男性特有の体臭の原因を徹底解説!加齢臭・疲労臭など体臭の種類に合わせて対処法も紹介!病気の可能性もある?

季節に関わらず「最近体臭が気になる」「自分の臭いで周りを不快にさせていないか心配」などという人もいることでしょう。

暑い季節で汗をかく機会が増えるのも悩みを強める原因の1つです。

そこで今回は、男性特有の体臭についてその原因と適切な対処法について詳しく解説します。

こちらの内容を参考に自分の身体と上手につき合って好感度をアップさせよう!

男性特有の体臭の方が気になる?

もしかすると「女性よりも男性の体臭の方が気になるように思う」という人もいることでしょう。

これには実は女性ホルモンの影響も関係しています。

女性ホルモンのはたらきの1つとして意外に知られていないのが「女性ホルモンには発汗をおさえるはたらきがある」ことです。

女性ホルモンが体臭をおさえている!

体臭は発汗に関連する原因で生じるものです。

女性の発汗がホルモンでおさえられているのであればもちろん体臭もおさえられます。

そのため「女性よりも男性の体臭の方が気になる」という事態を生じるのも当然のことになります。

男性は女性よりも体臭対策が必要!

前述の理由から男性の場合では女性よりも体臭に関する対策をしっかりととっていく必要があります。

しかし、対応策も適切な方法でなければ効果は得られません。

そこで、こちらでは対策を適切な方法で実践するためにも「男性の体臭の原因」について詳しく解説しましょう。

男性特有の体臭の原因を詳しく解説!

体臭の原因にはさまざまな要因が関係しているため、こちらでは1つずつ解説しましょう。

皮膚に存在する雑菌が体臭に関連!

実は私たち人間の皮膚の表面には「常在菌」とよばれる数十種類の菌が存在しています。

この常在菌は通常であれば「病原菌の侵入を抑える」「皮膚の防御機能をの維持」「皮膚刺激からの肌の保護」など健康を守る役割を担う存在。

これらのバランスが維持された状態であれば健康に害を生じることはありません。

反対にこれらの常在菌がなければ、どうなるのでしょうか。

皮膚本来の機能や役割を果たすことが難しくなり、感染症や炎症などのトラブルを生じる原因にもなり得るのです。

しかし、その一方でこの常在菌が体臭の原因をつくりだしていることも事実であるため、そのメカニズムについて理解しておきましょう。

常在菌が体臭をつくりだすメカニズム

体臭の原因は前述した皮膚に存在する常在菌とよばれる雑菌です。

これらが、皮膚の表面にある汗・皮脂・垢に含まれる成分を分解することでガス(揮発性成分)を発生させることが関連しています。

簡単に説明すると常在菌が皮膚の表面にある汗や皮脂などの汚れをエサとして食べるのです。

その結果として成分を体内で分解して臭うガスを発生させるということなのです。

すなわち「体臭」として感じている臭いはこの雑菌がつくりだした「ガス」を臭いとして感じているのです。

「暑い季節は特に臭いが気になるという」のは、発汗すると皮膚表面に雑菌のエサが増えるため菌自体が繁殖しやすくなることが関係しています。

雑菌が増えれば、当然発生するガスの量も増加するため体臭も強く感じやすくなるのです。

汗や皮脂自体は臭わない?

体臭の原因を考えるときには「汗が臭い」「皮脂が臭う」と考えている人も多いことでしょう。

しかし、実は汗や皮脂自体は分泌された直後に臭いはありません。

臭いを生じるのは前述の通り、常在菌がこれらを食べることによってガスを生じること。

それから、汚れ自体が混ざりあうこと、汚れが空気中に含まれる酸素によって酸化されることが関係しています。

「男性特有の体臭」といわれるものは一体なに?

こちらでは「男性特有の体臭」といわれるものの正体について解説します。

体臭の原因は、前述しましたとおり雑菌やホルモンのはたらきの影響を受けます。

しかし、その他にも汗が分泌される場所によっても臭いが異なることを理解しておきましょう。

汗の分泌場所と種類の違い

汗が分泌される場所は、皮膚の汗腺とよばれる場所です。

この汗腺には2種類あり、それぞれ体の部位によっても汗腺の種類の割合や分泌される汗の性質が異なります。

エクリン腺

特にに手の平や足の裏に多いとされて全身に存在します。

分泌される汗は「99%が水」といわれており、発汗直後の汗は無臭といわれおり、体温調節や精神的な緊張のための発汗が主なはたらきです。

アポクリン腺

性器周辺やわきの下に多く存在します。

水分泌される汗は「脂質、たんぱく質、コレステロール類、脂肪酸、鉄塩」といわれており、生物学的な性的なアピールなどのために分泌されるとされています。

分泌される汗自体に特有の臭いをもつのが特徴です。わきの臭いが強いものを「ワキガ」とよびます。

男性特有の臭いと認識されるもの

男性特有の臭いと認識されるものは、前述しました「アポクリン腺」から分泌される汗が原因とされているのです。

この汗の臭いは生物学的にはフェロモンのような異性を惹きつける役割があると考えられています。

実際の研究でも男性の体臭は同性の男性よりも女性の方が敏感に認識しやすいという報告もあります。

つい心配になる男性特有の体臭は、実は異性を惹きつけるために備えられた機能の1つであったのです。

体臭の原因別の対策方法

男性特有の体臭の原因やメカニズムについて解説してきました。

ここでは効率よく体臭対策を実践するための「体臭の原因別の対策方法」について解説します。

自分でも気になる体臭への対策をしっかりと理解しておきましょう!

加齢臭

「加齢臭」とは、加齢にともなって分泌する皮脂の成分が若い頃よりも変化して皮脂が酸化した過酸化脂質の割合が増えることで生じるもの

主に加齢臭の独特の臭いは「ノネナール」という成分であることが研究で明らかとなっていてます。

40歳を過ぎた頃から増加しはじめるといわれているのです。

この「ノネナール」は皮脂に含まれるヘキサデセン酸が常在菌によって分解されることで生じます。

加齢臭をおさえるためには、この「ノネナール」を除去することがとても重要になるのです。

加齢臭が気になる場所とは?

前述の通り、加齢臭は過酸化脂質が原因です。

そのため、皮脂の分泌量が多い「頭・耳の周囲・首の後ろ・胸元・わき・背中」の部位で加齢臭が気になりやすくなります。

加齢臭の対策

こちらでは加齢臭の具体的な対策について解説します。

どの方法も手軽に取り組めるものばかりですので、ポイントしっかりおさえて効率的に対策できるようにしてください。

  1. 朝晩の入浴やシャワー浴などで汗や余分な皮脂を洗い流して肌を清潔に保つようにする。特に皮脂量が多いにも関わらず忘れがちな背中は念入りに洗いましょう。
  2. デオドラント製品は加齢臭に対応したものを使用するようにしましょう。
  3. 外出先であっても汗や皮脂をこまめに拭き取る習慣をもちましょう。1時間ほどで臭いを発生するといわれているたえめできれば「発汗後1時間以内」にふき取るようにしてください。
  4. 加齢臭の原因物質は肌だけでなく衣類にも残るため、こまめに洗濯やクリーニングしましょう。

加齢臭の対策のポイント

ポイントはノネナールの発生原因となる汗や皮脂をこまめに除去して肌の清潔を維持することになります。

また、汗や皮脂をふき取るときには、乾いたタオルよりもボディーシートや濡らしたタオルなど濡れたものでふき取る方がおすすめ。

臭いの原因となる成分まで除去できるので効果的です。

加齢臭に対応したボディーソープやデオドラント製品が販売されています。

自宅用や外出時用を準備して手軽にセルフケアできるように工夫することも大切になります。

食事による加齢臭対策も忘れずに!

加齢臭対策は「肌の清潔を保つことが鉄則」になりますが、体の中から加齢臭対策を実践することも大切です。

加齢臭が気になりはじめたという人は「活性酸素を増やさない食生活」を実践することも重要になります。

加齢臭を防ぐための食生活

活性酸素の増やさない食生活とは「過度な飲酒・喫煙を控えること」「高い抗酸化作用をもつビタミンC・ビタミンEを摂る」食生活です。

  • ビタミンCを多く含む食品…キウイ・グレープフルーツ・トマト・ピーマン・ブロッコリーなど
  • ビタミンEを多く含む食品…アーモンド・ブルーベリー・オリーブオイル・・ウナギ・イワシなど

また、節度ある飲酒の指標として厚生労働省は「1日平均として純アルコールで20g程度」としています。

具体的な量としては「チュウハイ(7%)350mL缶1本」「ビール中ビン1本」「日本酒1合」「ウィスキーダブル1杯」などと覚えておきましょう。

疲労臭

 

疲労臭は身体に蓄積すると体全体から出るものとされており、アンモニア臭のツンとした鼻をつくような臭いが特徴です。

一般的な汗による臭いや加齢臭をはじめとする体臭は、汗や皮脂が原因となっています。

それに対して、疲労臭では血液中のアンモニアが増加していることが原因とされています。

その結果、体内からアンモニアがガスとして放出されて「疲労臭」となるのです。

疲労臭いの原因

疲労臭の対策を効率的に実践するためにも、その原因についてきちんと理解しておきましょう!

  1. 体臭について過敏になることによる精神的なストレス
  2. 食生活のバランスが崩れや便秘などにより腸内環境が悪化することで腸内に蓄積されたアンモニアを十分に排泄できない状態であること
  3. 疲労や過度な飲酒などにより肝臓機能が低下していること

体臭をセルフチェックしてみよう!

疲労臭いは自分ではなかなか気付きにくい体臭ともいわれているため、セルフチェックしてみるのもよいでしょう。

チェック方法としては、まず1日着用した衣服を袋に入れて密閉します。

それから、屋外の新鮮な空気を何度か深呼吸してから袋の中の臭いをかぐと自分の体臭の有無や程度を把握することができます。

疲労臭の対策

疲労臭は、心身ともに疲労を蓄積させないことが最も重要な要素であるが難しい場合もあることでしょう。

そんな場合では少しでも疲労をため込まずに回復できる方法に取り組むことが大切です。

こちらでは、疲労臭に対する具体的な対策について解説しましょう。

毎晩入浴する

忙しい時や疲労感が強いときには、さっと短時間で済ませられるシャワー浴を利用する人も多いはずです。

しかし、シャワー浴では体臭臭の原因となる汚れを除去することができても、疲労の回復までの効果は期待できません。

そのため、疲労臭が気になる人はできる限り毎晩湯船に浸かる習慣をもつのがおすすめです。

熱すぎずに気持ちいいと感じるほどの湯温で10分から20分かけて入浴することは、心身の疲労回復を促して疲労臭の対策になります。

特に就寝前の入浴がおすすめです。

入浴には、リラックス効果の他に血行が促進されることで効率的に尿素を排出する効能もあります。

質の良い睡眠も促すため疲労を回復しやすくなります。

「ミョウバン水」を活用する

最近では、さまざまな種類のデオドラント製品も販売されています。

「特に疲労臭が気になる」という人には身近な素材で手作りできて即効性のある「ミョウバン水」を活用するのもおすすめです。

その即効性のメカニズムとしては、ミョウバンは水に溶解すると酸性となる性質を持っています。

そのため、この「ミョウバン水」を臭いの気になる部位に塗布することで疲労臭のもとであるアルカリ性のアンモニアと中和させることができます。

すなはち、アンモニアを中和させることで疲労臭を除去できるということです。

「ミョウバン水」の作り方

ミョウバンは身近なドラックストアなどでも販売しているため手に入れやすい素材です。

購入が難しい場合ではインターネットでも購入することが可能です。

  1. 清潔な500mlの空のペットボトルと16gのミョウバンを準備します。
  2. ペットボトルに水400mlを注いだ後に16gのミョウバンを入れてからよく振ってミョウバンを溶解させます。
  3. 白いにごりがなくなるまで1日ほど置いてから使用します。

「ミョウバン水」の活用方法

「ミョウバン水」が透明になった後にスプレー容器にうつしておくと便利です。

疲労臭はアンモニアであるため、揮発性をもちます。そのため、着用する衣類に消臭機能をもたせることで他人は疲労臭に気付きにくくなります。

あらかじめ、衣類にスプレーしてしっかりと乾かしてから着用するのがおすすめです。

手作りした「ミョウバン水」にレモン汁を数滴入れるとミョウバン水の酸性がより強くなります。

さらに、レモンの爽やかな香りでアンモニアの気になる臭いを抑える効果も期待できます。

「ミョウバン水」使用時の注意点!

「ミョウバン水」をタオルにしみこませての清拭(体を拭く)や直接足にふきかける使い方もできます。

しかし、肌に合わない場合もいあるため、初回の使用時にはさらに2~3倍に薄めてから使うのがおすすめです。

体臭は病気の可能性も!

「最近体臭が変わった気がする」「何だか以前よりも体臭が気になるようになった」という人はいませんか?

体臭の原因は前述した通り、皮膚の表面の衛生状況に関連するものや体内の健康状態を反映するものでもあります。

病気の診断方法として嗅覚を利用していた歴史もあり、現在は動物の嗅覚を利用して病気を発見する時代です。

体臭はそれほど、人間の健康状態を反映する重要な情報でもあります。

そのため、体臭が気になる人はもしかすると何らかの「病気(疾患)」が原因となっている可能性も否定できません。

体臭と病気の関係性

体調不良のときには、自覚症状の他にも体内では自分では気づくことのできない変化が生じている場合があります。

こちらでは、体臭と病気の関係が示唆されているものをいくつかご紹介しますので、心配な人は自分で体臭の特徴を観察してみましょう!

糖尿病

糖尿病が進行して糖代謝が上手くでなくなると、糖ではなく脂肪がエネルギー源として使用されます。

そのため、体内では甘酸っぱい臭いを放つ「アセトン(ケトン体)」という物質が生成されます。

この物質は血液を通して全身をめぐるため、体臭をはじめに汗や尿が甘酸っぱい「ケトン臭」と呼ばれる臭いに変化するのです。

腎臓障害

腎臓は尿をつくりだす臓器です。

そのため、尿中に排泄されるべきアンモニアが十分に排泄されない状況では、体内に蓄積されたアンモニアが血中に溶け込むことで全身を巡ります。

腎臓に炎症などを生じて機能が低下している場合には、鼻をつくような「アンモニア臭」が体臭として察知されることが特徴です。

体臭が気がかりな場合は早めの受診を!

こちらでは体臭と2種類の病気について紹介しましたが、こちらで紹介した他にもさまざまな病気で特徴的な体臭を生じることが知られています。

そのため「何かおかしい」「いつもと違う」と体臭に変化を感じたときには、できるだけ早めに医療機関を受診するのがおすすめです。

体臭の原因とメカニズムを理解して効果的にケアしよう!

今回は、男性特有の体臭の原因と体臭ごとの適切な対処方法について詳しく解説しましたがいかがでしたか?

体臭は、対人関係にも大きな影響を及ぼす要因でもありますので、適切にケアして効果的に対策を実践していくことが大切です。

ぜひ、こちらの記事を参考に体臭ケアを万全にして好印象を与えましょう!

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