サングラスはかけるだけでイメージを大きく変えることができる便利なファッションアイテムです。
もちろん強い日差しや地面からの照り返しから目を守ることができるため、機能性も重視したいところです。
用途やコーディネートによって選び分ける必要がありますし、フレームの素材や形などでも印象が大きく変わります。
サングラスの選び方や注意点、コスパの良いおすすめブランドもご紹介します。
用途に合わせたサングラスの選び方
サングラスと一口に言ってもさまざまな用途があります。自分の用途に合わせたサングラスを選びましょう。
日差しから目を守りたい!
サングラスを購入する最大の理由の一つが「日差しから目を守りたい」というものでしょう。
サングラスにはまぶしさを防ぐ役割はもちろん、紫外線を防ぐ働きもあります。
まぶしさを防ぐ場合は濃い目の色のレンズを選びましょう。
また、サングラスを選ぶときにはUVカット加工の表示を確認しましょう。
濃い色のレンズだからといってUVカット加工がされているとは限りませんし、透明なレンズでもUVカットできるものもあります。
ファッションアイテムとして使いたい!
サングラスを購入するもう一つの大きな理由はファッションアイテムの一つとして使いたい、というものでしょう。
サングラスをかけるだけで雰囲気が引き締まって見えるというメリットがあります。服装に合わせたサングラスを選びましょう。
スポーツ時の視界を確保するために使いたい!
マラソン・ゴルフ・サイクリング・野球など、スポーツ時に視界を確保するために使うという人もいます。
直射日光のまぶしさや地面からの照り返しなどを防ぐことでパフォーマンスが上がるというメリットがあります。
またドライブや釣りなどのときに使う人も多いです。
スマホやパソコンのブルーライトを遮断したい!
純粋なサングラスとは異なりますが、パソコンやスマホなどから出るブルーライトをカットするためのメガネもあります。
ブルーライトのような青系の強い光をカットするとそれだけで目への負担が軽くなります。
サングラスのレンズは役割に合わせて色を選ぼう
サングラスのレンズにはさまざまな色があり、色ごとに効果が異なります。
見た目はもちろん機能性も考えてレンズを選ぶのがおすすめです。色ごとの特徴をまとめておきますので、チェックしましょう。
ブラウン系
非常に一般的な「サングラス」というイメージのレンズがブラウン系です。
濃い色のものは眩しさを抑えますが、薄いものでもコントラストがはっきり見えるというメリットがあります。
グレー系
他の色のレンズに比べて自然に見えるというメリットがあるのがグレー系のレンズです。
薄めのグレー系ならサングラス初心者でもさり気なくかけることができます。
ブルー系
ブルー系はまぶしさの元になる黄色・オレンジ系を抑える働きがあります。晴れているときに役立つレンズです。
またブルーはクールさをかもし出す効果もあります。
グリーン系
グリーン系は目に優しい色なので、目への負担が軽いというメリットがあります。意外と人気の高い色味です。
イエロー・オレンジ・ピンク系
明るく見ることができるため、夕方〜夜や曇・雨など日差しが弱いときに役立つレンズです。
陽射しの強いときにはまぶしさを抑える効果が弱いので注意しましょう。
ピンクはコントラストを上げてものや人の輪郭を強調してくれますが、強い色味だとやや印象が良くないかもしれません。
クリアー
透明なレンズのサングラスというのもあります。
サングラス初心者で色付きのレンズに抵抗があるという人や、色を入れずに紫外線はカットしたいという人におすすめです。
購入する際は「UVカット」と書かれているものを購入すれば、透明なレンズでも紫外線をカットすることができるので便利です。
ミラーレンズ
外側から見たときにミラーのように反射するタイプのレンズはスポーツサングラスなどでよく使われます。
特に陽射しが強いときにギラツキを抑えてくれるので便利です。また目線を見られたくないときにも役立ちます。
偏光レンズ
運転やゴルフなどのときに役立つのが偏光レンズです。
光の照り返しやギラツキ、ガラスの反射などをカットしてくれるため、光の中でもはっきりと見ることができます。
いわゆる「鷹の目」といわれるレンズです。
調光レンズ
調光レンズは光の強さによって色が変化する(光が強いと色が濃くなる)機能を持つレンズです。
昼・夜や天候などを選ばずに使えるので非常に便利です。
ただし調光機能は時間の経過とともに低下してくるため、2年程度で買い換える必要性がでてきます。
グレー系とブラウン系のレンズがあります。
コーディネートに合わせたサングラスの選び方
服のコーディネートに合わせてサングラスを選ぶのは非常に楽しいですが、アンバランスに見えることもあるので注意が必要です。
きれいめコーデにはスッキリした形のフレームがおすすめ
きれいめなコーデの人はすっきりしたウェリントンやスクエアなどのフレームがよく似合います。
あまり太すぎるフレームではなく、やや細めのものを選ぶと良いでしょう。
カジュアル目な人は小さすぎないものを
普段からカジュアルなコーデの人はレンズが小さすぎないものを選ぶと良いでしょう。
ウェリントンは幅広い顔の輪郭にもうまく合わせることができ、カジュアルにもきれいめにも使えるので便利です。
しっかりハズしたい人はラウンドタイプがおすすめ
カジュアルめで遊び心を忘れたくないという人はラウンドタイプがおすすめです。
ウェリントンやオーバルといったフレームよりも攻めている印象が強く出せます。
スポーツ系コーデの人はあえてスポーツサングラスを
スポーツ系コーデの人は通常のサングラスではなく、あえてスポーツ用のサングラスをかけるのも良いでしょう。
スポーツサングラスには通常の2枚レンズのほか、ひと続きになっている1枚レンズのものもあります。
2枚レンズの方が様々なコーデに合わせやすいのでおすすめです。
フレームの形・素材・サイズに合わせたサングラスの選び方
サングラスはフレームの素材や形などがさまざまです。それぞれの特徴や選び方をチェックしてみましょう。
セルフレームは合わせやすい
セルフレームと呼ばれるプラスチック製のフレームは様々な形状があるため、カジュアルにもシックも使うことができます。
メタルフレームはカッチリした印象に
メタルフレームは一般的にカッチリとした硬めの印象やクールな印象になることが多いです。
細いメタルフレームのものは目立ちすぎないため顔に馴染みやすいと評判です。
ボリュームのあるティアドロップは服装にも注意を
昔ながらのティアドロップ型は下がやや大きく広がっているため、丸顔や三角顔の人よりは面長な人の方がよく似合います。
カジュアルすぎる服装にはやや合わない傾向がありますので注意が必要です。
ジャケットやシャツの方がよいでしょう。またミリタリーファッションにもよく似合います。
顔の形と違う形のフレームを選ぶのが基本
一般的に「顔の形と違う形のフレームを選ぶ」というのがサングラス選びの基本とされています。
丸顔の人はラウンドタイプを、四角い顔の人はスクエアタイプを避けるようにすると良いでしょう。
コスパに優れたサングラスのブランドはこれだ!
コストパフォーマンスに優れ、デザイン性についても評価の高いブランドをご紹介します。
どれも非常に人気の高いブランドですので、ぜひチェックしてみてください。
DOT DASH(ドットダッシュ)
アメリカ・カリフォルニア生まれのブランド「ドットダッシュ」の特徴はまさにコストパフォーマンスの良さにあります。
安いものでは2000円台から購入でき、高いものでも5,000円程度という価格は非常に魅力的です。
さらにデザイン性も高く、何本もコレクションする人がいるほどの人気です。
Zoff(ゾフ)
低価格で高品質なメガネを販売しているブランドとして非常に人気が高い「ゾフ」ですが、サングラスの評価も非常に高いです。
購入者の口コミでも「安っぽさを感じない」「3年使っていても全く問題が無いので満足」など高い評価を得ています。
Ray-ban(レイバン)
サングラスと言えばレイバン!と連想する人も多い有名ブランドです。
20,000円前後のものが多いため、安いブランドというわけではありません。
ですがデザインの多さや長く使えるという安定感を考えると、非常にコストパフォーマンスに優れているといって良いでしょう。
サングラスを選ぶときのポイントをチェック!
サングラスを選ぶときには以下のようなポイントに注意して選ぶようにすると良いでしょう。
目や顔の大きさも考えて選ぶ
サングラスは目や顔の大きさも考えて選びましょう。横幅は顔の横幅に合わせるようにするとバランスよく見えます。
またフレームの上のヘリと眉毛の間が広く開いてしまわないようにしましょう。
メガネの縦の幅が眉毛からあごまでの1/3の長さに収まるようにするとスッキリと見えます。
また、重いサングラスは汗をかいたときなどにずり落ちてしまうことがありますので注意すると良いでしょう。
天候や時間帯も考えて選ぶ
天候や時間帯によっては使うのを避けた方が良いレンズがあります。
夜やトンネルなどの薄暗い場所、雨天時でも使いたい場合はイエロー・オレンジなどの暖色系やクリアレンズを使いましょう。
調光レンズなら時間や天候にかかわらず使えます。
試着して調整もしっかりしてもらおう
サングラスは様々な場所で売られていますが、必ず鏡を見て試着してから購入しましょう。
メガネ店で購入すれば店員さんにアドバイスを求めることもできますし、フレームや鼻あてなどを調整してもらうこともできます。
メガネ店以外で購入した場合でも、調整してもらうことができますのでうまく活用しましょう。
「おすすめサングラスはコレ」まとめ
サングラスは服装・顔の形・使用する用途や状況などによって選び方が変わります。
1本だけ購入するという人が多いですが、状況に合わせて複数本持っておくというのもおすすめです。
ぜひ自分に合ったサングラスを見つけてみてはいかがでしょうか。