近年、肌に悩みを抱えている男性が増加しています。
最近男性の肌にトラブルが起こるようになったのではなく、肌の状態を気にする男性が増えているからでしょう。
そんな時代とあって男性でも、スキンケアをする人が増えてきています。
特に資生堂メンの商品が、意識の高い男性を中心に人気を集めているのです。いったいどんな商品があり、どう使えば良いのでしょうか。
資生堂メンズの商品と、正しいスキンケア方法を解説します。
資生堂メンの商品が選ばれる理由
資生堂メンとは、現代を生きる男性のためのスキンケアブランドです。
資生堂メンは特に、日本人男性の肌に合わせて開発されています。自然な香り付けと海外ブランドのような派手さがないのが特徴です。
飽きがこず、高保湿なのにさっぱりした仕上がりになります。
市販のスキンケア商品はここまでのクオリティではないことが多く、場合によってはトラブルが悪化してしまう恐れもあるのです。
女性用のスキンケア商品を使っている人もいますが、実は女性と男性では根本的な肌の構造が違います。男性の肌には合わないリスクが高いのです。
そのことを知っている男性を中心に、資生堂メンの商品が選ばれています。
資生堂メンのスキンケア商品の主な役割
スキンケアをする工程とその役割、そしてオススメの商品を紹介します。
基本的にスキンケア商品は、メーカーを統一した方が効果的といわれているのをご存知ですか。
今回の記事では資生堂メンのライン使いを想定して各商品を紹介していきましょう。
洗顔料・クレンザー
洗顔料には汗や皮脂、不要な角質を取り除く役割があります。スキンケアを意識する上での基本となる部分です。
[資生堂メン]クレンジングフォームは、資生堂メンの中でも根強い人気を誇り、欠品になるほどの商品。
その理由はいくつかありますが、1番大きいのはシェービングフォームにも使える点でしょう。
洗顔ついでにシェービングまでできるのは時短にもなり、とても便利です。
もちろん使用感にも定評があります。資生堂メンのクレンジングフォームは、洗顔後に突っ張り感がなく皮脂を取りすぎてしまうことはありません。
肌トラブルの原因である皮脂ですが、取れば取れるほどいいというわけではないのです。
肌は皮脂を取りすぎると、失った分を補おうと大量の皮脂を分泌します。市販の洗顔料は洗浄力が強すぎて、逆にトラブルを招く恐れがあるのです。
化粧水
化粧水には洗顔によって洗い流されてしまった肌の水分を補い、弾力を保つ役割があります。
さぼると水分が蒸発して肌が突っ張ってしまい、それを防ぐために大量の皮脂が分泌されることに。それで結局顔がテカテカになってしまうのです。
資生堂メンは「ハイドレーティングローション」と「トーニングローション」の2種類があります。
「ハイドレーティングローション」は保湿重視のしっとりタイプ。
「トーニングローション」はさっぱりとした使用感で顔のテカリや毛穴を引き締めてくれるタイプです。
自分の肌の状態や季節によって使い分けることをおすすめします。
春・夏なら「トーニングローション」、秋・冬なら「ハイドレーティングローション」のように使い分けても良いでしょう。
保湿液
乾燥が気になる人や、もっと保湿したいという人は化粧水ではなく保湿液の使用をおすすめします。
保湿液は化粧水よりも保湿力が高く、ニキビなどの肌トラブルを防いでくれるのです。
資生堂メンからは、「トータルR ライトフリュイド」と「トータル リバイタライザー」が販売されています。値段はどちらもです。
「トータルR ライトフリュイド」はジェル状の保湿液で、乾燥しやすい混合肌の人でもしっかりと潤いを与えてくれます。
「トータル リバイタライザー」は顔面用クリームで、ハリとツヤのあるひきしまった肌にしてくれるのが特徴です。
乳液
乳液は化粧水によって補給された水分を閉じ込め、肌にフタをする役割があります。
化粧水だけつけて終わる人がいますが、それではせっかく補充した水分が蒸発してしまうのです、そして皮脂を大量に分泌させてしまいます。
乳液をさぼると、逆に顔がテカテカになってしまうことを覚えておきましょう。
モイスチャーライジングエマルジョンは、化粧水で補給した肌にしっかりとフタをしてくれます。
保湿成分が配合されていて、これにより乾燥や湿度変化から肌を守ってくれるのです。
美容液
美容液はスペシャルケアのような位置づけの商品です。美容液を使うことにより、肌のしっとり具合や弾力が変わります。
1週間に1回というように自分でルールを決めたり、自分へご褒美したいときに使いましょう。
ただ、そのペースで使わないといけないわけではなく、お金に余裕があるなら別に毎日使っても構いません。
とはいえ1度に肌が吸収できる量には限界があるので、使う量には気を付けましょう。
アクティブ コンセントレイティット セラムは、年齢に屈しない若々しい肌に導いてくれる美容液です。
小じわの目立ちも抑え、ハリのある表情へ変化させます。
この商品は若い方には効果を実感しづらいかもしれません。肌に衰えを感じてきた40歳以降の男性にぴったりの商品です。
アイケア
アイケアには目元にハリとうるおいを与えるという役割があります。
目の周りは皮膚が薄く、老化が目立ちやすい部分です。歳をとると真っ先にこの目元部分が目立ってしまいます。
トータルリバイタライザーという商品はそんな目元のケアを目的にした商品です。
このような商品は他になかなか見かけないので、目元が気になる方には特におすすめします。
歳をとるにつれて、目の周りのしわが気になってきた方はぜひ使ってみましょう。
アイケアも自分ではなかなか買う機会がないので、プレゼントにもおすすめのスペシャルケア用品です。
オールインワンジェル
オールインワンジェルには、化粧水と乳液の効果をこれ1つで補える役割があります。
普通は洗顔→化粧水→乳液という順番ですが、オールインワンジェルなら洗顔→オールインワンジェルだけで済むのが魅力です。
すごく便利な商品で「スキンケアがめんどくさい方」や「スキンケアがよく分からない初心者」にオススメできます。
ただし、化粧品と乳液を使った方が肌には効果的です。
本格的にスキンケアをしたい方はオールインワンジェルを使わず、化粧品と乳液を使うようにしましょう。
おすすめのオールインワンジェルは、上の動画にもあるハイドロ マスタージェルです。
肌の水分バランスを整えるハイドロマスターテクノロジーを搭載。手軽に乾燥と肌荒れ、皮脂や毛穴の乱れをケアします。
お試しのトライアルキットも
ここまでスキンケアに必要な商品を解説しました。しかし見て分かる通り、どの商品もかなり高価です。
資生堂メンは高級ブランドですが、「高すぎて手を出しにくい…」と感じる人もいるのではないでしょうか。
試してから使ってみたいという人も多いでしょう。
実は資生堂メンズのスキンケア商品には、2週間お試しできるスキンケアセットがあります。
種類は2種類で、通常の「スキンケアセット」と、2019年3月に新登場した「スキンケアセットLF」です。
2週間ほどで使いきれるので、スキンケア初心者にもおすすめです。この機会にスキンケアを生活に取り入れましょう。
「スキンケアセット」のセット内容
「スキンケアセット」の中に入っているのはこの二つです。
- [資生堂メン]クレンジングフォーム
- [資生堂メン]トータルリバイタライザー
洗顔料と保湿液だけですが、資生堂メンの使い心地を試してみるにはぴったり。内容量は少なめで、2週間程度で使いきれるほどの量が入っています。
こちらは引き締まった印象の肌にしてくれるでしょう。
「スキンケアセットLF」のセット内容
「スキンケアセットLF」はこちらの商品が入っています。
- [資生堂メン]クレンジングフォーム
- [資生堂メン]トータルRライトフリュイド
洗顔料と顔面保湿液のセットです。通常の「スキンケアセット」と比べてみずみずしい肌にしてくれます。
これも約2週間で使いきれるほどの量で、たっぷり使い心地を試すことができるでしょう。
スキンケア商品の具体的な使い方と順序
ここまで紹介した商品も、正しい使い方をしなければいい効果を発揮できません。
ここからはスキンケア商品の具体的な使い方と順序を紹介します。
資生堂メンの商品以外でも基本的な順序は同じなので、スキンケアのやり方を知りたい方はぜひ参考にしてみてください。
洗顔・クレンザー
洗顔のポイントは「優しく洗う」ことです。洗顔フォームを手にとりゴシゴシ洗わないようにしましょう。
- ぬるま湯で素洗い
- 洗顔フォームを泡立てる
- 泡立てた洗顔フォームを顔に転がすようになじませる
- ぬるま湯で洗い流す
- タオルで水気をとる
化粧水・保湿液
洗顔後の肌はすぐに水分が蒸発してしまうため、それを防ぐために化粧水や保湿液をつけていきます。
つける際のポイントは、水分を含んで柔らかい肌状態のうちにつけることです。お風呂上がりになるべく早く化粧水をつけるようにしましょう。
そして化粧水や保湿液をつけるには、2つの方法があります。
- 化粧水を手に取ってつける方法
- コットンに化粧水を付けてそのコットンを肌につける方法
どちらの方法が正しいということはありません。そのため、ここでは両方のやり方を説明します。自分に合った方を実践してみてください。
手に取ってつける方法
- 手を清潔な状態にする
- 手のひらに500円玉ほどの量の化粧水や保湿液を取る
- 手のひらに出した化粧水を両手のひらに広げ、温める
- 十分に温め終わった化粧水を、顔全体を手で覆うようにしてなじませる
- ハンドプレスをおこなう(両手で顔全体を包み込み10~15秒ほど優しく押し込む)
コットンに化粧水を付けてから肌につける方法
- 化粧水や保湿液をたっぷりコットンになじませる
- コットンをやさしくつける
美容液
美容液はスペシャルケアです。毎日しなくていいですが、するとしたら化粧水の後だということを覚えておいてください。
乳液の後に使うと肌にふたをされた状態で使うことになり、美容液が肌に浸透しません。使い方は以下の通りです。
- 美容液を適量、直径2cmほど手のひらにのせる( アクティブ コンセントレイティット セラム(税込み7020円)の場合、ディスペンサー2~3回分)
- 手のひらにつけた美容液を指につけ、額・顎・頬など数カ所につけていく
- 美容液をつけた部分を内側~外側、下~上を意識して伸ばし優しくなじませる
- 皮脂の多い部分は手のひらに余った美容液をつける(乾燥が気になる部分には2度つけがおすすめ)
- ハンドプレスする
乳液
これらの作業が終われば、肌の水分が出て行かないように乳液でふたをします。
- 適量を手に取る(必要な量の目安は「使用後にべたつかず、すべすべの状態になるか」)
- 手のひらに広げ、なじませる
- 肌に優しくなじませる
ここまでで、スキンケアは終了です。
アイケア
アイケアは特に目元のしわやたるみが気になる方のみ行いましょう。トータルリバイタライザーアイを例にして説明していきます。
- 朝と夜のお手入れの最後に使う
- 指先にちいさなパール粒1個分(約0.2g)を目安にとり、目の周りに優しくなじませる
オールインワンジェル
化粧水~乳液の作業が面倒くさいなら、オールインワンジェルを使いましょう。使い方は洗顔後にオールインワンジェル適量を肌につけるだけです。
非常に便利ですが、化粧水~乳液ほどの効果はありません。
しかしこの手軽さから、旅行に行くときはオールインワンジェルを使うという人もいます。自分の性格や時間などを考えて有効的に活用してみましょう。
効果を感じられない場合は皮膚科へ相談を
ここまでスキンケアについてオススメの商品やその使い方を説明してきました。全ての手順を踏めば、ほとんどの肌トラブルは改善される筈です。
しかし万が一改善されない場合は、皮膚科に相談しましょう。
肌の悩み程度だと行きづらいかもしれませんが、皮膚科にとっては立派な専門分野です。長年の悩みが一瞬で解決できることもあります。
なぜ男性がスキンケアすべきなのか
スキンケアというと、女性がするものという印象があるかもしれません。「男がスキンケアなんて」と抵抗を感じる人もいるでしょう。
しかし今や、スキンケアに性別は関係ありません。男性もスキンケアをすることで良いことはたくさんあるのです。
スキンケアをすることの利点
反対に、スキンケアをする人もその理由はそれぞれでしょう。
ある人は「好きな女性に気に入られるため」でしょうし、また別の人は「第一印象を良くしてビジネスを成功させるため」かもしれません。
ただ一ついえることは、スキンケアをしない理由はないということです。実際のところ、下記に挙げたような肌トラブルに悩んでいる人は多いでしょう。
- 皮脂トラブルやニキビ
- 肌の老化
- 剃刀負け
このような肌の悩みは、正しいスキンケア方法で改善できるのです。
資生堂のメンズケア方法まとめ
資生堂のメンズアイテムを使った、スキンケアのし方について解説しました。
スキンケアの手順はかなり多いため、煩わしく感じてしまうかもしれません。特に時間がない朝なんて大変でしょう。
しかし一度習慣にしてしまえば、何も考えずともスキンケアできるようになります。
まずは洗顔から乳液までを習慣にすることから始めましょう。
毎日スキンケアをすることで、少しずつ肌荒れも収まっていく筈です。この機会にスキンケアをして、トラブル知らずの肌を作っていきましょう。