平凡な毎日において、ちょっとした変化はスパイスとなってくれます。
そんな時、手軽にできるのがヘアスタイルを変えること。
とはいっても、美容室に行くとつい同じ髪型を頼んでしまったり、仕上がりが代わり映えしなかったり、ということもあるでしょう。
今回は、今話題の芸能人のヘアスタイルをピックアップし、セット方法やTPOでどんなヘアスタイルがお勧めなのかを紹介します!
次のヘアスタイルに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
今年流行のヘアスタイルは?
話題の芸能人から想像する
美容院に行くとヘアカタログを見せられますが、その前に誰かをイメージして行ったほうが美容師さんにも的確に用件を伝えられます。
また、細かい部分まで相談したり、自分の要望を伝えることができます。
まずは、基礎となる芸能人を想像してみましょう。
短髪?長髪?今期のトレンドは?
手始めに参考程度、今話題の芸能人を考えてみましょう。
主流となってくるのはやはりEXILE系の少しヤンチャな感じや、正統派俳優の清楚な芸能人です。
今期のトレンドでいえば、清楚なイメージのミディアムショートが主流となってきます。
ミディアムショートについて
ミディアムショートの利点は?
短過ぎず長過ぎず、どんなシチュエーションでも場に溶け込めるヘアスタイルです。
長さもある程度保っているため、自分自身でアレンジが加えられたり、他とは一線を画したセットも自由自在です。
また、ベリーショートのヤンチャさやロングのワイルドさと違い、とても清楚に見える点も好感を呼べる一因となるのでお勧めです。
それでは、今流行りの芸能人からミディアムショートの方をピックアップして見てみましょう。
瀬戸康史さん
今や超有名俳優となった彼ですが、とても模範的なミディアムショートで、初めての方も比較的真似しやすいスタイリングです。
横流しのショートなので、スタイリングもサッと簡単ですし、所々毛羽立たせれば無造作感も簡単に出せるのでお手軽です。
坂口健太郎さん
モデル出身の彼ですが、バリバリ主役を張れる人気俳優となっています。
瀬戸さんと同じように流し目のショートですが、部分的にパーマ等、アレンジすることでまた一風変わったニュアンスを出せるのでお勧めです。
田中圭さん
バラエティー番組でもドラマでも引っ張りだこの彼ですが、洗濯洗剤のイメージキャラクターに使われるほどさわやかなイメージが売りでもあります。
長さは大体前者2名と同等なくらいです。
彼が時々やっているスタイリングを見てみると、分け目を作ることで締まったニュアンスも引き出すことが出来ます。
オフの日以外の場面でも活躍してくれるヘアスタイルです。
窪田正孝さん
最近ではパーマをかけて役になりきったヘアスタイルをしているイメージがありますが、普段はストレートのミディアムショートです。
彼のように、まっすぐ落ちる髪質の方には是非チャレンジして頂きたいスタイリングです。
毛先に少しニュアンスを付けるだけで雰囲気もガラっと変わりますし、前髪を垂らしていても暑苦しさを感じさせない爽やかさがあります。
長さは整えた。ではスタイリングはどうやればいい?
やりたいスタイルで整髪剤を選ぼう
ミディアムショートの場合は、できればそこまでガチガチと固めたりせず自然な流れでセットできるように後で形の付けやすい整髪剤を選びましょう。
ワックスVSムース。スタイリングがやりやすいのはどっち?
これは個人個人の髪質にもよるものですが、髪の毛が柔らかい方はどちらかというとワックスの方が向いているといえます。
どうしても髪の毛が寝てしまいがち。
根元から固定できるある程度粘着力のあるワックスの方が時間がたってペッタンコという悲惨な事態を防いでくれます。
逆に髪の毛が固い方は、ムースで流していくだけで自然に流れを作れるので、ムースの方がお勧めです。
スタイリングンの前にやっておこう
起き抜けの髪の毛は睡眠中の汗と頭の重さ(約4kg)でアイロンプレスされた状態です。
その状態だと流れる髪の毛も言うことを聞いてくれません。
なので、特に夏場はシャワーで一度流してきちんと乾かしてからスタイリングしたほうが良いでしょう。
時間のない方はホットタオルでも代用できます。十分に髪の毛を柔らかくして、セットしやすい状態に戻しましょう。
ミディアムショートのセット方法
整髪剤を上手に使おう
スタイリングをする際に、手慣れていない人が一番迷うのが整髪剤の量です。
どれくらいの量を使って、どうやってつけるのが正解なのか、非常に難しいところです。
上記の動画では、ワックスを使って解説しています。
初めに、100円玉くらいの量を取り、手全体に伸ばします。
次に前髪部分以外にワックスを馴染ませ、基礎を作る準備をします。
※ここで根元から立ち上げることで、時間の経過とともにペッタンコにならないベースが作れます。
前髪以外立つまで馴染ませたら、旋毛から放射線状に髪の毛を下ろしていきます。
これで、全体にワックスが馴染んだベースが出来上がります。
あとはもう一度少量ワックスを指先に付けて動きを付けることで完成します。
スタイリングのポイント
整髪料は全体になじませること。表面だけ動きを付けたとしても、中から崩れていくので根元からしっかりつけてください。
動きを付ける部分はしっかりと。
ストレートに流すのであればそれほど強くなくても良いですが、特徴的に付けたいニュアンスは毛先までしっかりと捻じると長持ちします。
ミディアムショートの似合う顔の形ってどれ?
面長、ベース型、丸顔、全てにマッチするのがミディアムショート
前項で紹介した芸能人の顔を思い浮かべてください。
瀬戸さん、窪田さんはどちらかと言うとベース型、坂口さんは面長、田中さんは丸顔のイメージです。
それぞれ、とても似合っているように見えますが、素材の良さ以上にスタイリングの上手さの影響で自然に見えるのです。
面長の人はどうすればいい?
面長の人は、基本的に分け目という武器を使うことで、顔の面積が分断されるので、パッと見た感じとてもナチュラルに見えます。
坂口さんのように、9:1や8:2ないし7:3辺りで流れるように分けるといいでしょう。
そうすることで、他人の視線は肌が出ている方に行くため、面長という印象も自然と消えていきます。
ベース型の人はどうすればいい?
ベース型の人は、瀬戸さん、窪田さん同様、一方向に多く流すのがコツです。
あごのラインから遠い位置に前髪の先端が来るので、顔の印象がハッキリして明るく感じます。
丸顔の人はどうすればいい?
丸顔も前髪の分け目が武器となります。
ただ、他と比較して流れるように分けるのではなく、ここは敢えてきっちり分けたほうが爽やかなイメージが出ます。
田中さんのように額部分を多めに見せるようにスタイリングすると、メリハリがついて好印象です。
ミディアムショート以外のヘアスタイルはどうか
ミディアムショート以外だと、夏の定番としてはベリーショート、またはツーブロックがあります。
数年前に爆発的に人気でしたが、今ではヘアカタログの掲載数も少し落ち着いてきた印象があります。
ベリーショート、ツーブロックの芸能人は?
このヘアスタイルをしている方が多いのは、どちらかというと芸能人より主にスポーツ選手です。
例えば、サッカーの本田圭佑選手や槙野智章選手などがベリーショート、ツーブロックの2大巨頭の印象です。
やはりスポーツや体を動かす現場では、汗をかいてもすぐに乾くヘアスタイルの方が人気ということになります。
ベリーショート、ツーブロックの利点
このヘアスタイルの利点は、何よりもその手軽さにあるといえます。
ベリーショートに至っては、整髪料を付けないそのままの状態でもキマります。
スタイリング時間も短縮できて、忙しい方が気軽に変身できるヘアスタイルといえます。
ベリーショート、ツーブロックのスタイリング方法
このヘアスタイルはワックスであればスーパーハード、若しくはそれ以上に固まる整髪料などがお勧めです。
特にツーブロックは刈り上げていない方の髪に艶感を出したいため、ジェルという選択肢もありますね。
長さによって変化していきますが、長くなればなるほど、ハード感を抑えた物でも充分スタイリングできます。
それぞれのTPOに合ったヘアスタイルを心がけよう
オン?オフ?フォーマル?カジュアル?
TPOに合わせたヘアスタイルは他人にも影響が出るほど重要です。
フォーマルな現場に切り込みの入ったベリーショートだと場違いですし、真夏の野外でモッサリした状態のミディアムショートも浮いてしまいます。
ベリーショートやツーブロックでもきちんと整えておけばフォーマルな場にも合いますし、メガネなどを付けるだけでも真面目な印象を引き出せます。
ミディアムショートは不潔感を出さないことがポイント。
寝癖などが飛び出さないよう注意しましょう。
逆に、弾けていい現場ではどのヘアスタイルも造作なく自由に楽しむことが大切です。
出先のスタイリングで困らないように
普通に過ごしていてヘアスタイルが大幅に崩れる事はありませんが、念のため小さい整髪料はいつも持ち歩くようにしましょう。
持ち歩いていれば、少しくらいのリカバーならすぐに対応できます。
何もつけずに触りなおすとかえって変なヘアスタイルになりかねません。
先ほど挙げた方法を参考に短時間で対応できるよう習得しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ヘアスタイルを変える参考になったでしょうか。
トレンドも毎年変わるので、どれか1つに固定ということは芸がないようで難しいところです。
流行りを追いかけて毎年新しいヘアスタイルにチャレンジするのも良いかもしれません。
「いつも通りのヘアスタイルでいいや」と思っている方は、是非この記事を参考に美容室に出かけてみてください。