お気に入りの髪型や髪色にすると、なんだか気分まで上がるもの。
自分に自信が持てる!と感じる方も多いのではないでしょうか。
当記事では、カラーリングの中でも「ハイライト」について解説いたします。
いつものカラーリングに飽きた、単色だと何だか違和感が出てしまう…。そんなお悩みをお持ちの方はもちろん!
ハイライトに興味があるけれど正直よく分からないという方へハイライトの魅力をお伝えしていきましょう。
ハイライトってそもそも何?
ハイライトとは…?
「ハイライト」とは、全体の髪色よりも明るい色をポイント的に、かつスポット的に入れて染めていくもの。
「メッシュ」と呼ぶ方もいますね。ハイライトを入れることで立体的に魅せてくれるので、小顔効果が期待できます。
また、全体に動きを出したいときにもよくおすすめされます。
メンズヘアにハイライトを入れる方法は?
美容室でもご自宅でも
元々ヘアカットも自分でこなしてしまうような、いわゆる「セルフ派」の方もいます。
もちろん、美容室でプロに仕上げてもらうと安心感がありますが、ハイライトは自分でも手軽に入れることができるのをご存じですか。
自分で入れれば、低予算で好きなときにできます。
それぞれの方法を順に見ていきましょう。
セルフ派の方へおすすめ!ハイライトの入れ方
まずは、必要なものを揃えましょう。ブリーチ液、コーム、アルミホイル、鏡は必須です。ヘアキャップもあれば用意しておきましょう。
敏感肌の方は、手が荒れないようにビニール製の使い捨て手袋等もあると良いですね。
紙の色を明るくしたい部分にブリーチ液を塗布し、アルミホイルで丁寧に包んでいきます。後方は鏡でよく確認しながら行ってください。
ハイライトを入れたい部分全てに塗布し終えたら、そのまま10分~15分時間を置きます。
このとき、温めるとはやくブリーチ剤が浸透しやすくなります。
ヘアキャップをかぶっても良いですし、ドライヤーの弱モードで少しだけ風をあてても良いでしょう。
一番最初に塗布した髪の毛のアルミホイルを外し、髪色をチェックしていきます。
自分の染めたい色合いになっていたら、洗髪し髪を乾かして完了です。
自宅で行う場合は、洗面台等が汚れないよう、新聞紙を敷く等気をつけて行うのがおすすめです。
美容室ではどのようにオーダーするべき?
せっかくお金と時間をかけてプロに依頼するのですから、髪質の悩みや痛み具合も理解してもらい自分の理想通りの仕上がりに近づけたいもの。
その為に、オーダーするときに必ず伝えたいことが3つあります。
自分の理想のハイライトの入れ方や完成形の画像を見せること
言葉だけではなかなか伝わりにくい部分もあります。理想に近い画像を見てもらうことで、より仕上がりイメージを共有しやすくなるのです。
インターネットの画像でも良いですし、雑誌の切り抜き等でも良いでしょう。
どちらもなければ、絵で描きながらイメージを伝えても良いかもしれません。
髪質について自分が思っていることや悩みを伝えておくこと
髪が傷みやすい、猫っ毛、直毛等々、人によって悩みは様々です。髪の特徴を一番知っているのは自分自身。
自分の髪について紹介するように、美容師さんに伝えておくことで、自宅でのケアやセットを視野にいれて施してくれます。
痛んでいる髪にはカラー剤が入りにくいこともあります。
お気に入りの色を長持ちさせる為にも悩みや髪の状態をしっかりと把握してもらいましょう。
普段どのようなスタイリングをしているか、またはどのようなスタイリングをしたいかを伝えること
普段の日常生活では、髪は基本下ろしているのか、それともアップにしているのかによっても微妙にハイライトを入れる部位が異なってきます。
普段しているアレンジや、これからやってみたいアレンジに合わせてハイライトを入れると、より動きや立体感を演出できるのです。
ハイライトが似合うヘアスタイルは?タイプ別4選
ハイライトが似合うヘアスタイルは様々です。ここでは4パターンに分けて紹介していきましょう。
ロック音楽好きメンズに意外と多い?「マッシュショート×ハイライト」
近頃、街中でもマッシュショートのメンズをよく見ます。
かわいらしくも爽やかにも仕上がり、ハイライトをあわせて入れても主張しすぎずに、全体がまとまった統一感のある仕上がりに。
おしゃれが大好きなあなたにおすすめ「パーマ×ハイライト」
髪の動きが出てふんわり仕上がる無造作パーマヘア。
ハイライト効果が加われば、より立体感と躍動感が出てコーディネートのアクセントにも。
スポーツマンやワイルド系のあなたに「アップバング×ハイライト」
よりかっこよさや男らしさが増すヘアスタイル。白Tにジーンズ、スニーカーでもこの髪型でワイルド感が演出できますね。
ビジネスマンにおすすめ!「暗めヘアーのツーブロック×控えめハイライト」
ツーブロックで襟足の清潔感はキープしたまま、若干のハイライトで動きを加えて。ビジネスシーンでも悪目立ちしない大人ハイライトです。
ハイライトを入れる部位は?
ハイライトを入れるとひとことで言っても、入れる場所によって印象も異なります。
ここではハイライトを入れる部位について解説しましょう。
細くスポット的に
細いハイライトを幾つもいれることで、全体的に動きを出すことができます。
また、繊細かつ自然に馴染むので、控えめにもちょっと個性的にも調整しやすい入れ方でしょう。
太くスポット的に
細くスポット的に入れるよりも、より範囲が広いので、色が目立つヘアスタイルに。
全体の色とハイライトのコントラストを引き出したい方におすすめ。
一カ所に大胆に
例えば襟足だけ、顔回りの内側だけといったように、特定の部分だけに入れるハイライト。
もしも少し肩に髪がつくくらいの長さの髪ならば、結ったときに現れる鮮やかカラーでインパクトを与えられます。
もみあげだけ、毛先だけ、ちょこっとハイライトカラー
もみあげの部分や毛先部分にほんのりハイライトカラーを入れる上級テクニック。
さりげないけれども、グレーアッシュのような色を入れれば比較的自然にも仕上がります。
さらにピンクやブルーをいれれば以前流行していた「赤メッシュ」「青メッシュ」を現代風にしたような仕上がりに。
アクセントにもなりますし、あまり人とかぶらないという点も良いですね。
雰囲気を変えたい。でも派手なのは嫌という方におすすめのカラー3パターン
さりげなくハイライトを楽しむための、おすすめカラーパターンを3つご紹介します。
黒ベース×茶色で控えめに
ビジネスマンにおすすめ。ハイライトが目立ち過ぎず、でも動きが出せる色合い。スーツ姿にもはまる大人ライクな印象に。
黒ベース×グレーアッシュ
黒ベース×茶色だとちょっと物足りないあなたへ。
意外と自然で、奥行きのあるヘアカラー。清潔感も演出できるため、真っ黒ヘアーよりも爽やかに仕上がる場合もあります。
パーマ×トップのみ明るめの茶色
パーマヘアへのハイライトもとても人気。ウエッティな仕上がりにすることで、よりセクシーな印象を演出できます。
個性的に目立ちたいというあなたへおすすめの4パターン
せっかくハイライトを入れるならおもいっきり遊びたい!という方におすすめの4カラーを見てみましょう。
ワイルドでおしゃれに差がつく「シルバー」
きれいなツヤ感が出るシルバーは意外に人気で、美容師さんの中でも人気の高いカラーです。
少しグレー等の色味を加えて、絶妙な色合いにすれば、周りともかぶらない繊細な仕上がりに。
とことん個性派!「グリーン」
人と差をつけたいときには、グリーンはいかがでしょう。
一見奇抜かと思いきや、目立つけれど意外と洋服等も合わせやすく、自分らしいおしゃれスタイルを楽しめます。
あのボーカロイドが火付け役?「ブルー」
全体に染めるのはちょっと勇気がないけれど、ブルーのカラーリングをしてみたい、という方にもおすすめ。
ポイントで入れればクールな仕上がりに。黒髪に青ハイライトを入れれば、よりナチュラルに仕上がります。
おしゃれだけでなく、少しかわいさも演出したいあなたは暖色系の「ピンク」
暖色系のハイライトは意外と黒髪や茶髪等、色々な色に馴染みやすく合わせやすい色です。
一気におしゃれ感満載の上級者になれます。入れ方や染める範囲で個性を演出できるのも魅力的です。
こんなアレンジもできる!普通のハイライトと差をつけて
ハイライトは部分的に入れるものなので、その遊び方も多種多様です。
カラーやヘアスタイル、さらにはスタイリングと組み合わせることで、自在に個性を楽しむことができます。
ソフトモヒカン×ハイライト
ソフトモヒカンだけのスタイルよりも、ハイライトカラーをのせることでより男らしく、ワイルドに仕上がります。
外国人風×ツーブロック×ハイライト
外国人のくせっ毛のようなスタイルです。
毛の癖を活かした流れが特徴ですので、アッシュブラウンカラー等にハイライトを入れて、より立体的な毛流れを表現できます。
ジャスティン・ビーバー風?サイド刈り上げ×毛先ツイストパーマ×ハイライト
くせ毛を活かすとともに、スタイリッシュなヘアアレンジも叶うヘアスタイル。グリースをつけてツヤ感をだしてもGOOD。
スパイラルパーマ×ハイライト
外国人の子供風のくるくるしたパーマに、部分ごとにはっきりとしたヘアカラーを施します。
インパクト大のヘアスタイルですが、ワックスでふんわり仕上げるだけなので日常のセットは簡単に決まります。
明るい×明るいで自分スタイルを確立。金髪ベース×色メッシュ
ハイライトヘアーと聞くと、暗めトーンの髪色の中に明るい色をのせていくイメージが多いですが、このスタイルはその概念から外れています。
金髪ベースの頭に、青や赤等で部分的にハイライトとして色を入れていくスタイル。思う存分、自分だけのヘアスタイルを楽しんで。
まずは興味のある色、スタイル、場所で挑戦してみよう
いかがでしたか?ここではハイライトを入れる方法や、厳選したハイライトカラー、あわせるヘアスタイルを一部ご紹介いたしました。
まずはひとつ、自分好みのスタイルを見つけて真似してみましょう。
一度やってみると、「次はこうしてみよう」とハイライトで遊ぶ楽しさに目覚めるかもしれません。
ハイライトを駆使して、ワンランク上のオシャレを楽しんでみてください。