最近では、メンズ美容液も多種多様です。
種類も多くどの美容液も良さそうに見えてしまい、結局どの美容液が自分に合っているのか分からないまま購入してしまうことも多々あるようです。
そうなってくると、購入理由がしっかりしていないので、中々自分の肌に合った美容液に出会うことが出来ません。
せっかく購入しても「この美容液、毎日、付けているのに効果ないな?」なんて思うのは残念です。
今回は購入後に後悔することがないようにメンズ美容液の選び方と一歩進んだスキンケア情報を詳しく解説していきます。
自分の肌質に必要な成分が入っている機能的美容液を選ぶ
自分の肌質に合った美容液に出会いたいのなら、自分の肌質に必要な成分を知ることが先決です。
自分のお肌の肌質を把握する
まずは自分の顔の肌質を、しっかりと把握することです。
そうすることで現在、抱えている肌の悩みへの早期解決に繋がり、自分の肌質に最も適した美容液と出会うことが出来ます。
自分の肌質を調べる方法
自分の肌質を知るために一番簡単な方法は、洗顔後にタオルで抑えるように顔を拭いた後に5分から10分置きます。
その時の肌の状態を鏡で見て、自分で判断することができます。
- 顔全体が脂っぽくなっていれば脂性肌
- 目元や口がカサカサしていて、なんだか肌が突っ張っているような時は乾燥肌
- 顔全体がしっとりしており特に部分的にも脂っぽさがない時は普通肌
- お肌が突っ張っていて口元や目元もカサカサ、おでこなどは脂っぽい時には混合肌
となります。このように肌質は大きく4つに分かれます。
自分のお肌の質に特に必要な成分を知る
- 脂性肌にはビタミンC誘導体が含まれているもの
- 乾燥肌には、セラミドが含まれているもの
- 普通肌には、β-カロテンが含まれているもの
- 混合肌には、ビタミンCやビタミンB2が含まれているもの
となっています。表示指定成分を見て自分のお肌に適した美容液や化粧水を選んでいきましょう。
肌質に必要な成分には正しい理由がある
肌質に必要な成分には、正常な肌の状態にするための役割が備わっています。
男性が物を購入する際に重視されているとする“機能性”に着目するのなら、是非、必要な成分を知って購入することをおすすめします。
男性に多い敏感肌にも安心して使用できるものを選ぶ
紫外線や乾燥により肌の表面のバリア機能が弱まってしまい、外的刺激で肌荒れを起こしてしまう敏感肌といわれる男性も多いです。
そうした背景のなか、敏感肌でも機能的なものを選んで安心して使いたいという意見も増えています。
敏感肌の特徴
敏感肌の場合、「ニキビや吹き出物が出来やすい、治りにくい」という特徴が一番多くあります。
洗顔後に肌が突っ張りやすい、合わない美容液を付けたときにヒリヒリしやすいことが敏感肌の特徴としてあげられます。
敏感肌に必要な美容液の成分
敏感肌の方に必要だと考えられる成分はセラミドです。
このセラミドが不足していることから敏感肌を招いている方が多く存在しています。
セラミドという成分は、肌の表面に存在している成分で外的刺激からお肌を守る役割を果たしています。
セラミド浸透で得られるメリット
- 肌のキメが細かくなる
- 乾燥しにくくなる
- 洗顔後に肌がツッパリにくくなる
と、いいことばかりです。これらのメリットは全てセラミドの存在により肌のバリア(外的刺激から肌を守ってくれる)機能が向上するためです。
テスターで自分の好きな「使用感」から選ぶ
美容液の使用感は人の数だけ感じ方があるといっても良いほど、人それぞれです。
そんな数多く存在する感じ方だからこそ、選ぶ時の大きなポイントにもなっているようです。
使用感にこだわる方は必ずテスターで確認して選ぶようにしましょう。
すっきり感重視
男性の美容液の使用感で圧倒的に多い好みの使用感の1つが、すっきり感です。
すっきりとした使用感は、毎日、手軽に使えて心地いいという好印象の使用感です。
付けてみて肌が引き締まったようなすっきり感たっぷりの商品を選びましょう。
しっとり感重視
しっとり感という感じ方が好きな男性は、保湿力を求めていることが分かります。
保湿力が高い美容液は着け心地がしっとりしているものが多いのが特徴です。
付けた肌を触った感じが、しっとりしているのにべたつきがない商品を選びましょう。
サラッと感重視
化粧品自体が苦手な男性も多くいます。
そんな方々の意見として付けた後に肌がべたつかない、サラッと感がほしい、というものが挙げられるでしょう。
すっきり感はなくてもいいから、とにかく肌がべたつかないで欲しいということです。
そういった付け心地の商品を求める場合は、テスターで付けたときに全く付けた感覚がないような軽い付け心地のさっぱりしたものを選びます。
テスターで自分の好きな「香り」から選ぶ
無臭が好きな男性も多い中、最近では西洋天然ハーブなどを用いる美容液も多数存在します。
癒し効果もある自然派の香りを好む男性も増えつつあり、今後も様々な香りの商品が増えていくでしょう。
香りは気分を左右する効果が高いので、香りにこだわりたい方は必ずテスターで実際に確認するようにしましょう。
無臭
無臭が好きな男性にとって、本当に無臭の美容液を探すというのは大変なことかもしれません。
だいたい何らかの香りはするものです。
とはいってもこんな世の中ですからネットの検索窓で「美容液 無臭」と入力して検索にかけるといくつか出てきます。
実際に購入する際には、テスターで試してからの購入が必須です。
癒し系の香り
毎日、一生懸命働いている男性にとって一日の終わりに顔につける美容液は気持ちの良いものであってほしいです。
つけた瞬間、ほっと一息つけるような香りだったら、毎日のフェイスケアも心地の良い時間になります。
ベルガモットやローズマリーなどの爽快感のある香りも人気です。
(番外編)家族のことを考えて安全に使用できる美容液を選ぶ
万が一、自分のお子様が誤って口にしたとしても大丈夫な美容液を選びたい方もいらっしゃいます。
そんな時には、口に入れても大丈夫な美容液もあります。
お子様の肌や口元についても安全
フェイスケアが終わった後に、お子様を抱きかかえなければならないシーンも日常生活の中では多々あるでしょう。
そんな時にお子様の肌についても安全な美容液だったら、お子様に気を遣うことなく楽しい時間を過ごすことが出来ますね。
家計を考えてコスト削減
美容液の中にはメンズ用と表示されていても女性にもおすすめという美容液もあります。
この場合には、奥様と一緒に使用することが出来るので夫婦で別々に購入するよりもコスト的にもリーズナブル!
さらには夫婦で仲良くフェイスケアを行うことが出来ます。
美容液と化粧水や乳液との違い
そもそも美容液と化粧水や乳液ってどんな違いがあるのでしょうか?
似ているようで、どちらをつけてもそんなに肌は変わらないと思っている男性もいます。
本当にそうでしょうか?どんな違いがあるのかそれぞれの違いを分かりやすく説明します。
肌に対する役割が違う
- 美容液は、肌に必要な美容成分を補う役割
- 化粧水は、洗顔をして失った肌の水分量を元に戻す役割
- 乳液は、化粧水で補った水分が失われないようにする蓋の役割
顔につける順番が違う
それぞれの役割に違いがあるので顔につける順番にも違いがあります。
化粧水は、上記でもあるように洗顔で失われた水分を戻す役割なので洗顔の後につけます。
そのあとに、肌に必要な美容成分を浸透させます。最後に化粧水で補った水分と美容成分に蓋をする必要があるために乳液を付けます。
洗顔 → 化粧水 → 美容液 → 乳液
特に美容液は肌に必要な美容成分を高濃度で肌に浸透させることができるため、化粧水で浸透しやすい肌になった後に付けることが理想です。
すべて役割が違いますが、それぞれの役割を理解して使うことで相乗効果が狙えます。
化粧水・美容液・乳液を付けるタイミング
化粧水や乳液との違いを理解したところで次に気になる化粧水・美容液・乳液を付けるタイミングについてご紹介していきます。
化粧水・美容液・乳液を付けるタイミングを間違えるだけで、その商品の効果が発揮されにくくなります。
くれぐれも付けるタイミングは正しく知っておくようにしましょう。
化粧水を付けるタイミング
化粧水を付けるタイミングは先程、さきほど化粧水の役割で紹介した内容が大きく関係してきます。
化粧水の役割は洗顔で失われた水分を元に戻す役割です。
そのため、洗顔が終わってタオルで顔を軽く抑えるようにして拭いた後、すぐということになります。
美容液を付けるタイミング
美容液は、化粧水と乳液の間に付けるようにします。
化粧水で先に肌に水分を戻した後に美容液に入っている成分を入れるようにします。
そうすることで、この後に行う乳液で蓋をして美容液の成分を肌にしっかりと浸透させることが出来るからです。
もしも乳液の後に付けてしまうと美容液成分の効果が薄くなり望んだ通りの効果が得られなくなります。
乳液を付けるタイミング
乳液は化粧水と同じく、前述した乳液の役割が大きく関係しています。乳液の役割は化粧水で補った水分に蓋をして保湿力を高めることです。
ですので、化粧水と美容液を付けた後ということです。
乳液を付ける際の大切なコツ
乳液を付けるタイミングは美容液を付けた後です。
化粧水の水分や美容液の成分が肌の表面に残っている状態で乳液を付けないように注意してください。
肌に補いたい水分や成分が浸透していないと肌は濡れた状態です。
肌に水分や成分が浸透してきて馴染んできた肌の状態になってから乳液を付けることが大切です。
この少しのコツが乳液の役割の効果を発揮することに繋がります。
一歩進んだスキンケアを取り入れる
ここで着目したいのは、アンチエイジングやブライトニングと呼ばれる言葉です。
これらの言葉は一見、男性のスキンケアには必要ないと思う人もいるでしょう。
洗顔をして化粧水や美容液で肌を整えた後にプラスしてケアを取り入れることで更に透明感のある健康肌に導くことが出来ます。
アンチエイジング
こちらは、女性のフェイスケアでは当たり前となっている概念かもしれません。
しかし、アンチエイジングには欠かせない成分、コラーゲンと呼ばれる成分に着目するのです。
これらをスキンケアに取り入れてみることで、男性でも生き生きした若い明るい肌に生まれ変わることが出来ます。
ブライトニング
ブライトニングと聞くと連想するのは“美白”にするための化粧品ではないでしょうか?
そうするとこれもアンチエイジングと同じく男性には必要ないでしょうと思われる方が多いです。
しかし、メンズスキンケアの中でもブライトニングは一歩進んだスキンケアの1つとして考えられています。
また肌を白くするだけではなく、そばかすやシミを取り除いて健康的な明るい肌に導くものをブライトニングと呼びます。
メンズ美容液の選び方まとめ
メンズ美容液と一言でいっても、その美容液の他にも化粧水や乳液といった数多くのケア商品がありました。
自分にピッタリの商品を選ぶことは本当に難しいことだと思います。
選ぶ基準として、毎日肌に直接つけるスキンケア商品ですので、機能的という視点にこだわっていただきたいです。
そして自分の肌に合った商品を使用することをおすすめします。
そしてスキンケアに慣れてきた頃には、一歩進んだスキンケアを取り入れていきましょう。
そうすることで更に健康的で透明感のある明るい肌に導いていくことが出来、近い将来やりがいのある素敵なスキンケアライフを送れることは間違いなしです。