを使ってできるメリットをまとめておきましょう。逆にできないことも知っておくとうまく活用できます。
髪を真っすぐ伸ばしたい!
天然パーマやくせっ毛のほか、寝癖などがついているときにヘアアイロンを使うと真っ直ぐに伸ばすことができます。
シャワー&ドライヤーではなかなか直らないという人は、髪の毛を乾かしたあとにヘアアイロンを使ってみましょう。
パーマのようなクセをつけたい
ヘアアイロンはストレートにするだけではなく、巻いて使うことでパーマのようなクセを付けることができます。
ふんわりと髪を巻いたり、ウェーブをつけたりすることも可能です。
やり方によって髪型を自由自在に作ることができるのがヘアアイロンのメリットです。
髪を簡単に立ち上げたい
モヒカンやアップバングなど、髪の毛を簡単に立ち上げたいときにヘアアイロンは大活躍します。
あらかじめヘアアイロンで立ち上げるクセをつけたところに整髪料を使うときれいに立ち上がります。
髪を乾かすことはできない
ヘアアイロンではドライヤーのように髪の毛を乾かすことはできません。濡れた髪に使わないように注意しましょう。
髪が濡れたままヘアアイロンを使うと、髪が傷んでしまいます。
ヘアアイロンを使う時の注意点
ヘアアイロンを使う際に注意したいポイントも覚えておきましょう。
温度を上げすぎない
ヘアアイロンは200度前後(商品によっては200度以上)まで温度を上げることができます。
温度を上げれば上げるほど髪にダメージを与えることになります。慣れるまではあまり温度を上げすぎないようにしましょう。
慣れてきたら高温・短時間でもセットできるようになります。
アイロンを通す時間に注意
アイロンを通す時間が長いほど髪が痛みます。温度を高く設定している場合はアイロンを通す時間を短くするように心がけましょう。
髪がぱさつくのでトリートメントをしっかりと
ヘアアイロンは髪に熱を加えているため髪の水分が飛び、ぱさついてしまうため、トリートメントはしっかりと行っておきましょう。
シャンプー時のトリートメント剤の使用はもちろんですが、洗い流さないトリートメント剤を使うのも良いでしょう。
ワックスはヘアアイロンのあとで
ワックスを使う場合はヘアアイロンを使ったあとにしましょう。
整髪料がついた髪でヘアアイロンを使用すると焦げてしまう恐れがあります。
また、先にヘアアイロンでクセのベースをつけておくとワックスを使ったときに髪型がうまくまとまります。
ヘアアイロンの選び方・買うときにはここがポイント!
ヘアアイロンを購入するときの選び方のポイントや購入時に注目しておきたい点をチェックしておきましょう。
プレートの幅をチェック
プレートの幅が広く、長さが長いものを選びがちですが、幅はそれほど広くないものの方が細かい作業には向いています。
男性は一般的に女性ほどロングではないため、幅の狭いものの方が圧倒的に便利です。
19mmという幅が使いやすくて便利ですが、26mm程度の幅までなら問題なく使用できます。
長さは8cm程度のものが使いやすいです。
設定温度をチェック
設定温度の幅を細かく調節できるものが便利です。
150度以上出るものを選んでおけば問題ありませんが、200度位まで出るものを購入しておけば安心です。
立ち上がりの早いものを選ぶ
設定温度までの立ち上がり時間が短いものを選びましょう。
朝のヘアセットの時間は非常に貴重です。すぐに設定温度まで上がるものならストレスなく使用できます。
最短で30秒程度というものがありますので、探してみると良いでしょう。
価格とメーカーもチェック
価格とメーカーもチェックしておきましょう。
安いものなら3,000円前後から購入できますが、機能やサイズなども考えた上で選びましょう。
また、信頼のおけるメーカーのものを購入しておけば安心です。
口コミを確認しておこう
どのヘアアイロンを選べばよいか悩んだ場合は口コミを確認しておきましょう。
実際に使用した人の声は非常に参考になりますので、ネットの評価サイトや通販サイトなどで口コミを見ておくとよいでしょう。
良い口コミも悪い口コミもありますので、どちらも参考にしながら選ぶとおすすめです。
ヘアアイロンは「サロン用」を買っておくのがベスト!
ヘアアイロンには「サロン用(プロ用)」があり、こちらを購入しておく方がよいでしょう。
サロン用のヘアアイロンの特徴やメリットをまとめておきましょう。
高温まで設定できる
サロン用のヘアアイロンは200度以上の高温まで設定できます。そのため短時間で思い通りの髪型にすることが可能です。
扱いやすい
サロン用のものは扱いやすさの点でも家庭用のものとは一線を画しています。
はさみやすさや力の入れ具合など、細かいところで満足できるはずです。
価格設定は高め
サロン用のものは家庭用のものよりもやや価格設定が高めです。
そのため、通販サイトや型落ち品などを狙うとリーズナブルに購入することができるのでおすすめです。
ヘアアイロンの使用方法・テクニックまとめ
ヘアアイロンは毎日のヘアセットを簡単にしてくるアイテムです。
うまく活用すれば手間も時間も節約でき、思い通りのヘアスタイルにすることができます。
サイズや温度などの点をしっかりチェックし、自分の満足できるヘアアイロンを購入しましょう。
使い途は非常に幅広いため、ぜひ使いこなしてオシャレ度をワンランクアップさせてみてはいかがでしょうか。