貧乏ゆすりの原因

貧乏ゆすりの原因と止める方法を解説!男性の貧乏ゆすりは女性にどう映る?

周囲に神経質な印象を与えるだけでなく、「貧乏」と名の付くとおりどこか貧相にも下品にも見えてしまうのが「貧乏ゆすり」です。

止めたいのに止められない…気づいたら身体が勝手に動いているなど、貧乏ゆすりにまつわる悩みを抱えているメンズは多いものです。

そこで今回は貧乏ゆすりの原因と解消法を徹底解説

「せっかち」「貧乏くさい」と言わせない男を目指すためのハウツーをしっかり学びましょう。

貧乏ゆすりとは

貧乏ゆすりとは

そもそも貧乏ゆすりとは何なのか、その定義とともに名前の由来などについてもご紹介します。

座った状態で足を小刻みに揺らす動き

貧乏ゆすりとは椅子に腰かけたり、ときには立ったままで膝やかかとなどを動かし続ける状態をいいます。

ほとんどは無意識のうちに身体が動き出してしまう癖のようなもので、他人から指摘を受けて初めて気づくというパターンも珍しくありません。

貧ゆすりの由来は迷信?

すでに江戸時代には足の揺れと貧乏との関連を表した書物が存在しています。

またときを同じくして、足を揺らすと貧乏神に憑りつかれるなどといった迷信も囁かれていたと言い伝えられています。

現在まで残る伝承の中では貧しい人々の動きから名付けられたとする説が有力で、特定の行動スタイルが貧乏ゆすりの由来と考えられています。

  • 休む間もなく忙しく働いている
  • 着るものにも不自由し寒さに震えている
  • 金持ちの高圧的な態度に対して震えている

貧乏ゆすりの原因:精神面

精神面

ではどうして人は貧乏ゆすりをしてしまうのでしょうか。

すべてが明らかにされていない貧乏ゆすりの原因のなかでも、有力な説となっているものをご紹介します。

まずはもっとも大きな心の原因から探っていきましょう。

不安・恐怖

多くの場合は無意識でも、体感的に不安や恐怖が強ければ身体が震えるのは仕方ありません。

「怖さのあまり足がガクガクする…」といった状態は、なかなか止めることができない貧乏ゆすりの特徴だといってもよいでしょう。

緊張感

緊張感

不安感と同時に極度の緊張状態でも起こり得るのが貧乏ゆすりです。

誰かに怒られるのは嫌でもそれを甘んじて受けなくてはならないときなどは、特に身体の揺れが顕著となる傾向があります。

緊張の度合いは止めることのできない貧乏ゆすりの大きさに比例するといってもよいでしょう。

イライラ・ストレス

思ったことがスムーズに進まないときは誰でもイライラしてしまうものです。

貧乏ゆすりをする人はイライラを落ち着かせる手段として、無意識のうちに意味のない動きを繰り返しているといっても過言ではありません。

また、貧乏ゆすりは無意味な動きを繰り返す人間の固着反応のひとつ。

爪噛みやペンを手の上で回すなどの行動も同じとみなされています。

次の予定が気になる

気持ちと行動のバランスが崩れたときにも人は貧乏ゆすりをしがちです。

次なる展開を期待する気持ちが高まりじっとしていられずに足を激しく動かしてしまうパターンは、女性より男性に多い貧乏ゆすりです。

貧乏ゆすりの原因:肉体面

肉体面

下肢を中心とした身体の問題も貧乏ゆすりを起こす原因で、ときには病気が隠れている場合もあるため注意が必要です。

次は肉体的な原因のあれこれをみていくことにしましょう。

筋肉疲労

筋肉疲労

脚の筋肉を酷使しすぎたときにおこる痺れやけいれんのような状態は、肉体的な原因で起こる貧乏ゆすりのひとつです。

精神的な疲労感が強いときなどは特に強い揺れとなって身体を襲う可能性があり、止めるのに時間を要する場合もあります。

血流不足

筋肉疲労のほかに下半身の血行不良が招く貧乏ゆすりもあります。

人間に備わった機能として自らの力で滞った血流を促そうとするため、自然と足を揺らす行動をとるのが血流不足による貧乏ゆすりです。

仮に寒さを紛らわすために取る意識的な行動であっても、立派な貧乏ゆすりということができるでしょう。

脳の働きが影響

物事の途中で意に反するハプニングが起こることがきっかけの貧乏ゆすりは、大脳の働きが関係しています。

脳の指令系統はナイーブで少しの変化にも敏感であり、止められない身体の揺れをもらたらすことがあると覚えておきましょう。

下肢の不快感

血行不良の二次的原因といえるのが冷え・むくみ・かゆみなど足の不快感からくる貧乏ゆすりです。

オフィシャルな場面では気になってもすぐに対処することができず、貧乏ゆすりをして紛らわすといったこともあるのではないでしょうか。

机の下などに置いた足でもあまりにも長時間となると悪目立ちは必至です。

尿意を我慢している

尿意を我慢している

漫画の世界のようですが、トイレを我慢する際に貧乏ゆすりをした経験を持つ人は少なくありません。

もちろん成人してから恥ずかしい思いをしたくないという気持ちもあるでしょう。

何とか我慢しようとする意識が足にリズムを刻ませる貧乏ゆすりにも要注意です。

レストレスレッグス症候群

貧乏ゆすりの中で軽視できない原因がレストレッグス症候群(RLS)です。

RLSが原因なら揺れは全身に現れますが、身体が比較的落ち着いているときには手足の揺れが激しいのが特徴です。

また昼夜を問わない身体の揺れによって睡眠障害などの症状が出ると、お世辞にも健康とはいえない生活が待っています。

明らかに一時的なものではない激しい貧乏ゆすりに気づいたら、早めに専門の医療機関を受診するようにしましょう。

貧乏ゆすりを止める効果的な方法7つ

貧乏ゆすりを止める効果的な方法7つ

ここからは貧乏ゆすりの悩みを効果的に解消していくための方法についてご紹介します。

周りのサポートも視野に入れながら改善へと繋いでください。

下半身の血流改善・マッサージ

結果が求められるアスリートや一日中同じ姿勢で仕事に従事しなければならない人などは、疲労や血流不足の解消が効果的です。

毒を持って毒を制すの理論ではあえて意識的に貧乏ゆすりをする方法もあります。

下半身の血流不足を改善し無意識の貧乏ゆすりを止める方法としておすすめのエクササイズを紹介します。

ぜひ取り入れてみてください。

生活習慣の見直し

生活習慣の見直し

貧乏ゆすりの大きな原因である精神面の充実を図るには生活習慣の見直しも大切です。

栄養バランスの整った食事と十分な睡眠・適度な運動を取り入れてストレスに強い身体を手に入れましょう。

貧乏ゆすりが日々の生活を生きづらくしているなら、なおさらです。

不安の元を解決する

身に迫った問題が元で不安が強いなら解決のための対策をしましょう。

逆に物事が順調すぎて不安があるなら、自分の意識を向けられる新しい何かを見つけることで貧乏ゆすり解消に繋げられます。

心身のリラックスを図る

心身のリラックスを図る

身体の緊張を解くのがマッサージなら心の緊張を解くのは自分が一番リラックスできる状態に身を置くことです。

人それぞれに趣味趣向は異なりますが、最も解放される時間を持つことも重要です。

精神的に開放されれば貧乏ゆすりの回数を圧倒的に減らすことができます。

できれば定期的に排泄する

仕事の都合などで普段からトイレを我慢しがちな人は気持ちと身体両方の欲求を押し殺しているのと同じです。

貧乏ゆすりの原因が尿意を我慢するものだと断定できるなら、ぜひコンスタントに排泄をする習慣を身に着けて欲しいものです。

また中にはトイレの回数を減らすために水分の摂取を控える人もいますがこれは逆効果です。

むしろ必要な水分を摂りいれることで身体のむくみを撃退し、肉体的な理由による貧乏ゆすりが起こらない工夫をしていきましょう。

自分への気づきを大切にする

貧乏ゆすりをはじめとする固着反応は身構えるより起こってからの対処が重要だともいわれます。

ならばガタガタと身体が揺れ始めたときの自分を観察し、あえて客観視することに注意を向けてみましょう。

特に貧乏ゆすりを始めたときのシチュエーションを実況中継する訓練はおすすめです。

同じことが起こっても案外じっとしていられる自分に気づくタイミングも生まれます。

周囲のサポートを受ける

自分ひとりではどうしても改善できない…というときは周囲のサポートも借りてみましょう。

同じフロアで過ごすことの多い仲間は本人以上に貧乏ゆすりのことが気になっている可能性が強いです。

自らの癖を本気で改善したいと思うなら素直に助けを借りて気づきを与えてもらう働きかけを大切にしてコミュニケーションを図りましょう。

貧乏ゆすりの意外な健康効果って何?

貧乏ゆすりの意外な健康効果

身体の癖の中で実は健康面へのメリットが高いのも貧乏ゆすりの特徴です。

意外と知られていない貧乏ゆすりの健康効果には次のようなものがあります。ぜひ参考にしてください。

  • 体温の低下を防ぐ
  • 下肢の冷え・むくみを解消する
  • エコノミー症候群の抑制
  • 肥満予防

貧乏ゆすりはマイナス?女性たちはこう見ている

貧乏ゆすりはマイナス

自分では特に気にしていない癖でも、好きな女性の前ではできれば封印しておきたいのが貧乏ゆすりです。

男性の貧乏ゆすりに対する女性の印象をまとめると、実はマイナス面だけではないという興味深い結果もあります。

  • すぐにキレそう
  • ものすごくせっかち
  • 神経質
  • 私にイラついてる?
  • ひょっとして私に気があるかも
  • 気持ちが高ぶっている?

海外ではどう見られているのか

海外ではどう見られているのか

「貧乏ゆすり」という概念は日本特有のもので、英語で似た表現はあるもののイコールではありません。

マナーとしてはもちろんよいものではなく、海外では意識して避けるべき行為のひとつに挙げられます。

貧乏ゆすりの実態が定かでないことに加えマナーにうるさいのは極東のロシアが有名です。

この地域に滞在するときは気を付けましょう。

貧乏ゆすりの原因と止める方法まとめ

オールバックの男性

どんなにイケメンであっても、ここぞというタイミングで貧乏ゆすりの癖が見えてしまっては興ざめです。

世界的に見てもマナー違反であることは間違いない悪習慣でもあるため、自分なりの解消法を見出すことは重要です。

今回ご紹介した貧乏ゆすりの原因と解消法を参考に、誰もが憧れる落ち着いた雰囲気を醸すメンズにシフトしていきましょう。