男性の髪型の中でも人気が高い刈り上げヘアですが、さまざまなヘアスタイルに組み合わせることが可能です。
刈り上げるだけで雰囲気が爽やかに見えたり、顔の輪郭がはっきりして小顔効果が出たりするので非常におすすめです。
合わせやすい髪型・刈り上げのベストな長さ・爽やかな印象を生み出すためのセット方法などをご紹介します。
刈り上げの良さをチェック!
改めて刈り上げの良さをチェックしましょう。
まだ刈り上げをしたことがないという方はこれを機会に刈り上げを取り入れてみてはいかがでしょうか?
スッキリ見える
襟足や耳周りを短くする刈り上げヘアは顔の輪郭をスッキリと見せることが可能です。
襟・首・耳などに髪がかかる煩わしさから解放されますし、見た目的にもさわやかな印象を与えます。
涼しい
特に夏場には刈り上げヘアは非常に涼しいというメリットがあります。
実際に体感気温を低くできるという他に、見た目の涼しさも得られます。
精悍な印象を出せる
長髪よりも短髪の方が精悍な印象がありますが、襟足やサイドを刈り上げるだけでもかなり印象は変わります。
学生時代からミディアムヘアにしている人は刈り上げを取り入れるだけでビジネスでも通用する髪型に変化させることができます。
こまめにカットしなければいけない
メリットだらけのように見える刈り上げにももちろんデメリットがあります。
のびてくるとさわやかさやすっきり感が失われるため、こまめにカットをしなければならないという点です。
目安としては1ヶ月に1回はメンテナンスが必要です。
しかも後ろや横などは鏡などで見るのが難しいので、美容院や理髪店などでカットしてもらう必要が出てきます。
刈り上げの長さは何ミリがベスト?
美容院や理髪店などで刈り上げをオーダーした場合、「何ミリにしますか?」と長さを尋ねられることがあります。
刈り上げるときのベストな長さを考えてみましょう。
ガッツリ短くしたい場合は3mm
ガッツリと短くしたい!という場合は3mmを目安にしてみましょう。
3mmは地肌が分かる程度の長さですが、もっと短くしたい人はスキンヘッドに近い0mmというオーダーもできます。
地肌が見えないようにしたい場合は9mm
逆に地肌が見えないようにしたいという場合は9mmが良いでしょう。
いわゆる「刈り上げ」のイメージよりはやや長めなので、さりげなく刈り上げているという印象になります。
刈り上げ初心者にはトライしやすい長さではありますが、すぐに伸びてしまうので頻繁にメンテナンスをすることになります。
長さに困ったら6mmにしてみよう
3mmほど短くしたくないし、9mmだとすぐに伸びてしまうという場合には6mmという長さは非常にバランスが良いといえます。
地肌がギリギリ見える程度なので3mmよりも抵抗なく刈り上げられますし、9mmよりもメンテナンスのインターバルが長くなります。
最も一般的な刈り上げの長さだといってよいでしょう。
ベリーショートやショートヘアと刈り上げは相性バツグン!
ベリーショートやショートヘアと刈り上げは相性がバツグンです。
ソフトモヒカンが代表的ですが、それ以外にも刈り上げが活かせる髪型が多いです。
王道のソフトモヒカンはしっかり刈り上げよう
バックとサイドを刈り上げ、トップを立たせるソフトモヒカンは長さによって印象を変えることが可能です。
刈り上げ部分を短めにし、トップをツンツンに立たせたようなソフトモヒカンはやんちゃなイメージになります。
また刈り上げを少し長めにして柔らかくトップバングを作ったソフトモヒカンならスマートでスタイリッシュなイメージにできます。
刈り上げ部分とトップの差で勝負しよう
刈り上げ部分とトップの部分の長さの違いを工夫することで印象を大きく変えることができます。
トップと刈り上げ部分の長さが自然とつながるようにできると刈り上げが目立ちすぎずに自然な見た目になります。
逆にトップを目立たせたいという場合はサイドとバックの刈り上げを極端に短くするとよいでしょう。
ボウズにしてみるのもあり!
一気にボウズにしてみるというのも選択肢として考えてみても良いでしょう。
ボウズといっても長さやヒゲなどで工夫することでさわやかな印象や男らしい印象などを作ることができます。
トップをウルフカット気味にしてサイドとバックをガッツリ刈り上げるという人も多いです。
ミディアムヘアと刈り上げはビジネスでもGood!
ミディアムヘアも刈り上げを取り入れるとスッキリと見えるため、髪型によってはビジネスでも十分大丈夫です。
刈り上げとマッシュを組み合わせてすっきりと!
やや重めの印象があるマッシュですが、襟足を刈り上げることでスッキリと見せることができます。
フロントは厚め、バックはすっきりさせると非常にバランスがよく、顔から首のシルエットがきれいに見えます。
ツイストパーマと刈り上げの組み合わせもアリ!
全体的にふわりとしたイメージのパーマと刈り上げも愛称の良い組み合わせです。
全体的に空気感を出したようなふんわりしたカールと刈り上げの相性は非常によいのでおすすめです。
また、細かいツイストパーマと合わせると重たい印象やだらしない印象などが一気に払拭され、オシャレ感がアップします。
ミディアムヘア+刈り上げでさわやかなビジネスマンに
スーツスタイルには清潔感が大切です。
ミディアムヘアならバックを刈り上げるだけで髪の毛が襟足にかからなくなり、スッキリさわやかな印象を出すことができます。
ツーブロックの刈り上げのポイントをチェック
刈り上げといえば最近の定番ヘアスタイルであるツーブロックをイメージする人も多いと思います。
ツーブロックの際の刈り上げのポイントをチェックしましょう。
ツーブロックの刈り上げはどこまで刈り込むか?
かぶせる部分の長さにもよりますが、基本的には耳とハチの間くらいの浅めのツーブロックにする人が多いです。
中にはハチのあたりまでガッツリと刈り込む人もいます。
夏は涼しくて良いですが冬は風が通って寒いというデメリットもありますので、刈り込みすぎには注意しましょう。
また長さは6mmくらいが目安ですが、刈りすぎない方が好みだという人は9mmや12mmにする人もいます。
短髪のツーブロックもさわやか!
ただのベリーショートではなく、サイドをしっかりと刈り込んだ短髪のツーブロックもさわやかで好評です。
サイドを短めにし、トップとの差をはっきり出すことでメリハリをつけることができます。
パーマと刈り上げでボリュームを自然にダウン
全体的にパーマをかけた髪型ですが、サイドを刈り上げてツーブロックにしているためボリュームが出過ぎないようになっています。
日本人はハリが高めなのでボリュームが増えると髪の毛が横に張り出して頭が大きく見えてしまいがちです。
刈り上げることで自然とボリュームをダウンさせることができます。
ミドルエイジでもツーブロックで決める
ミドルエイジでもツーブロックにすることで長めの髪が重たくなりすぎないようにすることができます。
もちろんビジネスシーンでも全く問題ない髪型ですし、プライベートでもおしゃれを楽しむことができます。
刈り上げを利用したさわやかなセット方法を動画でチェック
刈り上げを利用した髪型のセット方法を動画でチェックしましょう。ベリーショートとツーブロックの2種類をチェックしていきます。
ベリーショートの刈り上げヘアのセット方法
- あらかじめドライヤーで根元を立ち上げるようにクセをつけておく。
- ジェルを500円玉の大きさ程度手に取り、手のひら全体に広げる。
- 手を左右に振りながら全体になじませていく。
- ハチはやや抑えるようにするとよい。
- 無理矢理に立ち上げるのではなく、ドライヤーでふわっとさせたところにジェルをなじませるイメージ。
- 前髪は軽く握るように立ち上げ、中央が最も高くサイドに向けて流れていくように形を作る。
- 最後に全体のバランスを見ながら指先で整えて完成。
ドライヤーを使ってボリュームを出したツーブロック
- ドライヤーで濡れた髪を8割程度まで乾かす。完全に乾かさないように注意。
- 乾かしながら大体の形を作っていく。
- ブラシを使いながら形を作る。
- 分け目を決めるときはクシを当ててドライヤーの熱を当て、最後にクシを戻す。
- ボリュームを出したいときにはふくらませるところまでブラシを入れて髪を曲げる。
- 基本的に熱を当てたら逆に戻し、冷めるまで待つ。
- トップやサイドはボリュームを出さないようにするため、寝かせるようにブラシを入れる。
- 髪が浮かないように抑え、最後に流す方向と逆に戻してから流す。
- サイドは刈り上げ部分がきれいに出るようにする。
- ジェルを使う場合はワックスの3倍程度多く取り、手を振りながらジェルをつける。
- 全体にジェルが馴染んでいくようにつける。
- フロントは少なめのジェルを使い、手のひらを使って表面につけていく。
- 抑えたいところは手のひらでつぶすように後ろに流し、最後に少し前に戻す。
まとめ
男性の中には刈り上げは野暮ったいようなイメージを持っている人もいるかも知れません。
ですが実はその逆で、野暮ったさや重たさを解消してくれる役割があります。
ベリーショートからミディアムまで応用できる刈り上げヘアは見た目の印象もよくセットも簡単なのでおすすめです。
ぜひ自分にあった刈り上げスタイルを見つけてみてください。