モテる男性は肌が綺麗だなと思ったことはないでしょうか。
いい服を着ていてもサラスベ肌でなければ清潔感やモテ度は下がってしまいます。
モテる男性の「身だしなみ」は、服装だけに気を配るのではなく美肌を維持することが一つの大きな条件といえます。
そこで今回は美肌を保つために押さえておきたいポイントを徹底的に解説していきます。
サラスベ肌を手に入れるための洗顔方法から保湿までのコツも同時に紹介します。
綺麗な肌をキープするために避けたい肌トラブル
男性と女性では肌質が異なります。またスキンケアの習慣なども違うため、肌質や習慣が要因となって男性特有の肌トラブルを起こす場合があります。
シェービングによる肌トラブル
男性の身だしなみの一つとして顔のシェービングがありますが、シェービングは多少なりとも肌に負担をかけてしまいます。
シェービングによって角質層がダメージを受け細菌が入りやすくなりニキビや吹き出物の原因となります。その他にも肌が赤くなったり痒みや痛みが生じるなどのトラブルが起きやすくなります。
無防備な肌が引き起こすシミ
男性は女性と違ってメイクをする習慣がないため、肌が太陽に直接さらされていることが多いといえます。
肌への保護がないまま紫外線を浴びているとシミの原因となります。
また紫外線だけでなく外気にも直接触れるため肌に汚れが付着しやすく肌トラブルを引き起こします。
男性特有の皮脂が多い肌質:ニキビ・吹き出物
一般的な男性の肌質として女性より皮脂が3倍も多い点が挙げられます。
皮脂が多い上に肌の水分は少ないため、適切なスキンケアを怠るとニキビや吹き出物のトラブルが起こりやすくなります。
男性特有の厚みのある肌質:シワ
もう一つの男性特有の肌質として女性より肌に厚みがあることが挙げられます。
無防備なままの肌でシェービングを行ったり紫外線にさらされたりしていると厚い肌にシワが刻まれてしまい目立ちやすくなってしまいます。
美肌を保つポイント:スキンケアのメリットとは?
毎日のスキンケアは面倒だと感じるかもしれませんが、適切なスキンケアを行うことで肌トラブルを回避しモテル男性の条件である綺麗な肌を保つことができます。
ニキビや吹き出物を防ぐ
男性の肌は皮脂が多いため、放っておくとニキビや吹き出物が出やすくなります。また一度ニキビが出てしまうとなかなか治すことができません。
スキンケアで肌の皮脂レベルを整えることでニキビなどのトラブルを回避することができます。
肌の汚れを取り除く
外気に一日中さらされた肌には汚れが付着しているため、適切なスキンケアで除去する必要があります。汚れを取り除き肌を清潔に保つことで肌荒れを防ぐことができます。
ハリのある若々しい肌を保つ
適切なスキンケアを続けることで肌の老化を遅らせハリのある若々しい肌をキープすることができます。デリケートな顔の肌は何もしないでおくと乾燥が進みシワの原因となります。
男性の肌は厚めなのでシワが刻み込まれると目立ちやすくなります。スキンケアを毎日の習慣にすることで、老け顔にみえない潤いのある肌を保つことができます。
シェービングがしやすくなる
肌に合ったスキンケアを行うと肌トラブルが少なくなるため、シェービングがしやすくなるメリットがあります。
ニキビや肌荒れがあると痛みなどから思うようにシェービングができなくなってしまいます。
潤いのあるサラスベ肌を維持していれば毎日のシェービングもスムーズになります。
スキンケアのやり方:必要なアイテムと役割
肌トラブルを避け美肌を保つためには適切なスキンケアが必要となります。毎日の正しいスキンケアは以下のような流れで行います。
- 洗顔 … 顔の余分な皮脂や汚れを落とし清潔な状態にする
- 化粧水 … 乾燥を防ぐために水分で肌を保湿する
- 保湿クリーム・乳液 … 保湿した肌の潤いやハリを保つために保湿アイテムで蓋をする
それぞれのケアごとにアイテムが異なるので、サラスベ肌に近づくためには何が必要であるかを知っておくことが大切です。
肌を清潔にする洗顔料
毎日のスキンケアはまず洗顔から始めます。目には見えませんが顔には多くの汚れや皮脂が付着しているため、洗顔料を使って肌を清潔にする必要があります。
起床後に行う洗顔は就寝中に肌に浮き出た皮脂や寝汗を洗い流し、夜の洗顔で外気に当たって付着したホコリや汚れ、皮脂を取り除きます。
皮脂は肌の潤いを保つ役割があるので落としすぎると乾燥を招いてしまいます。洗顔は朝と夜の2回のペースで行うようにしましょう。
肌を整える化粧水
肌の皮脂は落とせば落とすほどよいというわけではありません。肌の皮脂には肌の潤いや滑らかさを保つ機能があります。また皮脂は肌を弱酸性に保つ抗菌作用としての働きもあります。
しかし年齢を重ねるにつれて肌は中性になる傾向があるため、抗菌作用が低くなり肌トラブルを引き起こしてしまいます。
化粧水は乾燥から肌を守り、肌の皮脂レベルを整える役割を持っています。また化粧水を使用することで化粧水の後につける保湿クリームや乳液の肌への浸透がよくなります。
潤い肌をキープする保湿クリーム・乳液
保湿はスキンケアの中でも非常に重要なケアとなります。化粧水で肌に潤いを与え皮脂レベルを整えたら、その状態を維持するためにも保湿アイテムで肌に膜を張る必要があります。
保湿アイテムは主に「乳液タイプ」と「クリームタイプ」に分かれています。軽いつけ心地が特徴的な乳液タイプよりも、クリープタイプの方が保湿力が高いといえます。
また乳液やクリームのベトつきが気になる場合には「ジェルタイプ」の保湿アイテムを選択することもできます。
肌の保湿が不足すると潤いやハリが失われ老け顔の原因となるため、美肌を維持するためには保湿を欠かすことができません。
便利なオールインワン
洗顔後に化粧水をつけてさらに保湿クリームや乳液をつけることに抵抗がある場合や、時間を節約したい場合はオールインワンタイプのアイテムを使用することもできます。
化粧水と保湿アイテムが一緒になっており、洗顔後にオールインワンをつけるだけでスキンケアをすることができます。商品によっては美容液が含まれているものもあるので十分な効果を得ることができます。
最大効果を得るためには洗顔・化粧水・保湿をそれぞれのアイテムでケアすることが基本ですが、オールインワンは旅行などで荷物をコンパクトにまとめたい場合などに活用するとよいアイテムです。
シミとシワ遠ざけるUVケアアイテム
美肌を保つためにスキンケアと一緒に頭に入れておきたいケアが紫外線対策です。紫外線は肌へのダメージが大きく、ある年齢を超えるとシワとシミが一気に目立つようになってしまいます。
シワとシミはたるみにもつながるため、美肌からは遠くかけ離れてしまいます。またニキビや吹き出物が顔に出ている時に紫外線が直接当たるとさらなる炎症を起こしてしまいます。
治りが遅くなるだけでなく跡が残ることも考えられるので、サラスベ肌を保つためには男性も紫外線対策を考える必要があります。
男性用の日焼け止めは軽めのテクスチャーのものが多く、つけても気になることがありません。スプレータイプで気軽に使えるアイテムもあるのでスキンケアの一環として取り入れることができます。
さらなる美肌を目指すための美容液
洗顔・化粧水・保湿の基本的なスキンケアでも十分なサラスベ肌をキープすることはできますが、さらなる美肌を目指したい男性は美容液を加えることもできます。
一般的に美容液は基本のスキンケアアイテムよりも価格は高いですが、その分美肌に近づく効果を得ることができます。
美容液は「エッセンス」や「セラム」といった名称で販売されていることもあるのでチェックしてみましょう。
サラスベ肌をつくる方法:洗顔から保湿までのコツ
モテる男性の条件である美肌をキープするためには正しい方法でスキンケアを行わなければなりません。サラスベ肌を手に入れるための洗顔から保湿までのコツを解説します。
洗顔は優しくしっかり泡を落とす
洗顔は基本的に朝と晩の2回行います。洗顔のし過ぎは皮脂を過剰に洗い落としてしまい、乾燥などから肌トラブルを引き起こす原因となってしまいます。
洗顔時の手順とコツは以下になります。
- 水に近いぬるま湯で顔を濡らす
- 固形石鹸とフォームタイプの洗顔料は洗顔ネットを利用して十分に泡立てる
- 手のひらで顔をゴシゴシこすらず泡だけでマッサージするイメージで洗顔する
- 洗顔料が顔に残らないようぬるま湯でしっかり洗い落とす(洗顔料が残ると肌トラブルの原因となる)
- タオルで顔を優しく押さえて水分を拭き取る
洗顔後は直ちに化粧水で保湿を行う
洗顔が終わったら水分を拭き取り直ちに化粧水をつけましょう。水分はまたたく間に蒸発してしまい肌の乾燥を招いてしまいます。洗顔直後のやわらかい肌の状態の時に化粧水をつけるとより効果的です。
手のひらで化粧水をつける場合は手に化粧水が浸透してしまうので、やや多めの化粧水を手に取ります。
化粧水を付ける際に手のひらで顔をパチパチ叩くと肌に刺激を与えてしまいます。手で顔に化粧水をまんべんなく広げたら、化粧水が顔によく浸透するよう手のひらで軽く押さえましょう。
コットンを使用する場合、コットンにつける化粧水の量が足りないと摩擦を起こしてしまい肌に負担がかかってしまいます。
化粧水をコットンに十分に含ませるか、化粧水を含ませる前にコットンを水で濡らして絞ってから化粧水を含ませると摩擦を避けることができます。
保湿クリーム・乳液で潤いのある美肌をキープ
化粧水だけでスキンケアを終了してもサラスベ肌を手に入れることはできません。化粧水で整えた肌の保湿をキープさせるためには最後に保湿クリームや乳液で仕上げることが大切です。
化粧水を顔にしっかり浸透させたら、できるだけ早く保湿クリームまたは乳液を顔全体に広げていきます。この時も指や手のひらで強くこすらないように気を付け優しくなじませていきます。
保湿が必要だからといって量を増やしても効果が上がるわけではありません。説明書を参考に適した量でスキンケアを行いましょう。
美容液を使用する場合
美容液は基本的には化粧水のすぐ後に使用しますが、化粧品メーカーによって使い方や使う順番が変わることがあります。
美容液は少量で伸びのよいものが多いですが乾燥している部分やシミ・シワが気になる部分には多めになじませ、手のひらで顔全体を押さえてしっかり浸透させましょう。
首も顔の一部!
スキンケアを行う際は首も顔の一部と考えて化粧水や保湿クリームでケアしましょう。首や顎下にシワやニキビがあるとせっかくの美肌が台無しになってしまいます。
また首のシワは老け感を出してしまいます。顔と同じように化粧水や保湿クリームを首になじませることを忘れないようにしましょう。
洗顔料の選び方
肌の汚れや余分な皮脂を落とし肌を清潔に保つスキンケアが洗顔です。洗顔料にはいくつかのタイプがあるので肌に合ったものや使いやすいものを選択しましょう。
フォームタイプ
洗顔料の中で一番種類が豊富なタイプがフォームタイプです。洗顔といえばフォームタイプを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
フォームタイプは価格もお手頃なものが多く購入しやすい洗顔料です。
ほとんどの洗顔フォームはチューブに入っているので専用の容器を準備する必要がなく、旅行や出張などにも手軽に持ち運びすることができます。
フォームタイプにはスクラブ入りの洗顔料もあります。肌のざらつきが気になる場合はスクラブ入りのフォームで洗顔するとサラスベ肌を取り戻すことができます。
固形石鹸タイプ
固形石鹸タイプの一番の特徴は洗浄力があまり高くなく肌への刺激が少ないことです。固形石鹸タイプは天然由来成分が使われていることが多い洗顔料といえます。
全ての固形石鹸タイプが天然由来成分でできているというわけではなく、洗浄力が強い石鹸は肌トラブルの原因となってしまいます。
固形石鹸タイプを選ぶ場合は天然由来成分または弱酸性の洗顔石鹸を選びましょう。
固形石鹸タイプは持ち運びが不便ですが肌への負担が少ないため自宅でのスキンケアにおすすめしたいタイプの洗顔料です。
泡タイプ
泡タイプの洗顔は毎回泡立てる必要がないので時間の節約になる便利なタイプです。きめ細かい泡で肌への負担が少なく敏感肌におすすめです。
同じ泡タイプでも重厚感のある泡タイプと軽めの泡が出てくるタイプがあります。軽めの泡は水で流しやすいので、すすぎの時間を短縮したい人に適しています。
化粧水の選び方
洗顔で余分な皮脂を落としたら、乾燥を防ぐためにも化粧水で保湿しなければなりません。せっかく肌に水分を与えて保湿するのであれば保湿力に優れた化粧水を選ぶことが大切です。
保湿力に優れた化粧水
保湿力に優れた化粧水には以下のような成分が入っています。化粧水を購入する際にチェックしてみましょう。
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- セラミド
- プラセンタ
肌質で化粧水を選ぶ
化粧水を選ぶ際には肌質に合ったものを選ぶことも大切です。肌質に合っていないタイプの化粧水を使うとかえって肌トラブルを引き起こしてしまう場合があります。
男性の肌質を考えたさまざまなタイプの化粧水があるので自分の肌質を把握し適した化粧水を使用しましょう。
- オイリー肌 … 肌のベタつきを抑えるとろみのないサラッとしたタイプの化粧水
- ドライ肌 … 足りない皮脂を補うとろみのある保湿力の高い化粧水
- 混合肌 … 乾燥を防ぐことを優先した方がよいので保湿力の高い化粧水を選ぶ
保湿クリーム・乳液の選び方
化粧水で肌に潤いを与えたら、その状態を保つためにも最後にクリームや乳液で保湿効果を持続させる必要があります。
保湿成分に注目する
最後に使うクリームや乳液も化粧水と同じく保湿成分に優れたものを選びましょう。化粧水は水分なので蒸発してしまう可能性があるため油分の入ったクリームや乳液でカバーしなければなりません。
しかし一般的に男性の肌は皮脂量が多いので油分が多く含まれるクリームや乳液にこだわる必要はなく、保湿成分を優先してチェックすることが大切です。
保湿力のあるクリームや乳液には主にヒアルロン酸やセラミド、プラセンタが保湿成分として含まれています。
また各化粧品メーカーが独自に開発した優れた保湿成分を配合したクリームや乳液が数多く発売されています。
美肌を維持するための生活習慣
適切なスキンケアだけを行っていれば美肌を保つことができるわけではありません。どんなに高価なスキンケア商品を使用しても生活習慣が悪ければ肌トラブルを起こしてしまいます。
食事に気を配る
美肌を保つためにはバランスの取れた食生活を心がけることが大切です。揚げ物やファーストフード、菓子類ばかりを食べていてはすぐに吹き出物や肌荒れを引き起こしてしまいます。
野菜や果物を取り入れた食事を心がけ、腸内環境を整えておくとサラスベ肌をキープすることができます。
また美肌に効果的なヒアルロン酸や良質なタンパク質を含む食材をバランスよく献立に取り入れるとよいでしょう。潤いを保つコラーゲンはタンパク質に含まれています。
ヒアルロン酸やタンパク質を多く含む食材・食品には以下のようなものがあります。
ヒアルロン酸を多く含む食材・食品 | タンパク質を多く含む食材・食品 |
鶏軟骨・鶏手羽先・豚足 | 鶏ササミ・豚ロース・牛モモ |
鮭・うなぎ | 鮭・マグロ |
オクラ・山芋 | 大豆製品 |
納豆 | 乳製品 |
快眠できる環境を整える
睡眠は健康な生活を送る上で大切な要素の一つですが、寝不足や質の低い睡眠は肌にも大きな影響を与えてしまいます。
夜にぐっすり眠ることができる環境を整えるためにも、ストレスを溜めないことが美肌の維持へとつながります。適度な運動やスポーツで身体を動かし、夜更かししない生活習慣を心がけましょう。
またスキンケアに使用するアイテムは香りも大切です。一日の疲れを癒やしリラックスして眠りにつけるような化粧品を選ぶことも大切です。
タバコとアルコール
ストレス解消のためにタバコやアルコールばかりに頼ってしまうと美肌を手に入れることはできません。アルコールの取り過ぎはタンパク質を分解し肌のハリをなくしてしまいます。
サラスベ肌をキープするためにもタバコやお酒は適度に楽しみ、ストレスを感じる時はスポーツで汗を流したり好きな音楽や映画を鑑賞したりして生活習慣から美肌づくりに働きかけてみましょう。
まとめ
モテる男性の条件である綺麗な肌を保つためのポイントについて徹底解説しました。男性の肌質や肌トラブルを考えたメンズ用のスキンケア商品も数多く出回っており、自分の肌に合ったアイテムでモテる美肌を手に入れることができます。
しかしどんな化粧品を使っても正しい方法でスキンケアを行わなければ綺麗な肌を維持することができません。
上記で解説した美肌を保つポイントや洗顔方法から保湿までのコツを覚え、モテる男性の条件であるサラスベ肌をキープしていきましょう。