家族や友人同士でのキャンプはもちろん、最近では一人でのキャンプなども非常に人気が高まっています。
ですが、初めてのキャンプのときにはどのようなウェアを着ればよいのか悩んでしまう人も多いことでしょう。
そんな人のために、キャンプ向けのアウトドアコーデのポイントをご紹介します。
キャンプ地でよくありがちな急な悪天候への備え方や、機能性など普段の服との違いもしっかりチェックすれば安心です。
オシャレと機能性を両立させたコーデを目指しましょう。
キャンプ向けアウトドアコーデの例を写真でチェック!
キャンプ向けのメンズアウトドアコーデの例を実際の写真でチェックしましょう。
アウターやボトムスなどに目が行きそうですが、小物やシューズも含めたトータルコーディネートを参考にしましょう。
長袖・ロングパンツで肌寒さから身を守る
夏のキャンプイベントに参加しているコーデです。
夏とはいえ山のキャンプ場は朝晩冷えますから、しっかりと長袖とロングパンツで肌寒さから身を守っています。
動きやすいスウェット素材のトップスと化繊素材のロングパンツで快適です。動きやすいシューズも必須アイテムです。
動きやすく着替えやすい夏フェス仕様
夏の野外フェスはテントを持ち込んでキャンプをしながら参加するという人も多いです。
真夏の昼間は暑いので、Tシャツ&ショートパンツの組み合わせがベストでしょう。
動きやすく着替えやすいため便利ですが、足元はしっかりとハイカットのシューズで守っています。
ゆったり見たいときにはサンダルに変えたり、肌寒いときにアウターを羽織るのもよいでしょう。
秋冬はアウターをしっかり選ぼう
秋とはいえキャンプ場は朝晩冷え込むことが多いです。アウターは防風性や防寒性の高いものを選びましょう。
このジャケットは発色もよく気持ちよく着ることができます。
ボトムスをデニムに変えるだけでタウンユースに
トップスは発色の良いグリーンのアウターとモスグリーンのキャップでアウトドア仕様にしています。
ですが、ボトムスをデニムに変えるだけで普段使いのタウンユース仕様に変わります。
アウトドアコーデを普段使いにうまく取り入れたコーディネートです。
キャンプ向けアウトドアウェアの種類をチェック
キャンプでのアウトドアコーデを考えるときにはウェアの種類をチェックすることが大切です。
季節や高度、天候などを考えて最適な組み合わせを選ぶ必要があります。
トップス
まずはトップスとして、アウターとインナーの間に着るウェアを考えましょう。
秋〜冬にはもちろん、標高の高いキャンプ場は夏でも気温が低い場合があるため、フリースがおすすめです。
夏の暑い時期にそれほど高度が高くない場合はTシャツで良いでしょう。
スウェットも1枚持っていると便利です。
ボトムス
ボトムスはアウトドアパンツを履いておくと軽量で動きやすいのでおすすめです。
長さもロングとショートから選べるので、気温によって選ぶようにしましょう。
素材はナイロンなどの化繊とコットンやウールといった天然繊維のものがあります。
キャンプで焚き火をするという場合はナイロンだと火花などで焦げて穴が空きますので注意しましょう。
逆に天然繊維のものは雨などで濡れると重くなりますし、乾きにくいです。
アウター
アウターはウィンドブレーカー・ソフトシェルジャケット・ハードシェルジャケットなどがあります。
寒い時期のキャンプにはハードシェルジャケットがおすすめです。春・秋であればソフトシェルジャケットで十分でしょう。
急な雨や肌寒いときに羽織るためならウィンドブレーカーで大丈夫です。
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) クラウドジャケット Cloud Jacket WB M NP11712
インナー
インナーは保温性の高いものやストレッチ素材のもののほか、機能性の高いインナーが人気です。
消臭効果のあるインナーはシャワーを浴びることができない場合でも非常に便利です。
トレッキングなどをする場合にはコンプレッション性の高いインナーがケガ予防や動きのサポートをしてくれます。
吸汗速乾性が高く動きやすいインナーを選ぶようにすると良いでしょう。
アウトドアコーデに必要な機能性をチェック!
キャンプでのアウトドアコーデではどのような機能に注目すればよいでしょうか?
アウトドアウェアに備わっている機能性をチェックしていきましょう。
保温性・防寒性
キャンプ場は風などを避けられる遮蔽物があまりないことが多いです。
テントの中にいても冷気は伝わってきますので、保温性や防寒性の高いものを選びましょう。
真夏を除き、春・秋でも朝晩は冷えることが多いですのでしっかりとチェックして選ぶようにすることをおすすめします。
吸汗性・速乾性・放湿性
キャンプ地まで自動車やバス・電車などで行く場合は良いですが、歩いていく場合には放湿性も考えておきましょう。
また汗をかいたときにそのままにしていると風邪を引いたり不快だったりするため、吸汗性や速乾性の高いウェアがおすすめです。
特にインナーを選ぶときには注目しておきたいポイントです。
軽量性
キャンプでは持ち物を軽くしておくと移動の際に非常に楽です。そのためウェアの軽量性も追求してみましょう。
特に寒い時期のアウターは軽量性も考えておくと便利です。
防水性・防風性
風が強い場合や急な雨が降った場合などに備え、防風性や防水性もしっかりチェックする必要があります。
GORE-TEXなどの素材は防水性・防風性・防寒性に優れているためおすすめです。
メーカーによってオリジナルの機能性素材を使用しているため、特徴を押さえて選ぶと良いでしょう。
悪天候に備えるためのアウトドアウェアの選び方
キャンプでは急な雨や強い風などといった悪天候に遭うこともよくあります。
悪天候に備えるためのアウトドアウェアを選ぶポイントをチェックしましょう。
レインウェアは軽量で高性能なものを
キャンプで使うレインウェアは軽量で高性能なものを選びましょう。
レインウェアは常に着ているものではなく、天候が良いときにはリュックの中に入れておくものです。
そのため軽量なものや小さく収納できるものが便利です。
またキャンプのときにはテントの設置などで動くことが多く、非常に汗をかきます。
雨を通さない防水性と同時に汗や湿気を放出できる放湿性・透湿性の高いものを選びましょう。
ボトムスもセットになっていると良い!
レインコートやポンチョではなく、トップス・ボトムスがセットになっているものを選びましょう。
上半身は雨を避けられるけれど下半身が濡れてしまった、ということがあると体が冷えて風邪や怪我の原因になります。
視認性の高いものだとベター
もし自然の中で大雨などに遭い道に迷ってしまったときなど、視認性の高い色のものを選んでおくと良いでしょう。
周りから見て発見してもらえるような色のものが便利です。
アウトドアウェアと普通の衣類との違いをチェック
アウトドアブランドから販売されているウェアと、「アウトドア風」の普通の衣類ではどのように違うのでしょうか?
違いを知っておくとウェアを選ぶときに役立ちます。
過酷な状況にも耐えられるようになっている
アウトドアウェアは普通の衣類に比べて過酷な状況にも耐えられるように作られています。
特に防寒性に関してはアウトドアウェアの方が数段性能が良いので、屋外でも活動も安心です。
アウターに関してもアウトドアウェアは枝や岩などに引っ掛けても破れたりしないように強度の高い素材を使っています。
機能性の高さが違う
アウトドアウェアと普通の衣類では機能性のレベルが違います。
同じ「ウィンドブレーカー」と名の付く商品でも、防風性と防寒性が大きく違います。
アウトドアウェアなら非常に高い防水性を持つと同時に内部の湿気を放出してくれる機能もあり、快適に過ごせます。
最先端の素材を使用している
各アウトドアブランドはアウトドア専用のウェアを開発する際に最先端の技術を取り入れた素材を使用していることが多いです。
保温性を保ちながら吸汗・速乾性も高く肌触りの良い素材など、通常の衣類には使われない素材が使われています。
価格が高い
機能性の高い作りや素材を使っているため、アウトドアウェアの方が普通の衣類に比べて価格が高いという場合が多いです。
価格だけで判断することはできませんが、一般的に価格が高いアウトドアウェアほど性能が良いとされています。
普段使いもできるアウトドアコーデのポイント
アウトドアウェアは機能性が高いため、普段から活用したいという人も多いです。
アウトドアをタウンユースとしてコーディネートに取り入れるためのポイントをチェックしましょう。
サイジングをチェック
普段使いする場合にはサイズをしっかりチェックしましょう。
キャンプ用のアウターは中に着込むことを想定してやや大きめのサイズのことが多く、タウンユースには合わないかもしれません。
ジャストサイズのウェアの方が普段使いには適しています。
カラーコーディネートをチェック
アウトドアウェアは発色の良いカラフルなものも多いですが、色のバランスをしっかり考えましょう。
配色の基本は「メイン7:サブ2:差し色1」です。
あまり多くの色を取り入れるとバランスが悪くなったり目がチカチカしたりするので要注意です。
持ち物と合わせてみよう
靴やバッグといった持ち物と合うかどうかもチェックしておきましょう。
頭からつま先までトータルでまとまりのあるコーディネートをすることが大切です。
キャンプ向けメンズのアウトドアコーデまとめ
キャンプは奥が深いレジャーとしてますます人気が高まっています。
キャンプの楽しみの一つとしてさまざまなアイテムを購入することがありますが、ぜひオシャレも楽しんでみましょう。
機能性の高さとおしゃれを両立させるのがアウトドアコーデの醍醐味の一つでもあります。
ぜひ自分流のスタイルを追求してキャンプを楽しんでみてください。家族やカップルでお揃いのコーデをするのも楽しいですよ。