メンズのハイライトは、髪全体を大きく明るくしなくても、筋状に明るい色を入れて立体感や動きを見せやすいカラー方法です。自然に見せたい場合は、ベースカラーとの差を小さくし、細め・少なめに入れるのが基本。はっきり見せたい場合は、太さやコントラストを強めます。
似合う入れ方は、髪型だけでなく、現在の髪色、過去のカラーやブリーチ履歴、職場で許容される明るさによって変わります。セルフで行う場合は、製品ごとの使用説明書を優先し、固定の放置時間や自己判断での加温は避けてください。仕上がりのムラや髪・頭皮への負担が心配なら、美容師へ相談するのが確実です。
ハイライトってそもそも何?
ハイライトとは…?

ハイライトは、ベースの髪色より明るい毛束を部分的に作るカラー方法です。毛束の太さ、入れる本数、ベースとの明暗差によって、自然な陰影から輪郭のはっきりしたデザインまで調整できます。
一般に「メッシュ」と呼ばれることもありますが、用語の使い方は美容室によって異なります。希望する仕上がりは名称だけで伝えず、写真を見せながら明るさ・太さ・入れる位置を相談しましょう。
メンズヘアにハイライトを入れる方法は?
美容室でもご自宅でも
ハイライトは美容室で施術を受ける方法と、市販品を使って自宅で行う方法があります。美容室では、髪の状態や履歴を確認しながら、毛束の太さや位置、必要な脱色回数を調整してもらえます。
セルフカラーは費用を抑えやすい一方、後頭部を均一に分け取ることが難しく、薬剤が頭皮や顔につく、色ムラが出る、希望以上に明るくなるといった可能性があります。初めての方、複雑なデザインを希望する方、すでにブリーチやパーマの履歴がある方は、美容師への相談を優先してください。
セルフ派の方へおすすめ!ハイライトの入れ方
セルフで行う場合は、使用する製品の説明書に記載された準備、使用可否、放置時間、すすぎ方を守ります。製品によって薬剤や手順が異なるため、時間を一律に決めたり、ドライヤーなどで加温したりしないでください。
- 頭皮や顔、首に傷・はれもの・皮膚トラブルがないか確認する
- 製品に指定された手袋を着用し、目や顔へ薬剤がつかないようにする
- 金属製ではない用具を使い、周囲を汚さないよう保護する
- 指定量と放置時間を守り、違和感があれば直ちに使用を中止する
- 洗い流すときも薬液が目に入らないよう注意する
酸化染毛剤では、使用前に毎回の皮膚アレルギー試験が必要です。ブリーチ剤でも、過硫酸塩を含む製品などは使用できない人や注意事項があります。製品区分を自己判断せず、パッケージと説明書を確認してください。
美容室ではどのようにオーダーするべき?

美容室では、仕上がり写真だけでなく、現在の髪の状態と普段の過ごし方まで伝えると相談しやすくなります。
自分の理想のハイライトの入れ方や完成形の画像を見せること
言葉だけでは「細め」「控えめ」の受け取り方が異なることがあります。正面だけでなく、横・後ろも分かる写真を用意し、避けたい色や明るさも伝えましょう。
髪質について自分が思っていることや悩みを伝えておくこと
過去のカラー、ブリーチ、パーマ、縮毛矯正の履歴と、切れ毛や乾燥など気になる状態を伝えます。傷みの程度や履歴によっては、希望する明るさや施術方法を変更した方がよい場合があります。
普段どのようなスタイリングをしているか、またはどのようなスタイリングをしたいかを伝えること
前髪を上げるか下ろすか、分け目を固定しているか、仕事では暗く見せたいかなどを伝えると、普段の見え方に合わせて配置を調整しやすくなります。
ハイライトが似合うヘアスタイルは?タイプ別4選
ハイライトは、髪に動きや束感が出るスタイルと合わせると見え方を調整しやすいです。次の4パターンは、入れる位置や明暗差を美容師へ相談するときの参考になります。
ロック音楽好きメンズに意外と多い?「マッシュショート×ハイライト」
丸みのあるマッシュショートに細いハイライトを入れると、重く見えやすい部分に陰影をつけられます。自然に見せたい場合は、ベースとの差を小さくし、表面へ細く入れる方法が候補です。
おしゃれが大好きなあなたにおすすめ「パーマ×ハイライト」
パーマのカールや束に沿って明るい部分が見えるため、動きを強調しやすい組み合わせです。ただし、パーマとブリーチを近い時期に重ねると髪への負担が増える可能性があります。施術順や間隔は美容師へ確認してください。
スポーツマンやワイルド系のあなたに「アップバング×ハイライト」
前髪を上げるスタイルでは、生え際からトップへつながる毛流れが見えます。前から見た印象だけでなく、横から見た筋の位置も確認して決めましょう。
ビジネスマンにおすすめ!「暗めヘアーのツーブロック×控えめハイライト」
暗めのベースへ細く入れると、強いコントラストを避けながら動きを出せます。職場の規定がある場合は、色番号だけでなく、室内光と自然光でどの程度明るく見えるかも美容師へ相談してください。
ハイライトを入れる部位は?

同じ色でも、毛束の太さと位置で印象は変わります。髪を下ろした状態だけでなく、分け目やスタイリングを変えたときの見え方も考えて決めましょう。
細くスポット的に
細い毛束を複数配置する方法です。ベースになじませやすく、控えめな陰影を作りたい人に向いています。
太くスポット的に
太い毛束はベースとの色差が分かりやすく、デザインをはっきり見せたい場合に向きます。退色後はコントラストが変わるため、色落ち後の見え方も確認しましょう。
一カ所に大胆に
顔まわり、襟足、内側など、範囲を絞って色を見せる方法です。普段は隠し、スタイリングしたときだけ見せる配置も選べます。
もみあげだけ、毛先だけ、ちょこっとハイライトカラー
もみあげや毛先へ限定すると、全体を大きく変えずに色を加えられます。顔まわりは薬剤が皮膚につかないよう、施術方法を美容師へ確認してください。
雰囲気を変えたい。でも派手なのは嫌という方におすすめのカラー3パターン

自然さを重視するときは、ベースとの明暗差を小さくし、ハイライトを細く入れるのが基本です。髪質や元の明るさによって発色は異なるため、色名だけで仕上がりを決めないようにしましょう。
黒ベース×茶色で控えめに
黒髪になじむ茶色を細く入れると、色差を抑えやすくなります。初めてハイライトを入れる人は、見える本数を少なくする方法も相談できます。
黒ベース×グレーアッシュ
グレーやアッシュは、元の髪色や脱色後に残る色によって見え方が変わります。希望する色によってはブリーチが必要になるため、必要回数と髪への負担を確認してください。
パーマ×トップのみ明るめの茶色
トップの動きを強調しやすい組み合わせです。パーマ履歴がある髪へ明るいカラーを重ねる場合は、施術可能かを美容師に判断してもらいましょう。
個性的に目立ちたいというあなたへおすすめの4パターン

鮮やかな色やシルバー系は、希望色によってブリーチが複数回必要になる場合があります。写真の色をそのまま再現できるとは限らないため、現在の髪色と履歴から可能な範囲を相談しましょう。
ワイルドでおしゃれに差がつく「シルバー」
シルバー系はベースの黄みや明るさによって発色が変わります。色落ちの過程やホームケアまで含めて相談することが大切です。
とことん個性派!「グリーン」
グリーンはポイントカラーとして使うと、黒や暗めのベースとの対比を作れます。見せる範囲を絞るか、表面へ出すかで印象が変わります。
あのボーカロイドが火付け役?「ブルー」
ブルーは元の黄みの影響を受けやすい色です。希望する青みを出すために必要な明るさと、退色後の色を美容師へ確認してください。
おしゃれだけでなく、少しかわいさも演出したいあなたは暖色系の「ピンク」
ピンク系は細い毛束に入れてアクセントにするほか、顔まわりや毛先へ限定する方法もあります。ベースカラーとの組み合わせで見え方が変わります。
こんなアレンジもできる!普通のハイライトと差をつけて

ハイライトは、ヘアスタイルやスタイリングと組み合わせて見え方を変えられます。再現性を高めるには、普段のセット方法も含めて相談しましょう。
ソフトモヒカン×ハイライト
トップへ向かう毛流れに沿って入れると、立ち上げた部分の束感を見せやすくなります。
外国人風×ツーブロック×ハイライト
くせ毛風の動きと明暗差を組み合わせるスタイルです。完成写真を使い、長さと色の両方を美容師へ共有しましょう。
ジャスティン・ビーバー風?サイド刈り上げ×毛先ツイストパーマ×ハイライト
サイドを短くし、トップの毛先へ動きと色を出すスタイルです。人物名だけでなく、希望する時期の写真を提示した方が伝わりやすくなります。
スパイラルパーマ×ハイライト
カールの立体感を強調しやすい組み合わせです。カラーとパーマを重ねる場合は、髪の状態を見ながら施術順と間隔を確認してください。
明るい×明るいで自分スタイルを確立。金髪ベース×色メッシュ
明るいベースへ鮮やかな色を加えるデザインです。退色が目立ちやすいため、色持ち、補色ケア、次回施術まで含めて計画しましょう。
まずは興味のある色、スタイル、場所で挑戦してみよう
ハイライトは、毛束の太さ、入れる位置、ベースとの明暗差で仕上がりが変わります。自然に始めたいなら、細め・少なめ・暗めを基準に相談し、目立たせたいなら写真で希望するコントラストを共有しましょう。
セルフで行う場合は、使用する製品の説明書を必ず確認してください。酸化染毛剤では毎回のパッチテストが必要で、ブリーチ剤にも製品ごとの使用禁止事項や注意があります。固定の放置時間や自己判断による加温は避け、異常を感じたら使用を中止してください。