シャワー後の男性

メンズボディソープの押さえるべき使い方ポイントを解説

近年では男性のスキンケアや美容への意識が高くなってきており、メンズ用の化粧品やスキンケアアイテムが急増しています。

ボディソープもその中の一つ。豊富な種類のメンズボディソープが存在します。

ボディソープは身体を洗うだけでなくさまざまなタイプがあるので、正しい方法で使わなければボディソープの効果が薄れてしまいます。

そこで今回はメンズボディソープの押さえるべき使い方のポイントを徹底解説していきます。

加齢臭に効果的なボディソープのタイプや人気の香りも一緒にチェックしましょう。

メンズボディソープのタイプ

シャンプーボトル

メンズボディソープには男性特有の肌質やメンズ向けの香りなどが考えられたさまざまなタイプがあり、主に以下のようなタイプに分類されます。

  • スキンケア重視のボディソープ
  • さっぱり感があるボディソープ
  • 香り重視のボディソープ
  • 殺菌成分が含まれたボディソープ
  • オールインワンタイプ

メンズボディソープの効果

メンズボディソープにはさまざまなタイプがありますが、どのような効果や機能があるのでしょうか。

身体の皮脂や汗、汚れを落とす目的以外にもタイプによってボディソープの効果は異なります

スキンケア重視のボディソープ

美肌 男性

スキンケアが考慮されたボディソープは美肌をつくるための成分が配合されています。

肌の潤いを保つ保湿成分肌のコンディションを整える整肌成分が含まれているため、スキンケア効果が期待できるボディソープです。

身体を洗った後の肌の乾燥が気になる場合や、洗い上がりの肌に潤いが欲しい場合に使用するとよいタイプです。

さっぱり感があるボディソープ

ボディソープにメントールが配合されているので洗い上がりがさっぱりするタイプです。

暑い日やスポーツ後のシャワーで爽快感を得たい場合に適しているボディソープです。

香り重視のボディソープ

幸せそうなカップル

メンズボディソープには香りにこだわりがあるタイプも数多く存在します。

香り重視のボディソープは香水ブランドから香水と同じ香りで販売されているものが多いといえます。

香りにはこだわりたいけど香水が苦手な男性は、香り重視のボディソープを使うと身体から程よい香りを漂わせることができます。

雑菌成分が含まれたボディソープ

男性は背中にニキビや吹き出物が起こりやすいですが、こういった肌トラブルに対処するためのボディソープには雑菌成分が含まれています。

ボディソープに含まれている殺菌成分には「イソプロピルメチルフェノーツ」や「グリチルリチン酸ジカリウム」のようなものがあります。

オールインワンタイプ

メンズボディソープにはオールインワンタイプがあります。

オールインワンタイプは身体だけを洗うのではなく、髪や顔も同じボディソープ一つで洗うことができます。

顔や髪を別々に洗う手間や時間を省くことができるので忙しい男性に最適です。

また頭皮や顔のようにデリケートな箇所も一緒に洗うことができるボディソープは基本的に肌に優しいものが多いといえます。

加齢臭に効果的なボディソープは?

加齢臭は年齢を重ねていく上で男性が気にしてしまう体臭の一つです。

加齢臭は気にするほどストレスになり、ストレスがまた加齢臭を増加させるという悪循環を引き起こします。

加齢臭対策として消臭効果のあるボディソープでケアすることで加齢臭を抑えることができます。

加齢臭対策のためのボディソープ

表情が悪い男性

加齢臭が気になる場合はデオドラント成分や消臭成分が含まれたボディソープが効果的です。

消臭成分が配合されているボディソープは加齢臭だけでなく発汗量の多い脇や足のニオイの消臭にも効果があります。

消臭効果が期待できる成分

加齢臭を含めたニオイ対策としてボディソープを選ぶ場合は、以下のような成分が配合されているかどうかをチェックしましょう。

  • 渋柿エキス
  • 緑茶エキス
  • 柿タンニン
  • トレハロース
  • 薬用炭
  • ミョウバン

メンズボディソープ:使い方のポイント

メンズボディソープは正しく使うことによって最大効果を得ることができます。

ボディソープの使い方のポイントを押さえることで加齢臭や体臭対策を行うことが可能となります。

髪を洗ってから身体を洗う

重要事項

身体を洗う前に髪を洗うことが重要です。身体を先に洗ってから髪を洗うと、髪や頭皮の汚れが清潔な身体に付着してしまいます。

せっかくボディシャンプーを使って身体を洗っても、髪の汚れが身体に付着することでボディソープの効果が薄れてしまいます。

またシャンプーの泡が身体に残り、そのまま身体を拭いてしまう可能性もあります。

泡が身体に残ると肌に刺激を与えることになるので、髪を洗ってから身体を洗うことが大切です。

ボディソープをつける前に身体の汚れをお湯で落とす

ボディソープを使う前にお湯で身体を丁寧に洗い流しましょう。身体はボディソープがなくてもお湯である程度の汚れや皮脂を落とすことができます。

汚れや皮脂をある程度お湯で落としておけば、少ない量のボディソープでも泡立ちがよくなります。

ゴシゴシ洗わない

ボディソープの使い方で最も重要な点が身体をゴシゴシ洗わないということです。

身体の汚れやニオイ、加齢臭を落とそうとゴシゴシ洗ってしまうと肌への刺激が大きくなります。

ゴシゴシ洗うことで肌に摩擦が起き負担がかかるので、肌トラブルを引き起こす原因となります。

また雑菌成分が入ったボディーソープを使ってもニキビや吹き出物を硬いタオルでゴシゴシこすると炎症が悪化し治りが遅くなっていまいます。

柔らかいボディタオルを使用する

シャワー後の男性

身体を洗う際は肌触りがよい柔らかいタオルを使用するようにしましょう。

硬いボディタオルは洗っている時はサッパリして気持ちがいいですが肌への摩擦が大きくなってしまいます。

特に合成繊維でできたボディタオルを使用する際は力を入れすぎないことが大切です

天然繊維のボディタオルには以下のようなメリット・デメリットがあります。

素材 メリット デメリット
綿 肌への負担が少ない 泡立ちが悪い、速乾性がない
泡立ちがいい、速乾性がある 硬めで肌への刺激がやや強い
シルク 肌触りがよい、低刺激 泡立ちが悪い

ボディソープを泡立てる

ボディソープは身体を洗う前に泡立てることが大切です。

大きな泡をつくり、泡を肌に滑らせるように洗うだけで汚れや皮脂を十分に落とすことができます。

肌は想像以上にデリケートなのでゴシゴシ洗って肌に刺激を与えるのではなく泡で優しく洗いましょう。

加齢臭が気になる首筋や汗が多く出る脇、ニオイが気になる足の裏は泡を使って入念に洗います。

この時もゴシゴシ洗う行為は肌トラブルの原因となるので注意しましょう。

ぬるま湯で泡をしっかり落とす

シャワーヘッド

泡立てたボディソープで身体を洗ったら、泡が完全になくなるまで落とすことが大切です。

泡が肌に残ると毛穴が詰まってニオイをさらに悪化させてしまう場合があります。

背中は特にニキビや吹き出物ができやすいですが、自分で見ることができないので泡が残りやすくなります。

ニキビがある場所に泡が残ると炎症が悪化するので気を付けましょう。

肩や首筋にも泡が残りやすいので忘れないように洗い流します。

また熱いお湯は皮膚を保護する皮脂を必要以上に流してしまいます。

ニオイの原因となる余分な皮脂を落とすことは大切ですが、落としすぎると肌の乾燥を招いてしまいます。

熱いお湯を使うのではなくぬるま湯で泡を落とすようにしましょう。

ボディソープの選び方

メンズボディソープはどのように選べばよいのでしょうか。肌質や価格、年代によって起こりやすい肌トラブルなどを考慮して選ぶ必要があります。

肌質や肌トラブルを考える

男性の背中

メンズボディソープを選ぶ際は肌質や肌のコンディションを考えて選ぶ必要があります。

目安としては洗った後に肌につっぱり感がなくしっとりした仕上がりになるボディソープが肌に合っているといえます。

肌がつっぱった感じは洗浄力が強く必要以上に皮脂が洗い流されている可能性があります。

肌に刺激を感じる場合は肌に優しい弱酸性のボディソープに切り替えるようにしましょう。

また身体にニキビや吹き出物がある場合は殺菌成分の入ったボディソープでアプローチしてみましょう。

加齢臭や体臭が気になる場合は消臭成分が配合されたボディソープが効果的です。

年代別の選び方

年代によってボディソープの選び方も変わってきます。

10代半ば〜20代の男性は代謝が活発で発汗量も多くなります。

汗や皮脂によるニオイを軽減するにはデオドラント成分が含まれたボディソープが効果的です。

また汗や皮脂が雑菌のもとになることがあるので雑菌成分が配合されたボディソープも有効といえます。

30代半ば〜50歳前後までの男性は若い頃より発汗量は減るものの皮脂量は変わりません

発汗量が減ると汗と一緒に皮脂が流れ落ちなくなるので、肌に残った皮脂が酸化し特殊なニオイへと変化するケースが多くなります。

こういったニオイは雑菌成分が入ったボディソープを使用することで大幅に軽減させることができます。

40代〜50代の男性が最も気にしてしまう体臭が加齢臭です。

消臭成分が配合された適切なボディソープを毎日正しく使用することで加齢臭や体臭を大幅に軽減することができます。

価格を考慮する

メンズボディソープにはさまざまな価格帯のものがあります。

あまりにも安いボディソープは洗浄力が強すぎたり肌への刺激が強い成分が入っていたりするものが多いので、できれば避けたほうがいいでしょう。

高ければいいというわけではありませんが、ボディソープを選ぶ時にただ安いからという理由で選ぶと肌トラブルを招いたり悪化させたりしてしまいます。

人気の香りをチェック

メンズボディソープを選ぶ際は香りも重要なポイントとなります。

香りによって気分をリラックスさせたり周囲への印象も変わったりするのでボディソープを選ぶ前に人気の香りをチェックしておきましょう。

好感度No.1:シトラス系

シトラスの香り

誰からも好印象を持ってもらえる最も人気の高い香りはシトラス系の香りです。

シトラス系はレモンやグレープフルーツ、オレンジのような柑橘系の香りのことです。

一般的にシトラス系の香りは爽やかで清涼感のあるイメージを与えることができます。

ボディソープを選ぶ際に香りで迷ったらシトラス系の香りを選べば間違いないでしょう。

癒やし効果:ウッディ系

ウッディ系の香りは「大人の男」をイメージさせる落ち着いた雰囲気が特徴的です。

ウッディ系は森の中の木々や葉、折れた枝のような香りで癒やし効果がある香りの一つです。

春夏シーズンにおすすめ:マリン系

海 男性

マリン系は夏の広い海や海辺をイメージさせる爽やかな香りです。フレッシュで清潔感のある香りなので春から夏の暑い時期に適した香りといえます。

マリン系もどの世代からも好かれる香りの一つです。

メンズボディソープの押さえるべき使い方ポイントまとめ

シャツを着る男性

メンズボディソープの押さえるべき使い方のポイントを徹底解説しました。

ボディソープは毎日使用するアイテムですが、間違った使い方で身体を洗っているとボディソープを意味なく使っていることになってしまいます。

ボディソープの使い方のポイントを押さえて使用すれば加齢臭や肌トラブルにも効果的にアプローチすることができます。

また人気の香りをチェックして選ぶことで気分をリラックスさせる癒やし効果も期待できます。

メンズボディソープの押さえるべき使い方のポイントを頭に入れ、毎日のシャワーで肌の健康を維持し加齢臭などの対策を行っていきましょう。