いつまでも若々しくありたいと思う気持ちはどんな男性にもあるのではないでしょうか。
人は誰でも年を重ねていきますが、アンチエイジングを意識するかしないかで見た目の印象や気持ちに大きな差が出ます。
しかしアンチエイジングに興味はあるもののアンチエイジング方法やケアの仕方がよく分からず始められない男性も多いことでしょう。
そこで今回は若々しさを取り戻すことができる男性向けのアンチエイジング方法を詳しく伝授します。
アンチエイジングのための毎日のケアや食事内容も一緒に解説していきます。
魅力的な男性の特徴
性別を問わず誰にでも好印象を与える男性は身だしなみを整えアンチエイジングを心がけています。
若いから見た目がよいということではなく、年齢を重ねてもアンチエイジングを怠らない男性は魅力的です。
魅力的な男性とは
女性からだけでなく男性からみても魅力的に映る男性には以下のような特徴があるといえます。
- 経済力がある
- コミュニケーション能力と教養がある
- 外見に気を配っている
経済力や教養は初対面では判断しにくい要素ですが、外見は毎日のケアを怠っていると衰えが顕著に現れてしまう部分。
相手への印象を大きく左右します。
そのため年齢を重ねても相手に好印象を持ってもらうためにはアンチエイジングが必要となります。
アンチエイジングのメリット
アンチエイジングに取り組むと外見がよくなるので気持ちも若々しくなるというメリットがあります。
「老けてきた」とか「お腹が出てきた」と嘆くだけでは若々しさを取り戻すことはできません。
モテ度や信頼度が高くなる
毎日のケアで外見を磨いている男性は女性からの好感度が高くなります。
外見をケアしている男性は若々しくみられるだけでなく清潔感や安心感を与えることができます。
そのため女性からのモテ度が上がり、人付き合いにおいても信頼度が高くなるといえます。
健康な毎日を送ることができる
アンチエイジングは外見だけでなく適度な運動で身体のケアも行うことが大切です。
健康や食事にも気を配り、規則正しい生活習慣が身につくので体質も改善されていきます。
その結果、健康的な身体が維持でき元気な毎日を過ごすことが可能となります。
アンチエイジングは外見と内面を磨き心身ともに向上するので、人生そのものが楽しくなるというメリットがあります。
アンチエイジングと男性ホルモンの関係
アンチエイジングには男性ホルモンが大きく関わっているといわれています。
男性が若々しくいられるためにはこの男性ホルモンが必要なのですが、年を重ねると男性ホルモンは減少していきます。
男性ホルモンは20代後半を過ぎると徐々に減少する傾向にあり、何もしないで放っておくと老化を加速させてしまいます。
男性ホルモンが減るとどうなる?
男性ホルモンが減少してくると以下のような症状が起こりやすくなります。
- 筋力が落ち太りやすくなる
- 体力が低下する
- 肌トラブルが起こりやすくなる
- 集中力が弱くなり疲れやすくなる
- 薄毛を加速させる
そのため年齢を重ねても若々しさを保つためには男性ホルモンを増加させる生活習慣を心がけることが大切です。
男性ホルモンを増加させるアンチエイジング方法
アンチエイジングに必要な男性ホルモンは日常生活の過ごし方で分泌量を増加させることができます。
男性ホルモンは身体がリラックスしている時に分泌が増加します。
普段からストレスのかからない生活ができる環境づくりを心がけ、気持ち的な面からアンチエイジングに努めてみましょう。
適度な運動をする
見た目をケアするアンチエイジングと同時に体力をアップさせて健康を維持することもアンチエイジングには必要です。
適度な運動を生活習慣として取り入れることで若々しさを取り戻すことができます。
筋トレで筋肉量を増やすと男性ホルモンや若さを取り戻す成長ホルモンが増加するだけでなく、病気になりにくい身体を作ることができます。
筋トレだけでは血管が硬くなってしまい血管の老化を進めてしまいます。
血管を柔らかくするための軽いジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を組み合わせて行うとアンチエイジングに効果的です。
アンチエイジングのための筋トレは身体をムキムキに鍛えることではありません。
短時間の自重トレーニングを続けることから始めるとよいでしょう。
若さを取り戻すための自宅でできる筋トレを2種類紹介します。始めに腕立て伏せの方法です。
- 腕を肩幅の1.5倍ほどに開いて床に手をつく
- 息を吸いながら4秒かけて肘を曲げていく
- 腕を伸ばす際は息を吐きながら2秒かけて元に戻る
- 6回〜10回を目安に3セット行う(セット間の休憩は30秒〜1分)
次に太ももを鍛える方法です。
床に膝をついて行うトレーニングなので、ヨガマットやクッションのようなものを使用し膝を傷めないように気を付けましょう。
- 床に膝をついて足はつま先立ちにする
- 膝を少し開いてかかと同士をつけ両手は胸元でクロスさせる
- 上体を軽く後ろに傾けかかとの上に腰を下ろす
- 上体を斜めに傾けたまま息を吐きながら4秒かけて腰を上げていく
- 元に戻る際は息を吸いながら2秒間かけて腰を下ろしていく
- 6回〜10回を目安に3セット行う(セット間の休憩は30秒〜1分)
質のよい睡眠
身体がリラックス状態の時に男性ホルモンは増加します。
質のよい睡眠をとることは身体の疲れを解消するだけでなく、男性ホルモンの分泌も促します。
睡眠不足やストレスで寝付けない毎日を過ごしていると男性ホルモンは減少してしまいます。
同じ時間に起床と就寝ができる生活習慣を心がけましょう。
また男性ホルモンの増加を促すには7時間〜9時間の睡眠時間が必要だといわれています。
趣味を持つ・仲のいい友達と会う
新しいことにチャレンジしたり仕事以外の場面で自分の好きなことに集中したりすることも効果的。
身体にポジティブな刺激を与えるので男性ホルモンの分泌がよくなります。
また心おきなく話せる仲間と会って話すことはストレス解消の一つの手段といえます。
仲間と思い出話に花を咲かせたり思いっきり笑ったりすることで若々しさを保つことができます。
仕事と自宅の往復を繰り返すのではなく、週末や自由時間を利用して趣味や仲間から刺激をもらうこと。
それもアンチエイジングへとつながることになるひとつの方法なのです。
服装や服の着方を見直す
ルックスは服装によっても印象が180度変わります。
外見のケアや適度な運動で見た目を向上させても服装がイマイチでは老けた印象を与えてしまいます。
これまで服装のことをあまり考えたことがなかったのであれば、ファッションに興味を持つことで気持ちに刺激を与えることができます。
むしろ運動や外見のケアをしていくと服装にも必ず興味を示すようになります。
自分をよくみせたいという気持ちや今日はどんな服を着ようかというワクワク感が男性ホルモンを増加させてくれます。
見た目の若さを取り戻す毎日のスキンケア方法
顔の印象を若々しくキープするために毎日のスキンケアをしっかり行いましょう。
ハリがなくカサついている肌はシワが目立ちやすくなり老け込んだ印象を与えてしまいます。
手が込んだスキンケアをする必要はありません。
洗顔・化粧水・保湿の基本的なケアをそれぞれの工程に必要なポイントを押さえながら毎日行うだけで若々しい肌を取り戻すことができます。
洗顔:手でゴシゴシ顔を洗わない
洗顔は手でゴシゴシ顔を洗うのではなく、洗顔料をしっかり泡立て泡で肌を洗うイメージで行うことが大切です。
- 洗顔ネットを濡らしネットで洗顔料をきめ細かく泡立てる
- 泡を顔にのせ手のひらではなく泡で洗うことを意識して洗顔する
- 顔全体を洗ったら泡が顔に残らないようしっかり洗い流す
- 清潔なタオルでゴシゴシ拭かず顔を優しく押しながら水分を吸収させる
泡が顔に残ってしまうと肌荒れの原因となります。
特に髪の生え際は泡が残りやすく、そのままタオルで拭いてしまうと吹き出物や肌トラブルを引き起こしてしまいます。
洗顔料を泡立てるのが面倒だと感じる場合は、プッシュすると泡が出てくる洗顔料もあるのでチェックしてみましょう。
化粧水:肌に若々しい潤いを与える
洗顔の後は化粧水で肌に潤いを与えていきます。洗顔後にタオルで水分をしっかり拭き取ったらすぐに化粧水を使用することが大切です。
- 化粧水を適量出し手のひらで軽く広げる
- 手のひらで押さえながら顎先から上に向かって全体的に化粧水をなじませる
- 目元の皮膚はデリケートで乾燥しやすいので化粧水をしっかり浸透させる
- 鼻筋は指を使ってなじませる
- 最後に顔全体を手のひらで押さえながら肌を整える
- 余分な化粧水が顔に残ったらティッシュで押さえて吸収させる
シェービングを行う部分は乾燥しやすいので入念に化粧水をなじませます。
手で肌をこすると摩擦が起きて肌に負担がかかってしまいます。手のひらで顔を押さえるように化粧水をつけましょう。
またテカりやすい部分は水分不足になっている可能性があります。額や鼻筋のテカリは化粧水でしっかり水分補給することが大切です。
保湿クリーム・乳液:肌の潤いをキープ
肌への水分補給が終わったら潤いをキープさせるために保湿クリームや乳液で肌にフタをします。
- 保湿クリームを適量取り両頬・額・鼻筋につける
- 下から上へ、中心から外側に向けてクリームを伸ばしていく
- シェービングする部分は乾燥しやすいので保湿クリームをしっかり塗り込む
- 鼻筋や鼻の脇も忘れずに塗り込む
- デリケートで乾燥しやすい目元は優しく塗り込んでいく
- 額は指をクルクル回しマッサージするように中心からこめかみに向かってなじませる
- 最後に手のひらで顔全体を押さえてクリームを肌になじませる
首も一緒にスキンケアする
スキンケアは顔だけでなく首も顔の一部ということを意識し一緒にケアしましょう。首のスキンケアを怠ると吹き出物やシワが出やすくなります。
きれいな首元は若々しいイメージを与えます。
首のシワや肌トラブルが原因で老け感を出さないよう、アンチエイジングケアの一環として首へのケアも頭に入れておきましょう。
アンチエイジングに欠かせない紫外線対策
紫外線対策も大切なアンチエイジングケアの一つです。
紫外線対策を怠ると肌のシミやシワを引き起こすだけでなく、老化を早める活性酸素を体内に発生させてしまいます。
スキンケアの保湿クリームや乳液にはUVカット機能のアイテムもあるので朝のケアとして取り入れるとよいでしょう。
また紫外線は目からも侵入します。特に紫外線が強くなる夏はサングラスをかけ、紫外線対策を怠らないことがアンチエイジングにつながります。
顔のアンチエイジング:顔の体操とマッサージのやり方
笑顔の素敵な男性は魅力的です。年齢を重ねると若い頃のように喜怒哀楽を表現する機会がなくなり思い切り笑うことも少なくなります。
こうして年を取るにつれて顔の表情筋が衰えることで顔のたるみやむくみ、シワを引き起こし老け顔を進行させてしまいます。
またほうれい線が目立ってくると顔が一気に老け込んでみえます。
顔のアンチエイジングは空いた時間を利用して顔の体操やマッサージで気軽にアプローチすることが可能。
すぐに始めることができるアンチエイジング方法の一つです。
どれも1分ほどでできる簡単な体操やマッサージなので生活習慣の中に取り入れてみましょう。
表情筋を鍛える体操
表情筋を鍛える顔の体操です。表情筋を鍛えることでほうれい線を解消し、口角の上がった若々しい表情を取り戻すことができます。
- 口を「お」の形にして鼻の下を伸ばす
- 次に口を閉じて舌で内側から左右交互に頬を持ち上げる
- 10回行う
顔のたるみを解消するマッサージ
顔が全体的にたるんでいると実年齢より老けた印象を与えてしまいます。
短時間で気軽に実践できるマッサージで顔のアンチエイジングに取り組んでみましょう。
- 口を開けて咬筋と口周りの間にできる溝を確かめる
- 口を軽く開けたままできた溝に親指以外の4本の指をあて振動させる
- 左右30秒ずつ行う
ほうれい線を改善するマッサージ
ほうれい線は一度気になり始めるとほうれい線ばかりが目についてしまいストレスの原因となってしまいます。
ほうれい線もストレスもアンチエイジングには不要なのでマッサージで解消していきましょう。
- 親指をほうれい線の少し上にあてて外側に伸ばす
- 外側に伸ばしたら下から上に親指を押し上げる
- 押し上げた場所にある頬骨筋が凝っているとほうれい線が目立ちやすくなる
- 頬骨筋を押し上げ30秒間キープする
アンチエイジングのための食事方法
外見のケアをいくら頑張っても健康的な身体を維持していなければ本当の意味での若々しさを取り戻すことはできません。
食生活を見直し体内からもアンチエイジングにアプローチしてみましょう。
身体の酸化は老いを加速させる
年を重ねると身体が酸化しサビた状態になってしまいます。この状態を放置していると身体のサビはどんどん進行し老化を加速させてしまいます。
また老化を進行させる原因の一つに「活性酸素」があります。
活性酸素は紫外線やタバコ、過度のストレスから体内に発生し身体の酸化を促します。
酸化を防ぐには酵素が必要となりますが、食生活を見直すことで身体の酸化を緩和することができます。
アンチエイジングに効果的な食材と食品
酸化を軽減させる食材や食品をバランスよく体内に取り入れアンチエイジングに効果的な食事を行いましょう。
酸化を防ぐ有効成分が含まれた食材や食品には以下のようなものがあります。
- カロテノイド (人参・トマト・鮭・イクラ)
- ボリフェノール(大豆・緑茶・赤ワイン・ゴマ)
- ビタミンC(赤ピーマン・レモン)
- ビタミンE(アーモンド・オリーブオイル・魚介)
満腹になるまで食べない
アンチエイジングを考えるのであれば毎回の食事で満腹感を得るまで食べることは止めましょう。
腹八分目で満足できる習慣を身に付けることが大切です。
また間食をして常に胃が満たされている状態は、腸に必要以上に負担をかけてしまい免疫力が落ちてしまいます。
腸にストレスがかかっていると肌荒れや吹き出物などの肌トラブルが発生しやすくなります。
間食はせずに身体の酸化を防ぐ食材や食品をバランスよく取り入れた規則正しい食生活を心がけましょう。
アルコールは適量で楽しむ
アルコールを過度に摂取してしまうとタンパク質を分解してしまいます。
タンパク質は肌や髪の健康に欠かせない要素なので、お酒を飲みすぎると肌や髪の老化を加速させることになります。
適量のお酒を楽しみながらストレスを解消することはいいですが、ストレス発散のために大量に摂取することは避けましょう。
アンチエイジング方法:その他のケア
老けている印象から遠ざかるアンチエイジング方法にはスキンケア以外にも次のような方法があります。
ニオイのケア
アンチエイジングというと見た目をケアするイメージがあります。
しかし、人は見た目よりもニオイによる印象の方が記憶に残りやすいといわれています。
いくら見た目をきれいにしていても、体臭・口臭・加齢臭のようなニオイのせいで老け感が出て好感度が下がってしまう場合があるのです。
体臭や加齢臭は抗酸化物質が含まれた食材や食品を食事に取り入れることで軽減できることがあります。
前述したアンチエイジングに効果的な食生活を心がけることでニオイにも働きかけることが可能。
またサプリメントで体臭や加齢臭を抑える方法もあります。
食生活を見直してもニオイが改善されない場合は、サプリメントでアプローチしてみましょう。
口臭については、歳を重ねると唾液の量が減ることでニオイが強くなることがあります。
唾液の量が減ると口の中の細菌が増加しやすく、食べ物のカスと一緒に舌に付着して口臭の原因となってしまうのです。
舌をチェックし舌の上が白くなっている場合は口臭が強くなっている可能性があります。舌ブラシを使ってケアしてみましょう。
手・爪のケア
女性は男性の手にも注目しています。手のカサつきや手の甲のシミは老けた印象を与えます。
シミは出来てからでは取り除くことが困難なので、普段から日焼け止めが施されたハンドクリームを塗ってケアすることが大切。
また汚れが付着した長い爪も手元の老け感を増加させてしまうのです。
爪をピカピカに磨く必要はありませんが、爪を短めに整え清潔感を保つだけでも手元のイメージが若くなります。
眉毛のケア
若々しくみせるには眉毛のケアも頭に入れておきましょう。眉からところどころ長い毛が出ていると老け感が出てしまいます。
ボサボサな眉毛を少し整えるだけで顔の印象が若返り明るくなります。
ヘアスタイルを考える
髪型はその人の印象を大きく左右する大切な要素です。男性は年齢を重ねると毛量や毛質の悩みが出てくる場合があります。
髪にコシがなくなった状態で髪を長くしていると実年齢よりも老け込んでしまいます。
アンチエイジングのための若々しく清潔なイメージを与える人気の髪型はショートカットヘアです。
耳が全部出ているスッキリとしたショートカットヘアは好感度が高く、全体的に若々しいイメージを作り上げることができます。
特に前髪を上げたショートカットヘアは爽やかさと清潔感を出すことができる髪型です。
まとめ
男性向けのさまざまなアンチエイジング方法を紹介しました。
紹介した全てのアンチエイジング方法を一気に始める必要はなく、できることから少しずつ取り組むだけでも効果はあります。
アンチエイジングは見た目だけでなく気持ちの面でも若々しさを取り戻すことができるので人生そのものが楽しくなります。
そして適度な運動とバランスの取れた食事で規則正しい生活を送るようになるので健康面での自信にもつながります。
若々しさを取り戻して質の高い毎日を過ごしていくためにも、今すぐアンチエイジングを始めてみてはどうでしょうか。