メンズハットを持つ男性

オススメのハットのコーディネートとは?種類や選び方を徹底解説

ハットはかぶるだけでオシャレ度がアップする手軽で便利なアイテムで、色・素材・種類によって見た目の印象は大きく変わります。

またコーディネートやかぶり方も非常に重要なポイントになります。

ハットの種類や選び方、自分にあったハットを選ぶためのポイントや色使いなどをチェックしていきましょう。

ハットの種類をチェックしよう!

ハットには非常に多くの種類があります。どのようなハットがあるのかチェックしていきましょう。

中折れハット(ソフトハット)・ホンブルグハット

ハットを選ぼうとするとほぼ必ずといっていいほど出会うのが中折れハット(中折れ帽)です。

ソフトハットともいわれます。上部が内側(中)に折れているので「中折れ」と呼ばれます。

また、縁に近い部分にリボンが一周巻かれているものが多いのも特徴です。

割とどのような服装にも合わせやすいため、定番のハットだといわれています。

なおつばの周囲が上がっているとホンブルグハットと呼ばれます。

マウンテンハット

てっぺん(クラウン)の部分が山のように盛り上がっており、デコボコとした凹凸がついているのが特徴です。

凹凸でつく陰影によって印象が変わるため、好みの凹凸のものを探す楽しみがあるハットです。

きれいめにもカジュアルにも使えます。

ポークパイハット

中折れ帽ほど頭の部分が低く、てっぺんの部分が平らになっているため、ポークパイが乗っているような形状だといわれる帽子です。

中折れ帽よりも低めなのでスッキリとして見えるため、コーディネートしやすい帽子です。

ポーラーハット

半球状の形をしており、つばの周囲が上向きにカールしているものを指します。

カジュアル系の服装よりはシャツ・ジャケットなどに合わせてシックに決めたいときに向いています。

チロリアンハット

中折れ帽に非常によく似ていますが、つばの後方が上がり前方は下がっているのが特徴です。

リボンの部分がヒモになっているものや、羽などがついているものがあります。

中折れ帽よりもコンパクトに見えるのが特徴で、カジュアルなコーディネートに最適です。

ストローハット

思わず「海賊王に俺はなる!」といってしまいたくなるのがストローハットです。

いわゆる麦わら帽子ですが、夏にハーフパンツなどと合わせたりサーフ・マリン系のファッションに合わせるのがおすすめです。

バケットハット

ストリートファッションやアウトドア系のファッションに最適なのがバゲットハットです。

クラウン部分はほぼ平らでつばが下向きになっているのが特徴です。

気取らずにざっくりとかぶることができるというのがメリットです。

メトロハット・チューリップハット

つばの形状はバゲットハットと似て下向きですが、クラウンが半球状になっています。

素材や色によってはカジュアルにもスーツにも合わせることができる便利なハットです。

またリボンやバンドが付いていないタイプをチューリップハットと呼ぶことがあります。

サファリハット

探検家がかぶっているイメージがあるのがサファリハットです。

バケットハットのような柔らかめな素材を使っており、クラウンはほぼ平らでつばがやや長めなものが多いです。

中にはポケットやあご紐などがついていることもあるアウトドア向けのハットです。

シルクハット

スーツやタキシードなどに合わせたいのがシルクハットです。

中にはボア素材のものなどもあり、カジュアルやストリート系なコーデに合わせる人もいます。

ハットは素材で選ぶ!

ハットは素材で選ぶハットは使用されている素材によってその個性がガラリと変わってきます。

夏のコーデにぴったりのハットを素材から選んでみましょう。

麻・リネン

サラッとした肌触り・質感で通気性にも優れており、暑い夏でも涼しく過ごすことができます。

吸湿性も高く、汗をかいてもムレにくいという特徴もあります。

デメリットとしてはシワになりやすい、生地が伸びないのでやや硬いという点があります。

ラフィア

ラフィアとはマダガスカル原産のヤシの木やラフィア椰子の葉を乾燥させて作られた繊維のことです。

世界中で高級素材として使用されている素材であり、柔軟性や防水性に優れています。

柔らかい繊維のため使用感が良く、時間の経過と共にツヤが出てくるという特徴があります。

麦わら

麦わらには熱を遮断する作用があり、紫外線にも強いため夏の強い日差しからしっかり頭を守ってくれます。

夏らしい見た目だけではなく通気性にも優れているので、暑い日でも快適に過ごすことができる素材です。

ペーパー

紙で作られているため非常に軽く、お手頃価格で買い求めやすいというメリットがあります。

長持ちはしませんが、ワンシーズン使用する帽子ということで購入しても良いでしょう。

水洗いできない、摩擦に弱いといったお手入れの難しさはありますが、柔らかく被り心地の良さが人気です。

デニム

インディゴで染めた糸を縦糸に、着色しない糸を横糸に使用して織られた生地がデニムです。

使用による摩擦や洗濯を繰り返すことによって色落ちするので、使い込むことによる独特の風味を楽しむことができます

カジュアルで爽やかな印象を与える素材です。

フェルト

フェルト素材のハットはレトロでシックなイメージがあります。柔らかくかぶりやすい上に暖かいため、秋冬でも活躍します。

ビーバーやラビットといった高級フェルト素材のハットは手入れによって長くかぶることができます

ハットはコーディネートで選ぶ!

コーディネートで選ぶハットはコーディネートに合わせて選ぶようにすると良いでしょう。

購入時にハットの見た目だけを考えて選ぶのではなく、自分の服装を考慮に入れることが大切です。

シック系?カジュアル系?

ハットは種類によってシックなジャケットやスーツに合うものとカジュアル・ストリート・アウトドアなどに合うものがあります。

シルクハットなどはジャケットやスーツ系、バケットハットはストリート系、サファリハットはアウトドア系が良いでしょう。

もちろんどのようなファッションにも合わせやすい中折れ帽などもありますが、素材や色等をしっかりチェックしましょう。

つばの長さも重要ポイント

ハットのつばの長さは商品によって大きく変わります。

つばは長い方が大人っぽく、短いほど若々しく(場合によっては子どもっぽく)見えます。

ただしつばが長すぎるものは逆に合わせづらくなる場合があるので注意してください。

ハットはカラーリングで選ぶ!

カラーリングで選ぶハットは全体的なコーディネートと合わせて選ぶのが効果的です。

そのため、靴を含めた服装に合わせやすいカラーリングのものを選びましょう。

黒・紺系は無難な印象

黒や紺などの濃いめの色は割とどのようなコーディネートにも合わせやすいのでおすすめです。

カラーコーディネートの基本は6:3:1

体全体のコーディネートを考えたときに、色は3色程度に留めるのが基本です。

また3色の割合はメインカラー6・サブカラー3・差し色1だとバランスがよいといわれています。差し色はなくても構いません。

そのため帽子はトップス・ボトムス・靴に使われている色のものを選んでおくと良いでしょう。

白系の帽子は爽やかなイメージ

濃い色はシックなイメージになりますが、白系やストローハットなどは爽やかなイメージになるので夏のコーディネート向きです。

深め?浅め?ハットのかぶり方をチェック!

ハットのかぶり方をチェックハットを深めにかぶるべきか、浅めにかぶるべきかというのも悩みどころです。

ハットの正しいかぶり方をチェックしておきましょう。

深めにかぶるのが基本

中折れ帽を始め、ハットの基本は深めにかぶることだといえます。

かぶるときにはハットの前側の中心を額に当て、支点にしながら後ろ側をかぶります。

眉毛からやや上くらいまでの深さでかぶると良いでしょう。

浅めにかぶると幼い感じが出る

前方のつばが上がるようにかぶると幼い感じが出ますので、狙って浅くかぶるとき以外は基本的に避けておいた方が良いでしょう。

かといって目が隠れるぐらいに目深にかぶると前方が見えにくくなって危険です。

また深くかぶりすぎると周囲をシャットアウトするようなイメージになるため印象もあまり良くないので注意してください。

試着してサイズを確認してから購入しよう

購入するときには必ず試着をして、サイズを確認してから購入しましょう。

深くかぶったときに眉毛よりも1cm程度上に来る程度であれば大丈夫です。

逆に深くかぶりきれないものはサイズが合っていないといえます。

ハットの正しいお手入れ方法をチェック!

ハットはしっかりとお手入れをすることで長持ちしていきます。頭は汗をかきやすいため、しっかりとケアを行いましょう。

汗汚れはしっかりケアを!

ハットは汗汚れが付きやすいため、しっかりとケアを行いましょう。

あらかじめハットの内側の額が当たるところに汗を吸収できるような汗取りテープなどを貼っておき、定期的に交換しましょう。

汗で汚れてしまった場合には水で洗うのではなく、濡れタオルを固く絞ってから拭き取り、しっかりと乾燥させましょう。

干すときには日の当たらないところで陰干しにするようにしてください。

洗えるものは手洗いで

帽子の中には丸洗いができるタイプがあります。その場合でも洗濯機で洗うのではなく、手洗いするようにしましょう。

汚れがひどい場合は浸け置き洗いをするのがおすすめです。

脱水機などは避け、乾いたタオルなどで大まかな水分を吸ったあとに陰干しにしましょう。

ブラッシングでホコリを落とそう

丸洗いできない帽子はブラッシングでホコリを落としましょう。

帽子用のブラシを使うのが理想です。フェルトなどは毛の流れがあるため、流れに沿ってブラッシングを行いましょう。

決して粘着テープなどでホコリを取ることをしないようにしてください。

オススメのハットのコーディネートまとめ

オススメのハットのコーディネートハットは種類も多く、素材やカラーリングなどを考えると非常に奥が深いファッションアイテムです。

自分にあったハットを探すのは非常に楽しいですし、一つ買うとどんどん欲しくなるということも多いです。

ぜひお気に入りのハットを見つけてみてください。