目は口ほどに物をいうといいますが、眉毛は目や顔の印象に大きく関わるパーツです。
眉毛の薄さに悩む男性や眉毛を整えるのに失敗した男性は、アイブロウを使って理想の眉毛を書いてみてはいかがでしょうか。
自分の眉毛に合わせた色使いや最適な道具を使うことで、非常に自然な眉毛に仕上げることができます。
アイブロウの使い方と眉毛の書き方、色や道具の選び方をご紹介します。理想的な眉毛を作って印象の良い顔になりましょう。
アイブロウを使うメリットをチェック!
男性でアイブロウを使おうと考える人はあまり多くないですが、身だしなみに気を使っている男性はしっかりと眉毛を整えています。
アイブロウを使うことでどのようなメリットが生まれるのかをチェックしておきましょう。
眉毛の薄さや生えムラをカバーできる
眉毛の濃さには個人差があります。
生まれつき眉毛が非常に薄いという人もいれば、生え方にムラがあってまだらのようになっている人もいます。
そのような人はアイブロウを使うことでむらなくはっきりとした眉毛にすることができます。
眉毛をはっきりさせるだけで周りからの印象が変わります。薄すぎる眉毛は人相が悪く見えることが多いので注意が必要です。
眉毛を整えるのに失敗してもカバーできる
眉毛を整えるときに切りすぎて薄くなってしまったり抜きすぎて短くなってしまったりすることがあります。
またカミソリを使って誤って眉毛が半分無くなってしまったということもよく耳にする話です。
そういうときにアイブロウを使ってカバーすることができます。
顔をはっきりさせる
眉毛がくっきりすることで、顔をはっきりさせたり明るい印象にしたりする効果があります。
また目力を強くする効果もありますので、人と会う仕事をしている人には特におすすめです。
眉毛がはっきりするだけで自信ありげな表情になります。
理想の眉毛の形を写真でチェック
理想的な眉毛の形を写真でチェックしていきましょう。完成形をイメージしておくことで、整えやすくなります。
うすいまゆげも整えれば目力が変わる
この写真ではアイブロウを使う前の段階ですが、整えるだけでここまで目力や表情に影響が出ます。
これでアイブロウを使って眉毛をはっきりさせればさらに効果的です。
眉毛を自然な形でくっきりさせよう
眉毛を整えてアイブロウをすることで、かなり印象が変わります。
この男性は医療機関である美容クリニックでプロの手によるメディカルブロウを行っています。
自分でも慣れてくればアイブロウを使って自然な形でくっきりさせることができます。
眉毛の形を生かしてアイブロウを入れる
自分の眉毛の形を活かしつつアイブロウを入れてアーチ状に仕上げています。
きつい印象になりすぎず、柔らかさを残しながらもはっきりとした表情にすることができます。
俳優さんの眉毛は参考になる
テレビに出ている俳優さんの眉毛は非常に参考になります。
上の写真は佐藤健さんですが、眉毛がキリッと整っているため、目をつぶっていても目力の強さが伝わってきます。
アイブロウの使い方を動画でチェック
アイブロウの使い方を動画でチェックしていきましょう。
ペンシルやパウダーなどを使う前にまずは眉毛の形を整えることが大切ですので、そちらもしっかり行いましょう。
まずは眉毛の形を整えよう
生えムラがあったり眉毛が薄かったりする場合でも、ペンシルやパウダーを使う前に眉毛の形を整えておきましょう。
- 小鼻の脇・目尻・眉尻が一直線になるようにする。
- 眉山は眉頭から眉尻までを2:1に分けたところに作る。
- 眉頭は小鼻の付け根からまっすぐ上に上がったところに作る。
- 眉毛の上側は伸び過ぎている部分なのでカットする。
- 眉毛の下側と眉頭の先端はムダ毛なのでカットする。
コームとハサミを使って眉毛の形を整えていきましょう。動画内での手順は以下の通りです。
- 毛の流れに沿ってコームを入れ、流れを一定にする。
- コームを上から入れ、はみ出した下の部分をカットする。
- コームを下から入れ、はみ出した上の部分をカットする。
- 眉山から眉尻のラインに沿ってコームを入れ、はみ出した部分をカットする。
- コームを入れて再度流れを整える。
- コームを使って毛の長さを一定にし、カットして厚みを整える。
- はさみを使って形からはみ出している毛を直接カットする。
- 離れた部分にある毛は毛抜きで抜いておく。
眉毛の薄い人でもここまで変化する!
実際に眉毛が薄い方がプロの方に眉毛を書いてもらっている動画です。
最初と最後を比べると格段に表情に差が出ることがわかります。
- コームやはさみを使って眉毛を整える。
- ペンシルは塗りつぶすのではなく、毛1本1本を生やすようなイメージで書く。
- ペンシルで眉毛の輪郭をはっきりさせ、ムラがあるところを入れるように書く。
- ブラシを使って色をならしていく。
- 全体的にバランスの良い濃さになったら、パウダーを使って立体感とボリュームを出す。
- ブラシを使って色をならしながら色を乗せていく。
- はみ出した場所や形を整えたいときは綿棒で修正する。
- 眉頭もペンシルで形を整える。
ペンシルとマスカラを使った眉毛の書き方
マスカラ・ペンシル・パウダーを使った眉毛の整え方をチェックしていきましょう。
- 書いた眉毛が黒すぎると不自然なので、マスカラで明るめの色を乗せておく。
- マスカラと同系色のペンシルで毛1本1本を書き足していくように眉毛を書いていく。
- 眉毛がない部分にペンシルで書いていく。生えムラ・眉頭・眉尻を書き足すのがポイント。
- 失敗した場合は綿棒に乳液を少しだけ付けてぬぐうとよい。
- パウダーを乗せていく。ブラシではなくアイメイク用のスポンジを使うのもおすすめ。
- 自分の眉毛よりもやや明るめのパウダーを乗せてぼかしていく。
- 最後にティッシュなどを使って優しくぼかしていく。
アイブロウの色の選び方を知ろう
アイブロウの色を選ぶときのポイントをチェックしていきましょう。
濃すぎても薄すぎてもバランスが悪くなりますので、色のチョイスは非常に重要です。
髪の毛の色を基準にする
髪の毛の色を基準としてアイブロウの色を選びましょう。同じような系統の色を使わなければ眉毛だけが目立ってしまいます。
髪の毛よりもやや明るめの色をチョイスしておけば非常にバランスがよくなります。
真っ黒にしすぎない
髪の色が黒いからといって、眉毛を真っ黒にしすぎないように注意しましょう。
黒に近いこげ茶色ぐらいにしておいた方がきれいに見えます。
真っ黒すぎる眉毛は実際よりも濃く太く見えるため、意外と目立ちます。
髪の色を変えたときは眉毛の色も修正する
髪の色を変えたときは、パウダーやマスカラを使って眉毛の色も変えてしまうとよいでしょう。
髪と眉毛の色で上手くバランスを取ると顔の印象が変わります。
アイブロウの道具の選び方を知ろう
アイブロウにはペンシルタイプの他にさまざまな種類があります。
それぞれメリット・デメリットや用途の違いなどがありますので、チェックした上で最適なものを選びましょう。
ペンシルタイプ
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最も使いやすく、初心者でも簡単に使えるのがペンシルタイプです。
眉毛用の色鉛筆だと考えるとわかりやすいですが、塗りつぶすように使うと不自然に濃すぎる眉毛になるので気をつけましょう。
眉毛に生えムラがある人やポイントで直したいという人にはおすすめです。
リキッドタイプ
リキッドタイプは筆のような形をしており、ペンシルタイプよりも長持ちするのがメリットです。
ただし「長持ちしやすい」ということは「落としにくい」ということでもあるため、初心者には使いづらく失敗しやすいといえます。
パウダータイプ
パウダータイプはアイシャドウのようにパレットに固めた粉末が入っているもので、ブラシで眉毛に書いていきます。
1つの商品に複数の色が入っているものもあるため、日替わりで少し雰囲気を変えたり混ぜて使ったりすることができます。
眉毛の部分によって違う色を使うことも可能です。
眉毛全体にアイブロウを乗せていくため、立体感を出す場合や全体的に薄い人におすすめです。
マスカラタイプ
マスカラタイプは女性がまつげのボリュームを出すのに使うマスカラと同じような小さなブラシ状になっています。
パウダーではなく液状なので、眉毛全体に使うとよいでしょう。
パウダータイプよりも色味が強めなので、眉毛の色を変えたい人におすすめです。
初心者はペンシルかパウダーから始めよう
初心者のうちはピンポイントで眉毛を直せるペンシルタイプか、少しずつ全体を修正できるパウダータイプから始めましょう。
リキッドタイプやマスカラタイプは液状なのでつけすぎてしまうことが多く、失敗しても直しにくいので気をつけましょう。
男性用・女性用のどちらを使うべき?
男性向けのアイブロウも販売されていますが、気に入った色や使い勝手を考えて女性用を選んでも全く問題ありません。
むしろ女性用のアイブロウの方が商品が多いため選択の幅を広くすることができます。
眉毛を整えるときの注意点をチェック
眉毛を整えるときには、以下の点に注意しておくとよいでしょう。
メイク落としを使ってしっかり落とす
1日が終わったら、メイク落としを使ってしっかりと落とすようにしましょう。
ペンシルやパウダーは簡単に落ちますが、マスカラやリキッドタイプはメイク落としを使ってしっかりと落とすことが大切です。
週1ペースでお手入れをする
眉毛も髪の毛と同じように伸びてくるため、週に1回くらいのペースで眉毛を整えましょう。
伸びたままの眉毛ではだらしなく見えてしまいます。
ほどほどに行う
カットしすぎ・抜きすぎはもちろん、アイブロウを乗せるときに濃すぎないようにすることも重要なポイントです。
カットしすぎたり抜きすぎたりすると最終的に眉毛が無くなってしまうということがあります。
また色が濃すぎたり塗りつぶすようにすると眉毛が目立ちすぎてしまいます。
最終的に自分にとってベストな眉毛が見つかるまでは、微調整しながらほどほどに行っていきましょう。
プロに任せてみるのもよい
美容サロンやクリニックなど、プロに任せてみるというのも一つの手です。
プロの手で理想的な眉毛を作ってもらい、次からはそれをお手本として自分で眉毛を書けるようにすると良いお手本になります。
おすすめなアイブロウを紹介まとめ
眉毛を整えてアイブロウで書き足すだけで人相が変わります。目力が増したり明るい印象になったりします。
眉毛が濃すぎるという人もパウダーやマスカラで色を明るくすることで眉毛の印象を薄めることができるのでおすすめです。
自分にとってベストな形や色の眉毛を作れるようにしましょう。